定年退職の人には花束を贈ろう!おすすめの種類と注意点などをご紹介
定年退職される方への贈り物といえば、花束が定番です。昨今は定年が早まっているとされていますが、やはり定年まで会社にいてくれた、仕事でも人生でも頼れる先輩である方の門出は盛大に行いたいものです。この記事では、そんな定年退職される方への贈り物として花束を選ぶ際の注意点やおすすめの花束、花束以外の形式にはどんな種類があるのかなどをご紹介します。
定年退職におすすめの花束5選〜男性向け〜
男性に花を贈る、というシチュエーションが人生であまりないという方も多いかと思います。父の日に花を贈ったことがある、男性の先輩に贈ったことがあるという方もいるかと思いますが、実際贈るのならお酒や文房具などの嗜好品・実用品のほうが良いのでは、となることもありますよね。
贈られた方も気恥ずかしさがある場合もありますし、なかなか送る機会は少ないものです。
しかし、だからこそ定年退職という大事な場面では花を贈るのが大切と言えます。今回は、落ち着いた色、華やかさがありながらも華美すぎない、男性にも似合う花束を5つご紹介します。
オレンジのミックスカーネーションの花束
5本前後のカーネーションをまとめた小ぶりな花束です。オレンジ色には明るさや活発さといった太陽のようなイメージがある一方で、ハロウィンのかぼちゃなどで暗い色を持つイベントにも合うイメージがあり、どんなシチュエーションにも合う色となっています。
カーネーションは色によって花言葉が変わる花でもありますが、オレンジは「純粋な愛」「熱烈な心」など強い気持ちを表すのにピッタリです。
グリーンのカーネーションの花束
10本前後の緑色のカーネーションのみをまとめた、少し大きめな花束です。落ち着いた色の花のみをまとめているので、上品でエレガントな花束になっています。本来花は虫などに見つけてもらうために明るい色をしていますが、この花はクロロフィルを含んだ落ち着いた野菜のような色をしています。優しく淡い自分だけがその人の良さを見つけられているような特別感のある花束になりますね。
グリーンのカーネーションは「癒やし」「純粋な愛情」といった優しい花言葉を持っています。
イエローのバラの花束
5本前後のバラをまとめた小ぶりな花束です。日本では、父の日のプレゼントといえば黄色いバラが定番となっています。これは、魔除けの意味を持つ黄色いリボンをかけた花束を贈る風習がこのように変化したようです。
バラも色により花言葉が変わる花です。黄色いバラは「友情」「平和」「献身」といった穏やかなイメージの多い言葉を持っています。
白系とグリーンを主体にまとめた花束
白とグリーンを中心としたシックな雰囲気の花束で、かなり大きめなサイズです。花らしい華やかさは控えめですが、その分落ち着いた雰囲気の上品さが増しています。ゴージャスな雰囲気が苦手な方にはピッタリな花束ですね。
白い花には「純粋」「無垢」といった素直な花言葉を、緑の花には「控えめな愛」「追憶」といった優しい花言葉をもつ花が多く、色だけでなく伝えたいメッセージとしても優しい花束になりますよ。
イエローガーベラの花束
20本前後のイエローガーベラをまとめた大きめな花束です。八重ではない大輪のガーベラをまとめているので、存在感や見応えのあるどっしりとした花束になっています。落ち着いた雰囲気がいいけれど華やかさがほしいときにはピッタリです。
ガーベラも色で花言葉の変わる花ですが、イエローガーベラは「究極の美しさ」「究極の愛」「優しさ」といった言葉を持っています。素敵だという気持ちも込められますね。
定年退職におすすめの花束5選〜女性向け〜
女性は折々で花を贈られる機会も多いため、その分、目が肥えている方も多い傾向にあります。また、女性は華やかさを好んでいたり落ち着いた色合いを好んでいたりなど、好みの幅が広いので、贈る選択に悩んでしまいます。
しかも花束ともなれば、1つを選べば良いだけではなく色々な花の調和など見所もたくさんあります。そんな悩ましい花束選びの選択肢として、こちらの華やかで上品な花束5種はいかがでしょうか。
ミックスカーネーションの花束
5本前後のさまざまな種類のカーネーションをまとめた小ぶりな花束です。母の日に定番のカーネーションですが、色々なカラーリングを集めてまとめるだけでもしっかりと見応えのある花束になってくれます。
花言葉が多いと解説しているカーネーションですが、共通の花言葉は「無垢で深い愛」です。くしゅくしゅと波打った花びらがとっても可愛い花でもあるので、定番の選択肢としておすすめです。
ピンクガーベラの花束
10本前後のピンクガーベラをまとめた大きめな花束です。ピンクガーベラは、花びらのピンクと中心部分の黄色のコントラストがあり、花らしい凜とした強さとピンク色の持つ柔和さを感じられる花束になっています。
ピンクのガーベラは「感謝」の花言葉を持っており、ストレートに今までの感謝の気持ちを伝えることもできます。
濃いミックスカーネーションの花束
20本前後の強い色合いのカーネーションをまとめたかなり大きめな花束です。上で紹介したミックスカーネーションの花束より強い色のカーネーションを集めていますので、一目で分かる鮮やかさがあり豪華な印象を受けます。
カーネーションの色ごとに違う花言葉に濃い赤が「私の心に悲しみを」紫が「気品」もあるため、さりげなく離れる悲しみを伝えられるのも良いですね。
ミックスカラーで小花を集めたナチュラルな花束
さまざまな種類の花を長さ60㎝、幅45㎝にまとめたかなり大きめな花束です。暖色系の花をメインに可憐で落ち着いた印象が持てるように仕上げてもらえます。花の種類や花言葉といった難しいことを考えずにプロにお任せできてしまうのでとても便利です。
ホワイトカラーの花束
ホワイトの花を集めた、上品で可愛らしい花束となっています。白以外の花もまとまっているので、清楚で落ち着いた印象だけでなく、華やかで豪華な印象も与えてくれます。定年退職をする方に、今までの感謝の気持ちと新たな門出を祝う気持ちを伝えられることでしょう。
定年退職に花束を贈るときのポイント
定番な贈り物の花束ですが、贈るときに注意しないと、相手に迷惑がかかってしまう可能性があります。ここからは、相手が困らないようにするためのちょっとした気遣いに良いヒントになりそうなポイントをいくつかご紹介します。
あまり大きすぎない花を選ぶ
職場まで通う際に、電車などの公共交通機関を利用する方がほとんどでしょう。そのため、大きすぎる花束や花は持ち帰るときに困ってしまう可能性があります。電車では当然人の目がありますし、気恥ずかしい思いをしてしまうかもしれません。自家用車で通っている場合でも、あまり場所を取ると載せたり下ろしたりする際に大変になってしまうかもしれません。大輪の花は美しいですが、その分潰れてしまうとショックも大きいです。ほど良い大きさを選びましょう。
持ち帰りの袋を用意する
花束は意外と普通の袋には入りづらいもの。すっぽり入ってしまうと潰れたり倒れたりが気になり、逆に頭だけ出ていると見栄えが知らない人に自慢しているように思ってしまったり不安定で外に落ちないか不安になったりしてしまうものです。花束用の先が細くなっている持ち運べる袋も市販されておりますし、丁度良いサイズの紙袋などがあればつけておくと喜ばれること間違いなしでしょう。
メッセージカードを付ける
花束だけでは少々味気のないものです。「今までありがとうございました」の一言でも構わないので、手書きのメッセージカードがついていると良いでしょう。一言書いてくれる方が多ければ、手紙のようなカードにしても良いかもしれません。贈り物が花束だけでなく何か別のものをつける場合でも、一言手紙のようなものがあると、さらに気持ちが伝わりやすくなりますよ。
季節の花を入れよう
日本には四季があり、季節毎に咲く花は異なります。季節に合った花を花束に入れておくと、季節自体を楽しめますし、毎年その季節になって花を見たときにお互い思い出して素敵な時間を過ごすことができるかもしれません。スタンダードな花を詰め合わせるだけではない、という意味でも季節の花を入れるのはおすすめです。
遠方なら自宅に届けるのもおすすめ
持ち帰っている間に花が弱ってしまうと悲しいですよね。花は案外デリケートななまものですので、持ち運んでいる時間にもゆっくりと状態は変わっていってしまっているものです。そのため、自宅に直接届ける方法も選択肢の1つに入れるのはいかがでしょうか。しかし、自宅に直接贈る場合は、先に贈る方へ許可をとっておくことを忘れないようにしてください。
定年退職に贈れるのは花束だけじゃない!おすすめの形式とは
定年退職の贈り物として定番なのは花束ですが、花を贈りたい、ということであれば花束以外の花を贈る形式を選ぶのも良いでしょう。持ち運びや飾る場所が難しい花束に変わって、花を贈れる形式を4つご紹介します。
フラワーボックス
お名前の通り箱に詰まった花のことです。四角や丸の箱にぎっしりとフラワーアレンジした花が詰め込まれています。箱のままなので、蓋を閉めれば持ち運びで形が崩れたり花が潰れたりすることもありませんし、そのまま飾っても可愛らしいのでおすすめです。
アレンジメントフラワー
こちらは花束のように華やかにまとめられた花ですが、花瓶などもセットになっており、そのまま飾れる形式です。陶器のような器から蔓籠のような自然な見た目の器、ケージのようなスタイリッシュな見た目の器など、さまざま種類の器にどっしりと飾られた花は、持ち運びにも飾るのにも役立つ贈り物の花の形になっています。
プリザーブドフラワー
プリザーブドフラワーは「保存された」という意味で、名前の通りに生の花を特殊な方法で長く楽しめるように加工したものとなっています。見た目は生の花そっくりで、そのまま手を掛けずに3~5年もの長い間楽しめるため、定年退職の残る贈り物としてもピッタリとなっています。
定年退職に花束を贈るときの疑問
定年退職する方へ花を贈りたい!となったときにいくつか悩んでしまうことはありますよね。種類のこともそうですが、他にもちらほらと悩んでしまうマナーなどがあると思います。ここでは疑問になりそうな「相場」「ドライフラワー」「鉢植え」についてを解消していきたいと思います。
相場はどれくらい?
贈る花束の相場は、関係性によって変わってきます。個人で贈る場合の一般的な相場としては、同僚には3,000〜5,000円、上司には5,000〜10,000円程度となっています。また、部署や課などのグループで贈る場合には、10,000〜20,000円で1人辺りが2,000〜3,000円程度負担するのが一般的です。
ドライフラワーでも大丈夫?
生の花を乾燥させ、長く日持ちするようになったドライフラワー。最近では長く楽しめることから贈り物として選ばれることも増えました。贈り物は気持ちが一番ですので、ドライフラワーを選んでも問題はありません。しかし、乾燥した花ですので新しい門出を祝うという意味では不向きかもしれません。
鉢植えは贈ることができる?
病院見舞いなどには「根がついている」ことが「寝付く」を連想するため避けたほうが良いと言われる鉢植えは、定年退職の贈り物としてはあまり向いていないかもしれません。もちろん気持ちとしてずっと大切に育ててほしいといった気持ちがあれば鉢植えでも悪くはないと思います。
定年退職に花束を贈るならネット通販がおすすめ
お店で買って用意すると、会社まで運んだりどこかに置いておいたりするのが大変ですよね。そのため、ネット通販で購入する、というのを選択肢の1つとしてみるのはいかがでしょうか。当日取りに行ったり、朝誰かに取りに来てもらったりという手間も省けます。特に、ネット通販の花束ではシチュエーションに合わせたプレゼント専用となっている、気品が強くエレガントな花束を選ぶことが可能です。お店の在庫などを心配する必要もないので、相手に合った花を選びやすいでしょう。
種類が豊富
実店舗の花屋さんだと、「その日そのときにどうしても入れてほしかった花がない」なんてこともあるかもしれません。特に、花は時期があるので、時期を外したら「ほしかったあの花がない」なんていうことも起こりえます。ネット通販であれば、時期を外した花でも見つかるかもしれません。
当日配送をしてくれる
日付を指定すれば、その日に配達してくれるのもネット通販のメリットです。花に関わるプロが梱包したものをプロが運搬してくれるので、渡すまでに崩れてしまう心配がないのも安心できるポイントです。当日近い時間に皆で花屋さんに行ったり、朝どこかで受け取ってきてもらうような手間が省けるのもおすすめと言えます。
定年退職の花束を購入するならフラワーギフトラボへ
定年退職の花束の購入を検討している方は、ぜひフラワーギフトラボへご相談ください。全国に24時間以内の配達が可能で、ラッピング・立て札が無料で、高級感のある特別なフラワーギフトをたくさん用意しています。都市近郊やイベント会場では自社配送もしておりますので、自分で運んでいる途中に花が痛んでしまうといったハプニングが起こる心配もありません。今回紹介した商品以外にも、さまざまな種類の花束があるので、ぜひチェックしてみてください。
まとめ
定年退職される方への贈り物として定番の花束。男性に贈る花束としては、黄色や白、緑といった落ち着いた色が人気です。女性なら華やかかつ落ち着いた色合いのものが好ましいでしょう。そんな花束自体からおすすめなもの、贈るときの相場や気をつけたほうが良いことなど、花束を選ぶ際の悩みが解消できていましたら嬉しいです。贈り主からも贈られた方も幸せになれるような花束選びの参考になれば幸いです。