プライベートなお祝い事として、お誕生日や結婚記念日など、様々な人生の節目にお花を贈ることがあると思いますが、年間を通してあまりお花を贈る機会は多くはないのではないでしょうか。何か特別な事でもないとお花を贈るのはなんだか恥ずかしいかもしれませんが、日本にはお花を贈る良いきっかけとなりそうな日があるのをご存知でしょうか。

そのひとつが4月22日は「よい夫婦の日」です。家族問題に関する人々の関心を高めるため、1989年11月の国連総会によって1994年が「国際家族年」と定められ、これをきっかけに講談社が1994年に「よい夫婦の日」を制定したそうです。お互いに感謝の気持ちを伝え合う日になることを目指して提唱されたもので、「よ（4）い夫婦（22）」の語呂合わせからこの日に決められました。

でもどんなお花を贈ったら良いか迷うこともありますよね。お花屋さんの店頭やインターネットで相手の方の好みそうな色合いのお花を探すのも良いかと思います。大袈裟な花束やアレンジメントである必要はありません。なんだったらお花１本だけでも良いのではないでしょうか。お花には１本だけでも人を笑顔にしてくれる力があります。

それでも何かしら形になる気持ちのこもったものを贈りたいときには、花言葉で選ぶのもおすすめです。「ダズンローズ」はロマンティックな意味が込められた12本のバラのことを言います。12本には、それぞれ「感謝、誠実、幸福、信頼、希望、愛情、情熱、真実、尊敬、栄光、努力、永遠」の意味が込められているといわれています。なかなか普段言葉では伝えられない気持ちをこのダズンローズに込めるのも良いかもしれません。

バラだと少し気取っているように思われるかもしれませんが、そんなときにはガーベラもおすすめです。バラよりも気取らず、可愛らしい雰囲気を持つガーベラは日頃の感謝を伝えるお花としてぴったりだと言えます。ガーベラにもたくさんのポジティブな花言葉が付けられており、色ごとにも花言葉が変わります。ピンク色のガーベラには「感謝」「前向き」など、赤色のガーベラには「燃える神秘の愛」「チャレンジ」など、黄色のガーベラには「究極の愛」「優しさ」などの花言葉が付けられています。

お花を贈るというと男性から女性へのイメージがあると思いますが、女性から男性へ贈るのも良いのではないでしょうか。お花が２人の関係をより深いものにしてくれるはずです。