色とりどりのお花を集めて作る花束。眺めていると心が和み、気持ちが高揚しませんか。フラワーショップの店頭に花束が並んでいると、お花が気になったり、購入してみたくなったりするという方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、日常的にお花を飾るなどの習慣をお持ちでないと、どのようなときに花束を購入したらよいのかと考えてしまうかもしれません。

花束をお贈りするシーンは、何らかのお祝いやイベントのときがほとんどです。例えば、ご友人やお知り合いのお誕生日、母の日や父の日、敬老の日などにお花をプレゼントするほか、恋人にプロポーズをするときにも花束を購入するという方もいらっしゃいます。アーティストや劇団、舞踏団などの公演があったときは、楽屋見舞いとして花束を届けるという方も多いです。また、結婚式の披露宴や公演会、発表会などでは、人前でお花をお渡しする「花束贈呈」もありますね。このように、お祝い事やイベントがあったときに、花束をお贈りすればよいわけで、基本的に「花束をお贈りしてはいけないシーン」というものはありません。

ただし、花束ではなくフラワーアレンジメントをお贈りした方が良いケースもあります。例えば、入院中の方にお見舞いを持っていくときは、フラワーアレンジメントのほうがおすすめです。病院に花瓶がない場合がありますし、花瓶の水の交換など、お世話が必要なためです。また、開店祝いやパーティーなどでは、花束を受け取っても花瓶に活ける時間を確保できないかもしれません。このような場合は、アレンジメント、またはスタンドフラワーをお贈りすると喜んでいただけるかと思います。

お祝いやイベントでなくても、まだまだ花束をお贈りしたいシーンがあります。ご友人宅に招かれたときやご実家へ帰省されるときは、花束を手土産にしてみてはいかがでしょうか。お花を飾って一緒に楽しんでいただければ、快適に過ごせ、楽しい時間が過ごせるのではないでしょうか。また、誰かに仕事を手伝っていただいたり、物をお借りしたりしたときなどのお礼に花束を差し上げるのもおすすめです。

このように、花束は多くの場面でお贈りできますね。花束なら比較的手に入りやすいですし、消え物ですのでいただいた方が保管に困るといったこともありません。せっかくお花をお贈りしたのに、相手の方に気に入っていただけなかったというミスマッチも起こりにくいものです。ぜひ、気軽に花束をお贈りしてみてはいかがでしょうか。