赤という色は人々の気分を高めたり、興奮させたりする作用があると言われています。そのことからエネルギーやパワーに満ちた印象もある一方で、赤いお花には愛にまつわる花言葉がたくさんあります。

そんな赤いお花はフラワーギフトにおける定番の1つであり、たとえば赤いバラを、告白やプロポーズ、また結婚記念日などの贈り物として選ぶ方も多いのではないでしょうか。その他にも、日本では母の日に赤いカーネーションを贈ったり、クリスマスシーズンには赤いお花が多くの場所で飾られているのを目にすることもあるかと思います。その他、スペインのカタルーニャ地方が発祥とされている「サン・ジョルディの日」には、男性が女性に赤いお花を、女性からは本がプレゼントされます。

赤いお花をふんだんにあしらった花束やフラワーアレンジメント、スタンド花は、たいへん艶やかな印象があります。また他の色のお花との組み合わせによって、また環境光や空間の雰囲気によってさまざまな表情を見せます。飲食店などでは、そうした効果を利用した空間演出がなされている印象もあります。

赤いお花と組み合わせる場合の色では、ピンクもおすすめです。同系の色で相性も良いですし、明るく可愛らしい印象で、女性的な柔らかで上品なイメージもあります。また、中間色である紫のお花との組み合わせもたいへんポピュラーで、紫の持つ高貴な印象とともに、艶やかなイメージが増幅しそうです。その他、補色の関係にあるグリーンとの組み合わせもおすすめで、互いに引き立て合うと言われています。

そうした中でスタンド花は、たいへんボリューム感がありますので、赤いお花をふんだんにあしらえば、もちろん他の色のお花との組み合わせでも、しっかりと個性を発揮できるのではないでしょうか。ホテルやショッピングセンターなどの大規模商業施設、コンサート会場、高級な飲食店、披露宴会場など、さまざまな場面での使用が想定されますが、まさに豪華なイメージに相応しいと言えるのではないでしょうか。

赤系のお花では、バラやカーネーションは定番の人気があります。例えばスイートピーも、たいへんポピュラーなお花ですね。実は赤いスイートピーは、もともと存在していなかったのですが、人気曲のタイトルに使用されたことをきっかけに開発されたのだそうです。その他にも赤いお花はたくさんありますので、ご興味ありましたら是非お調べになってみてはいかがでしょうか。