皆様は、恋人や奥様、パートナーの方などへお花をお贈りしたことはあるでしょうか。日本では、フラワーギフトはお祝い事やイベントなどでお贈りする「特別なもの」という認識が強いかもしれません。しかし、欧米諸国では、記念日でも何でもない日に男性が女性にお花を贈る習慣があります。フランスでは、女性に贈るためにマルシェで花束を買う男性の姿をよく見かけますし、イギリスのフラワーショップは金曜日の夜になると、花束が店頭に並び、恋人や家族と過ごす男性が花束を購入するのは日常的なシーンです。

では、パートナーや恋人などにどのようなお花をお贈りするとよいのでしょうか。お祝いの品としてお贈りするのではないのであれば、基本的にどのようなお花でもお贈りしても問題はないでしょう。

ただし、気を付けたいのが花言葉です。お花によっては、ネガティブな花言葉が付けられており、中には気にされるという方もいらっしゃるようです。黄色いバラは「嫉妬」という花言葉を持っているのですが、「あなたに恋します」「献身」という花言葉を持ち合わせていますので、黄色いバラをお贈りするときは、誤解されないようポジティブな花言葉をお伝えすると安心ですね。

お贈りする相手の方の雰囲気に合わせたものを選ぶのも素敵かと思います。花束やアレンジメントなどは、用いるお花の種類や色、そしてどのように形成するかによって、大きくテイストがかわります。小花を集めてボリュームを出したものは、ふんわりとした柔らかさやかわいらしさを感じますし、大輪で濃い色のお花ならゴージャスな雰囲気となるでしょう。相手の方の雰囲気を表したようなものをお贈りすると、さらに喜んでいただけそうですね。

特別な相手にお贈りするお花と言えば、「バラ」を思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。花びらが幾重にも重なる姿は、とてもロマンチックで、バラの花束をもらってみたいと考える女性は多そうです。さらに、バラには「愛」にまつわる花言葉が付けられていますので、愛情表現が苦手だという方は、バラをお贈りしてみてはいかがでしょうか。

欧米と同じように、日常的にお花をパートナーなどにお贈りするのは、気恥ずかしさを感じてしまうかもしれません。しかし、多くの女性はお花をいただいたらうれしいと感じているようです。花をお贈りすることはハードルが高いと感じる方は、最初は、小さな花束やアレンジメントからお贈りしてみることをおすすめいたします。小さなものでも、きっと喜んでいただけるでしょう。