古くから、バラと人は密接な関係にあるのをご存知でしたか。紀元前からバラの栽培がされており、古代エジプトの女王・クレオパトラは、バラをスキンケアアイテムのように活用していました。また、香りを楽しんだり、薬としても使われたりしていたこともわかっています。芸術家はバラからインスピレーションを得ていたようで、さまざまな絵画に描かれたり、美しい女性をバラに例えて表現しそれを楽曲にしたりしてきました。こうしてみると、バラは人にとって、なくてはならない存在なのかもしれません。

現在では、バラは観賞用や贈り物として活躍しています。中でも、愛の告白やプロポーズなどに贈られることが多く、ロマンチックな演出をしてくれています。そのため、バラの花束は恋人や奥様に贈るお花というイメージをお持ちの方は多いかもしれませんね。しかし、お友だちやご家族、お知り合いなどにもバラの花をお贈りしても喜んでいただけるのではないでしょうか。

例えば、赤いバラは「プロポーズ」のイメ―ジが非常に強いかもしれません。しかし、赤い色は「情熱」「リーダーシップ」「達成」「エネルギッシュ」といった、力強い意味を持っています。また、風水的にも、赤は勝負運や仕事運を向上させ、ここ一番という勝負時に力を発揮できるよう助けてくれる色とされています。そのため、プロジェクトを抱えたビジネスパーソンや勉強に打ち込んでいる方、大きな取り組みを成し遂げようとしている方へお贈りすると喜んでいただけそうですね。日本では、古来より赤は「ハレの日」を表すおめでたい色であると考えられてきましたので、縁起の良い贈り物になりそうです。

白やピンク、オレンジ、黄色などのバラなら、赤いバラよりも気軽にお贈りできるのではないでしょうか。白いバラには「深い尊敬」、ピンクのバラは「感謝」、オレンジのバラは「幸多かれ」、そして黄色いバラには「友情」という花言葉が付けられておりますので、ご友人・ご家族にお贈りするのにおすすめです。ビジネスパートナーやお取引先の企業様へもお贈りできるのではないかと思います。お贈りするときには、ぜひ花言葉を添えていただくと、より素敵なプレゼントになりそうですね。

贈り物のお花をお選びになる際、「バラは恋人に贈るお花だから」と選択肢から除外せず、検討してみてはいかがでしょうか。バラの花は世代や性別を問わずに人気の高いお花ですので、素敵な贈り物として喜んでいただけるのではないかと思います。