日本では古くから紅白のイメージをたいへん縁起の良いものとして来ました。国旗の配色をはじめ、お祭りなどの際に用いられる紅白垂れ幕、テレビの歌番組など、さまざまな「紅白」が思い浮かびます。そうした紅白のイメージは、諸説ありますが、平安時代の源平合戦が起源とも考えられています。それが縁起の良いものとして捉えられるようになったのは、花嫁衣裳（白無垢）の裏地にあしらわれている赤との組み合わせによるものとする説があります。

シチュエーションによっては、そのような紅白のイメージをフラワーギフトで展開すれば、縁起の良い飾り物としてお喜びいただけそうです。たとえば紅白の胡蝶蘭はたいへん格調高く、フォーマルな雰囲気の贈り物としてもおすすめできます。またスタンド花も、存在感を十分にアピールすることができるフラワーギフトとして人気のアイテムです。企業系のお祝いはもちろん、さまざまな形態のお店にも、アーティストへの個展開催祝いにも、そして結婚祝いにも相応しいと言えます。ちなみにスタンド花は1段タイプ、よりボリュームを持たせた2段タイプ、また高いデザイン性のスタンドを用いたタイプなどがあります。スタンド花にはさまざまなお花や葉物などが用いられ、フラワーギフトラボにおいても、たいへん多くのバリエーションをラインアップしています。

そうした中で紅白のお花を主体にあしらうことを前提として、まず赤いお花にはどのような種類があるでしょうか。日本においては、母の日に赤いカーネーションを贈る習慣がありますので、赤いお花と言えばカーネーションを思い浮かべる方もいらっしゃるのではないでしょうか。また、「花の女王」とも呼ばれているバラも、たいへん人気のあるお花です。その他アネモネ、ラナンキュラス、ポピー、ダリア、ポインセチアなどポピュラーなお花が多くあります。

一方で、白いお花にはどのような種類があるでしょうか。ピュアな印象のある白いお花は、艶やかで熱量を感じる赤いお花と相性が良いですし、葉物のグリーンと組み合わせれば、クリスマスのようなイメージづくりをすることもできます。なお白いお花には、バラやカラー、ダリア、チューリップ、ユリ、胡蝶蘭などのお花があります。赤も白も、ここで挙げたお花以外にも多くの種類がありますので、ご興味をお持ちになりましたら、お調べになってみるのもおすすめです。お花選びが、より一層楽しくなるのではないでしょうか。