成人祝いや出産祝い、開店祝い、送別会などなど、人生の節目などのイベントには、お花をお贈りするという方、またはいただいたことがあるというは多いかと思います。お花は、贈り物の定番というイメージが定着していますが、なぜお祝いがあるとお花を贈るのでしょうか。それは、相手の方を「喜ばせたい」「応援したい」という気持ちがあるためかもしれません。また、お見舞いなどにお花をお贈りするのは、相手の方が「癒されてほしい」という気持ちのあらわれではないでしょうか。

お花は、ヨーロッパやお隣・韓国では日常的にお花をお贈りする風習が根付いていますが、日本においては、フラワーギフトは特別な日にプレゼントするものというイメージをお持ちの方が多いかと思います。そのため、お花をいただけるのは特別な日。その「特別感」があるからこそ、お花をお贈りすると喜んでいただけるのだと思います。

また、お花には素敵な花言葉が付けられています。例えば、スイトピーの花言葉は「門出」。新たに事業を始める方やお引越しをされる方、転職されるかたにお贈りすると、励ましを感じていただけそうです。ナチュラルテイストの花束やアレンジメントによく使われるヒペリカムは、「悲しみは続かない」という花言葉で、落ち込んでいる人にとってはポジティブになりそうですね。このように、花言葉を使って相手の方へ応援している気持ちを伝えることができるのです。

最後に、フラワーギフトの癒し効果を紹介しましょう。人がお花を見ると、脳内にオキシトシン、セロトニン、そしてドーパミンという「幸せホルモン」と呼ばれる物質が分泌されます。オキシトシンは心に安らぎを与え、セロトニンは精神を安定させる効果があります。そのため、お花を見ると癒されると感じるのでしょう。一方、ドーパミンはモチベーションがアップするホルモンです。癒しとは異なりますが、集中力がアップし仕事や勉強の生産性が上がりますから、大変うれしい効果ではないでしょうか。

このようにお花には、素晴らしいパワーが詰まっているのです。さらに、お花はいつか枯れてなくなってしまう「消え物」です。そのため、いただいた方が保管場所に困るということはありませんし、「好みのものではない。でもいただきものだから捨てることもできない」と負担に感じることもありません。もし、相手の方がお花を飾る習慣がなく、花瓶などをお持ちでない場合は、フラワーアレンジメントがおすすめです。いただいた状態でそのまま飾れますので、お花の扱いになれていらっしゃらない方にも安心してお贈りいただけます。このように、お花は多くの方に喜んでいただけますので、気軽にお贈りしてみてはいかがでしょうか。