人はお花を見ることで「幸せホルモン」と呼ばれるドーパミンなどの分泌が促されるそうです。それによって気持が明るくなったり、ハッピーな気分になったりすると言われています。色にもそれぞれに心理的な効果がありますが、たとえばイエローは、燦々と輝く太陽の光や、穀物などの収穫を想起するような色として、未来や希望に満ちた印象を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実際にイエローの心理的な効果としては、明るく楽しい気持ちになったり、知識欲やチャレンジ欲がアップしたり、コミュニケーションが闊達になるといったことが言われています。そしてイエローのお花には、「友情」や「献身」、「真心の愛」、「あなただけを見つめている」、「希望」、「親しみやすい」などの花言葉が並んでいることもあり、明るく前向きで希望を感じられる印象があります。ちなみに日本には、父の日にイエローのバラを贈る習慣があります。またイタリアでは、3月8日の「ミモザの日（世界的には国際女性デー）」に、男性から女性へミモザのお花を贈る習慣があります。

実際に、イエローのお花には、どのような種類があるでしょうか。いくつか例を挙げますと、先に登場したバラやミモザをはじめ、マリーゴールドやベゴニア、ヒマワリ、ラナンキュラス、菜の花、ガーベラなど、ポピュラーなお花が目白押しです。とくに日本においては、イエローのお花は春や夏を連想するものというイメージを持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。その他にも多くのイエローのお花がありますので、ご興味をお持ちになりましたら、お調べになってみてはいかがでしょうか。

季節を感じられ、空間をパッと明るく彩るイエローのお花と相性の良い色のお花としては、白やネイビー、グリーン、オレンジなどもおすすめです。爽やかでみずみずしいお仕立てをお求めならば、グリーン、オレンジとの組み合わせもおすすめです。どのようなお祝いのシーンでもお喜びいただけるのではないでしょうか。

そしてイエローは、風水でも明るくポジティブなイメージで捉えられています。イエローは「陽の気」が強いため、陰の気が集まりがちな場所にお花を飾ることも推奨されています。なおもっとも相性の良い方角は西で、金運アップが期待できますので、コミュニケーションの効果を含めてビジネスやご商売系の方への贈り物として、イエローを主体としたフラワーギフトはおすすめです。