オフィス開設やお店の新規・改装オープンなどのお祝いにお花が贈られることは多く、贈ったり贈られたりしたことがある方や、お花が飾られている様子を街で見たことがある方は多いのではないでしょうか。そのようなパブリックな場面では、色とりどりのお花がスタンドにセッティングされた状態で飾られる「スタンド花」や、格調高く人気の「胡蝶蘭」などが選ばれることが多い印象もあります。そうしたお花は、どのように選ぶとスマートなのでしょうか。いざお花を贈るようなシチューションになったら、悩んでしまうこともあるかも知れません。

華やかな飾りが浮かずに映えそうな、一定の広さを持ったお店などのオープン時には、スタンド花を選択するのはいかがでしょうか。スタンド花には1段タイプや2段タイプの他、シックでオシャレなタイプなどがあり、十分な高さやボリューム感、存在感がありますので、店先を華やかに彩ったり宣伝看板の代わりになったりなど、贈られた方にも多くのメリットがありそうです。用いるお花やお仕立てのデザインなどもさまざまありますので、お店の雰囲気に合わせてチョイスするのも、贈る側にとって楽しみの1つになるのではないでしょうか。

一方、スタンド花を飾るほどのスペースを確保するのが難しいお店の場合はどうでしょうか。そのようなときは、胡蝶蘭はいかがでしょうか。コンパクトな卓上タイプも数多くお選びいただけるフラワーアレンジメントもおすすめです。胡蝶蘭は、その見た目から「幸せを運んでくる」と言われており、たいへん縁起が良く、さまざまなお祝いシーンで贈られるお花です。また格調高く高級感もありますので、ビジネスシーンなどフォーマルな印象の場面にも選ばれることが多い定番のフラワーギフトと言えます。スタンド花やフラワーアレンジメントは切り花を生けたものになりますが、胡蝶蘭は鉢植えの状態ですので、「幸福が根付く」という縁起もあります。さらに胡蝶蘭はお花の香りや花粉がたいへん少ないので、アレルギーが気になる方にも飲食系のお店などにもおすすめです。なお、胡蝶蘭にはいくつかの色バリエーションがありますが、白いお花の中心が赤く色づく「紅白リップ」という品種は、お祝いにピッタリと言えます。

お祝いをする相手や、オフィス、お店などのイメージ、広さなども考慮しつつお花を選ぶことで、節度のある贈り物ができますし、贈られる方にもより一層喜んでいただけるのではないでしょうか。