地球上に存在するお花のなかで最も美しい花とされているのが、バラです。「花の女王」という通り名が付けられており、古代より愛されてきました。豪華な見た目はもちろんのこと、上品な香りやロマンチックな花言葉などの理由で、非常に人気の高いお花です。

特に赤いバラは、情熱的な雰囲気を持つため、恋人には赤いバラの花束をプレゼントしたいという方は少なくありません。現に、日常的にお花を贈り合う習慣のあるフランスやイタリアでは、「恋人に花束をプレゼントするなら赤いバラ一択だ」という方が多いです。また、中国の都市部では、近年バレンタインを祝う習慣が根付き、欧米のように大切な人に花束などをプレゼントしています。なかでも赤いバラをプレゼントに選ぶ方が多く、バレンタイン当日の上海や北京などでは赤いバラの花束を持ったカップルをよく見かけます。

日本においても、恋人や奥様のお誕生日やクリスマス、二人の記念日などには、お花をプレゼントするという男性が増えつつあります。お贈りするお花はさまざまですが、相手の方に強い愛情を伝えたいなら、やはり赤いバラをお贈りするのがおすすめです。前述したように、赤いバラは情熱的な雰囲気を醸し出していますし、「愛情」「情熱」「熱烈な恋」そして、「あなたを愛しています」という、なんともロマンチックな花言葉が付けられています。相手の方に対して、強い愛情を持っているけれど、言葉で表現するのが苦手だという方は、赤いバラをお贈りすれば、ご自分の気持ちが伝わるかもしれませんね。

バラには、本数ごとにも異なる花言葉がつけられています。相手の方に伝えたい花言葉を持つ本数のバラをお贈りするのも素敵ですね。例えば、お付き合いして日が浅いという方にプレゼントするなら、「一目ぼれ」という意味の1本や5本の「あなたに出会えて本当にうれしい」、6本の「あなたに夢中」などがおすすめです。8本の「思いやりに感謝」、10本の「あなたは完璧」なら、関係性に関係なくお贈りできそうです。お付き合いの長い方や奥様などへ強い愛情を示すなら、11本の「最愛の人」、21本の「あなたにだけ尽くします」などをお贈りしてみてはいかがでしょうか。プロポーズなら、108本の「結婚してください」のほか、99本の「永遠の愛」、100本の「100％の愛」がよく用いられています。

バラ、特に赤いバラはロマンチックな要素を持つお花ですから、男性が恋人や奥様にプレゼントするのは頷けます。大切な方にご自身の愛情を伝えるために、赤いバラの花束を贈り物に選んでみてはいかがでしょうか。