贈り物をすると相手に喜んでいただけるだけでなく、絆が深まるのではないでしょうか。お祝い事などでお花をお贈りすると、相手の方は「自分との関係性を大切に思ってくれている」と感じてくれるかもしれません。また、いただいたお花を飾って眺めるたびに、贈り主の方を思い出したり、感謝の気持ちが湧いたりする方もいらっしゃることでしょう。このようにフラワーギフトは、お相手との絆をより強固なものにしてくれそうです。中でも、オレンジ色のお花は特におすすめ。それは、オレンジ色のお花は人間関係に効果があると言われているためです。

例えば、色彩心理学によると、オレンジ色を見ると、陽気でフレンドリーな気持ちが生まれます。解放感を感じる色で、「社交性」「楽しさ」「喜び」をイメージする色です。そのため、カジュアルさを売りにしている飲食店などでは、ロゴやインテリアなどにオレンジ色がよく用いられています。オレンジ色はこのような効果が見込めますから、お花を贈ってくださった方に対して、より親しみの感情が生まれるかもしれません。また、お花を直接お渡しすれば、その場で会話が弾む可能性も高まるのではないでしょうか。近しい方はもちろんのこと、知り合って日が浅い方にオレンジ色のお花をお贈りすると、良い関係が築けるかもしれませんね。

少し神秘的なエピソードでは、ヨガ哲学ではオレンジ色を身に着けたり思い浮かべたりして瞑想すると、人間関係の源とされる「第2チャクラ」が整い、円滑な人づきあいができるようになると言われています。チャクラとは、人体に流れるエネルギーが交差する場所のこと。背骨に沿って7つ存在します。このチャクラの状態によって、人の身体や心理状態、行動が変化し、チャクラが活性化し整うと、バランスの取れた良い状態になるのだとされています。

第1チャクラから第7チャクラには、それぞれテーマとなる色があり、第2チャクラの色がオレンジ色です。第2チャクラが人間関係の源であるとされているのは、整うと自立心や相手をリスペクトする気持ちが育まると言われているからかもしれません。

オレンジ色はポジティブな効果がある一方で、見る人によっては、陽気すぎて落ち着きがないと感じられるかもしれません。そのような場合は、フラワーギフトのお花をすべてオレンジ色にせずとも、赤や黄色、白など他の色のお花を取り入れたものを選んでみてはいかがでしょうか。白やグリーンが入ると軽やかな印象になりますし、赤や黄色はオレンジ色と相性が良く、美しいグラデーションを生み出してくれます。また、明るさを抑えたオレンジ色のお花なら、モダンな雰囲気です。このように、単にオレンジ色と言っても、選ぶ色や合わせる色によっては、多くの表情を引き出せますので、さまざまな方にお贈りできるのではないでしょうか。