豪華アレンジメント

商品ID: 1768

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直径20~25センチ

価格: ¥11,220 (税込) 送料無料
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花に込められた花言葉の起源


花に感謝やお祝い、また愛情などの気持ちをのせて贈りたい時、参考にしたいのが「花言葉」ですよね。この花言葉という風習はいつどこで生まれたのでしょうか。

花言葉の正式な起源ははっきりと分かっていないようですが、17世紀頃のトルコで生まれたといわれています。17世紀ごろのオスマン帝国(当時のトルコ)の首都イスタンブールでは文字や言葉ではなく、「セラム」という花に思いを託して相手に贈るという風習があったそうです。セラムとは、小箱に入れた花や果物や絹糸などの小物に意味を持たせて、言葉の代わりに気持ちを伝える表現方法です。

それがフランスへと伝わり、おもに恋愛に関する意味が花に込められるよう形を変え、愛を伝えるの手段の1つとして花言葉が広まりました。文化が渡ってきたものの、始めはあまり広がらなかったようです。本格的に広まるきっかけを作ったのはその後のフランス貴族社会の女性たちだそうです。19世紀のはじめ、草花を擬人化した美しい詩を選び集めた本、アンソロジーなどが人気を博しました。花に例えて恋の美しさを表現したり、恋愛の駆け引きをすることが流行し、花にまつわる恋愛に関する詩が沢山の貴族の女性達に回覧されていました。

日本には明治初期頃、イギリスを中心に西洋から伝わったとされています。当初は西洋から伝わってきた花言葉の意味をそのまま使っており、現在でも日本で使われている花言葉も多くありますが、次第に日本人の風習や歴史に合わせて日本独自の花言葉に変更されていきました。日本での花言葉が収められた本を初めて出したのは与謝野晶子だとされ、花言葉の解説と短歌が収められた『花』というタイトルの本が出版されました。

花言葉は元々、お花の見た目や特性にちなんだものや、その国の歴史や風習、またギリシャ神話を由来にしたものも多くありますが、現在では日本独自の新品種が開発された際に開発した人が花言葉を命名していたり、生産者が新しい花言葉を消費者から募集・命名したり、販売会社が独自に花言葉を作り出すケースも多くあります。花の色によって花言葉が変わる場合も多々あります。

花言葉は言葉の代わりに思いを伝えたい時に便利ですが、手段の1つにすぎません。本当に大事なのは相手を思い、喜ばせたいという気持ちなのではないでしょうか。花言葉にとらわれ過ぎる必要はありませんが、花贈りに迷った際はぜひ参考にしてみてくださいね。

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