「ガーベラ」というお花をご存知の方は多いのではないでしょうか。キク科の植物で南アフリカを原産とするお花で、18世紀に発見されました。まっすぐに伸びた茎に太陽を連想するような形状の中輪から大輪のお花を咲かせます。キュートで陽気な姿をしており、人気の高い品種で、花束やフラワーアレンジメントなどにもよく取り入れられているお花です。フラワーショップでもよく販売されていますので、見たことがあるという方は多いかもしれませんね。ガーベラはカラーバリエーションが豊富なことも特長です。原種であるヤメソニーは鮮やかな赤い色をしていますが、19世紀に南アフリカからイギリスへ渡ってからは品種改良がなされ、ピンクやオレンジ、黄色などさまざまな色のガーベラが誕生しました。

ガーベラというと赤やピンク、オレンジなどがポピュラーです。しかし、白いガーベラも存在するのをご存知でしょうか。白いガーベラは他の色のガーベラと比べると、少々、流通が少ない傾向にあります。しかし、他の色のガーベラにはない魅力を持っており、清らかでピュアな雰囲気。そのため、ウエディングシーンで高い人気を誇ります。「穢れなき心」という花言葉もウエディングシーンにぴったりですね。ご友人などの結婚祝いには、白いガーベラの花束やフラワーレンジメントをお贈りしてみてはいかがでしょうか。結婚祝いには、白いバラも人気ですが、白いバラが高貴な雰囲気であるのに対し、ガーベラはキュートさや明るさを感じさせます。可愛らしさが魅力の花嫁さんにおすすめのお花です。

白いガーベラは、結婚祝い以外にもさまざまなシーンでお贈りできます。白い色は「始まりの色」と言われており、あらゆる可能性を持っていることを表します。輝かしい未来を祝して、人生の節目のお祝いや新たな物事を始めた方へのお祝いにもお贈りしてみてはいかがでしょうか。例えば、入学祝いや就職祝い、引っ越し祝い、新築祝い、出産祝い、開業祝い、開店祝い、竣工祝いなどがおすすめです。ガーベラ全体としては「希望」「常に前進」という花言葉が付けられていますので、ポジティブな気持ちで新しい生活や事業を始められるかもしれません。

白いお花は、ともすると「供花」「お悔やみのお花」に見えてしまうことがあります。しかし、ガーベラは明るく陽気な佇まいをしているため、そういった心配がないこともメリットです。お花の中心・筒状花の部分が黄色いため、明るく見えるのかもしれませんね。可愛らしく、心が前向きになりそうな白いガーベラのお花を贈り物に選んでみてはいかがでしょうか。