お花の贈り物は、特別感があるのではないでしょうか。なぜなら、お花は記念日やお祝いごと、お見舞い、イベントなど特別な日に贈られることが多いためです。ビジネスにおいては、胡蝶蘭の鉢植えなどお花をお贈りすることはありますが、上場祝いや周年祝いなどのお祝いごとに限られています。そのため、海外のように日常的にお花をプレゼントするという方は少数派ではないかと思います。

しかし、近年、お花が身近な存在になりそうな流れが見られます。例えば、2020頃から毎月小さな花束が自宅に届く「お花のサブスク」なるサービスが登場。また、ワンコインから小ぶりの花束やドライフラワー、生花のボックスアレンジメントなどが購入できる「お花の自動販売機」が駅構内やコインパーキング内に設置されるようになりました。これらは若い世代の間で話題を呼び、お花を気軽に楽しむ方が増えたと言われています。

そこで、お花を気軽に楽しむという流れに乗って、日常的にお花をプレゼントしてみてはいかがでしょうか。例えば、恋人や奥様がいらっしゃるなら、サプライズプレゼントとしてお花をお贈りするのがおすすめです。最近は、若い方を中心に恋人や奥様の誕生日やクリスマス、記念日などにお花をお贈りする男性が増えてきています。しかし、何のイベントもないごく普通の日にお花をいただいたら、相手の方に驚かれると同時に、大変喜んでいただけるのではないかと思います。相手の方との関係性がより深まるかもしれませんね。

ご友人やお知り合い、ご親戚の自宅に招かれたときの手土産にお花を持っていくのもおすすめです。手土産というと、話題のスイーツやデパ地下のお惣菜などを持っていくという方は多いと思いますが、それらに小さなブーケや一輪のお花などを添えてみてはいかがでしょうか。手土産が一気におしゃれになりそうです。

日常的なシーンでお花をお贈りするときは、豪華なものよりも、小さな花束やカジュアルな雰囲気のフラワーアレンジメントなどが喜ばれます。あまりにも豪華なものをプレゼントしまうと、相手の方がかえって恐縮してしまうかもしれません。お花のなかでも人気が高く親しみやすいカーネーションやガーベラ、ひまわり、マムなどがおすすめです。

お花は、人の好みに左右されることが少なく、相手の方からは価格もわかりにくいものです。そのため、「相手の方に気に入ってもらえないかもしれない」と不安になる必要はありません。ぜひ、もっと気軽にお花をお贈りしてみてはいかがでしょうか。