幾重にも重なる花びらが豪華で美しいバラの花。その美しさは、古くから人々を魅了してきました。華やかな姿は、お祝いを彩るのに適しており、多くの方に贈り物として選ばれています。特に深紅のバラの花束は、プロポーズをするときの贈り物に選ばれることが多いでしょう。相手への愛を伝えるには、情熱的な雰囲気を持つ赤いバラはうってつけだと言えそうです。また、赤いバラの花は「情熱」「愛情」「美」「ロマンス」といったロマンチックな花言葉が付けられていることも、プロポーズのときに贈られる理由の一つかもしれませんね。

それゆえ、赤いバラの花束はプロポーズという印象をお持ちの方は多いのではないでしょうか。しかし、赤いバラの花束はプロポーズ以外にも贈り物として喜んでいただけそうです。例えば、赤い色には「情熱」「リーダーシップ」「達成」「エネルギッシュ」といった意味を持っています。そのため、ビジネスパーソンへのプレゼントやビジネスシーンでの贈り物にすると喜んでいただけそうです。ビジネスでは、目標の「達成」やプロジェクトを牽引する「リーダーシップ」、仕事を遂行しようとする「情熱」は重要です。「エネルギッシュ」であることを求められることも多いものです。赤いバラの花束をいただいたら、モチベーションが上がり、ビジネスがうまくいくかもしれませんね。

ちなみに、赤が持つ意味は、科学的に裏付けされています。人が赤い色を見ると、身体を活動的にする交感神経が活発になり、呼吸が早くなり、体温が上がります。脳内で神経伝達物質のドーパミンが分泌され、やる気を上げてくれます。やる気が高まれば、仕事のパフォーマンスが上がりますし、プロジェクトが座礁してしまっても、解決しようと前向きになれるでしょう。

また、バラの花言葉はロマンチックなものが多いのですが、中には、ご友人やお知り合いなどにおすすめの花言葉もあります。例えば、22本のバラは「あなたの幸運を祈る」、30本のバラは「ご縁があると信じています」という花言葉が付けられていますから、恋人でなくてもお贈りできるのではないでしょうか。

深紅のバラは愛情を示す花やプロポーズの花というイメージが強いため、恋人や奥様以外にお贈りするのは、憚れるかもしれません。しかし、バラの花は非常に人気が高いお花ですので、ほとんどの方は、喜んで受け取ってくださるのではないかと思います。また、日本では赤い色は縁起の良い色として考えられてきましたので、縁起を気にされる方にお贈りするのもおすすめです。お祝いでお花をお贈りする機会がありましたら、深紅のバラの花を選んでみてはいかがでしょうか。