優雅な美しさを持ち、華やかな雰囲気溢れる赤いバラの花。一輪飾るだけでも、強い存在感を放つ、大変目を惹くお花ではないでしょうか。また、赤いバラは「情熱」「熱烈な恋」「あなたを愛しています」という花言葉を持つため、プロポーズのときの贈り物として選ばれることが多いお花です。しかし、赤いバラはプロポーズ以外の幅広いシーンでもお贈りできるのではないでしょうか。

例えば、風水では赤い色は非常に強いエネルギーを持っていると考えます。そのため、ここ一番という勝負時に力を発揮できるよう、サポートしてくれる色で、勝負運や仕事運を向上してくれる色とされています。色彩心理学でも、赤い色は「情熱」「リーダーシップ」「達成」「エネルギッシュ」という意味を持ちますから、物事を成し遂げようとしている方やビジネスパートナーの方にお贈りすると、喜んでいただけるのではないでしょうか。

これらの風水の赤い色の開運効果や色彩心理学の赤い色が持つ意味は、信憑性がありそうです。なぜなら、人は赤い色を見ると心身が活発になり、「やるぞ！」というモチベーションがアップすることがわかっているためです。赤い色を見た人は、身体を活動的にする交感神経が活発になります。交感神経が活発になると、呼吸が早くなり、体温が上昇し、脳内では神経伝達物質の一つであるドーパミンが分泌されます。ドーパミンは、意欲を作ったり感じたりするだけでなく、快感や多幸感も得られますので、風水効果や色彩心理学でいう赤い色の効果というのは、事実だと言えるかもしれませんね。

また、赤いバラの花は、還暦を迎える方にお贈りするのもおすすめです。還暦とは、満60歳のことで、10日間を一区切りにし1日ずつ名前を付けた「十干」と「十二支」を組み合わせた干支が一巡して、生まれた干支に戻ることを指します。生まれた干支に戻ることを「赤ちゃんに戻る」ことから、還暦を迎える方に赤いちゃんちゃんこを着せるのです。しかし、近年は、還暦を迎えても、若々しく美しい方が増えてきました。老人扱いされることを好まない方も多く、赤いちゃんちゃんこではない贈り物を喜ばれる方も多いようです。そのため、赤いちゃんちゃんこのかわりに、赤いバラをお贈りしてみてはいかがでしょうか。特に女性の方には、大変喜んでいただけるのではないかと思います。

こうしてみると、あらゆる方に赤いバラをお贈りできそうです。お祝いのシーンを華やかに彩ってくれますから、赤いバラの花束を贈り物に選んでみてはいかがでしょうか。