記念日には、感謝の気持ちや愛情を表現するために、お花をお贈りするという方は多いのではないかと思います。個人的な記念日には、誕生日や結婚記念日、ビジネスシーンにおいては創立記念日などがありますね。また、日本には父の日、母の日、敬老の日、子どもの日などのほか、1年を通じてさまざまな記念日があります。調べてみると、「1月22日はジャズの日」「5月5日はわかめの日」「8月10日は道の日」などユニークな記念日もあり、ほぼ毎日が何らかの記念日として設定されています。

個人的な記念日は、人生のターニングポイントとなった日や特別な出来事があった日で、他の人にとっては何でもない日ですが、当事者にとっては大切な日だと言えます。そのような日を迎えるご友人やご家族、お知り合いにお花をお贈りしてお祝いの気持ちを表してみてはいかがでしょうか。相手の方を気に掛ける気持ちが伝わり、きっと喜んでいただけるのではないかと思います。

では、記念日にはどのようなお花をお贈りすればよいのでしょうか。記念日にお贈りするフラワーギフトの予算は、人それぞれで相場が決まっているわけではありません。例えば、結婚記念日にお贈りするフラワーギフトの予算は、5,000円から30,000円と大きな幅があります。そのため、相手との関係性を踏まえて、無理のない範囲で予算を決めるのがよろしいかと思います。例えば、「長年親しくしているご友人が経営している会社の10周年記念」「親友とも言える人の結婚式」といった、人生の節目となるような出来事の記念日には、1万から2万円くらいの大きなフラワーアレンジメントをお贈りするけれど、そうでない場合は数千円の花束かフラワーアレンジメントをお贈りするなど、シーンに合わせて予算を組まれるのもおすすめです。会社からお贈りする場合は、企業によっては贈り物の予算が規定で定められていることがありますので、確認されてからお手配することをおすすめいたします。

フラワーギフトには、さまざまなスタイルがありますから、相手の方のライフスタイルに合わせてお選びいただくと良いでしょう。例えば、お花を飾る習慣のない方は、お花の生け方をご存じないかもしれませんから、フラワーアレンジメントがおすすめです。逆に、お花を飾る習慣がある方は、ご自身のお好きな配置で生けられる花束が喜んでいただけそうです。

お花は、空間を華やかに彩るだけでなく、眺める人に幸福感を与えてくれるものです。記念日にお花をお贈りすれば、さらに特別な日になるのではないでしょうか。