お祝い事などで、相手の方にお花をお贈りするという方は多いのではないでしょうか。お花はその美しさから、見る人を華やいだ気持ちにしてくれます。そのため、花束やフラワーアレンジメントなどは、お祝いのシーンに適したギフトと言えるでしょう。相手をお祝いする気持ちをさらに伝えたいなら、赤いお花のフラワーギフトをお贈りしてみてはいかがでしょうか。赤い色は、日本では古くから「お祝いの色」と考えられ、お祭りや結婚式などによく使われています。これは、赤は「太陽の色」や「炎の色」として、大切な色だとされてきたことが由来になっていると言われています。

また、赤いお花は応援したい方へお贈りするのもおすすめです。赤は色彩心理学において、見る人をポジティブな心理状態にし、行動を促す色だと言われているためです。これは、科学的にも解明されており、赤を見ると交感神経が刺激され、体温が上昇したという結果が出ています。体温の上昇に伴い、アドレナリンが分泌されてモチベーションがアップ、活動的になるという仕組みです。

風水において、赤は勝負運に効果的だと考えられているのは、このような赤い色が持つ心理的効果が影響しているのでしょう。風水では、赤は血液の色であるため、生命力の象徴で、最もエネルギッシュな色と考えられています。そのため、風水では赤は「勝負運」向上の効果がある色です。このような効果がありますので、赤いお花をいただいた方は、ご自身が手掛けていることや挑戦していることなどに対して、ますますがんばろうという気持ちになるかもしれませんね。

そんな赤いお花にも注意点があります。それは、赤い色は「赤字」を連想させるため、商売をしている方への贈り物や、開店祝い、開業祝いなどには向かないと言われていること。そのため、ビジネスシーンにおいては、赤い色のお花は避けた方が良いという声もあります。しかし、赤は風水では勝負運アップに効果があり、見る人に自信を持たせてリーダーシップを発揮できる色。そのため、チャンスを掴もうとしているときやここぞというときに赤いお花が欲しいという声も上がっています。

そのため、ビジネスシーンで赤いお花を贈るときは、他の色のお花を取り入れた花束やアレンジメントを選んでみてはいかがでしょうか。赤と白なら、日本でおめでたい席に取り入れられてきた「紅白」を連想させますし、風水では黄色と赤は大変相性がよく、開運効果が高いと考えられています。葉などを多めに入れて緑色と組み合わせるのもおすすめです。風水の考え方では、緑色は赤が持つ力を強めてくれます。とても心強いギフトとして、喜んでいただけそうですね。

赤いお花をお贈りするときは、赤い色の持つ効果をぜひお伝えしてみてくださいね。より一層、心がこもったギフトになることでしょう。