母の日に贈る花として知られているカーネーション。古くから、母親に感謝の気持ちを伝える花として親しまれてきました。しかし、カーネーションは母の日に贈るだけではもったいないと言えるほど、多くの魅力を持っています。

カーネーションの魅力は、なんと言っても可愛らしくも華やかな姿ではないでしょうか。繊細なフリルが幾重にも重なるような花びらが何とも美しく、数あるお花のなかでも高い人気を誇るのも頷けます。ピンクや赤、白、黄色、オレンジなどのカラーバリエーションも豊富なことも魅力のひとつ。お贈りする相手の方の好みやシチュエーションに合わせて、お花の色を選べます。さまざまな方へお贈りできるのではないでしょうか。

恋人にお花をお贈りするときにも、カーネーションはおすすめです。なぜなら、カーネーションには「愛」に関する花言葉つけられているからです。カーネーションの花言葉といえば、赤いカーネーションの「母への愛」が一般的によく知られていますが、恋人に向けて贈りたいロマンチックな花言葉も持っています。例えば、ピンクの「美しい姿」「熱愛」、白の「純粋な愛」「私の愛は生きています」などです。どの言葉も、恋人や奥様へお贈りしたら喜んでいただけそうですね。

ご友人やお知り合いなどにカーネーションをお贈りするときは、本数ごとの花言葉を参考にすることをおすすめいたします。多くの花は花の色ごとに異なる花言葉が付けられていますが、カーネーションはお贈りする本数によって異なる花言葉を持っています。例えば、カーネーション1本で「感謝」、2本は「誠実」、3本は「幸福」、4本「信頼」、5本「希望」となります。こちらの花言葉なら、どのような方へもお贈りできるのではないかと思います。

さらに、カーネーションは比較的日持ちが良いお花です。適切な場所に飾っていただければ、厳しい夏を除けば、10日～2週間にわたって楽しめます。通常、切り花は数日から10日ほどで寿命を迎えるといえわれていますから、カーネーションの寿命は長いと言えます。切り花は、いつかは枯れてしまうものですが、大切な方から頂いたお花をできるだけ長く楽しみたいと考える方は多いのではないでしょうか。そのため、長持ちするカーネーションは相手の方に喜んでいただけるのではないかと思います。

このように、カーネーションは素晴らしい魅力を持っています。母の日に限らず、さまざまなお祝いのシーンでカーネーションをお贈りしてみてはいかがでしょうか。