飲食店や美容室、また大規模なショッピングモール、ホテルなどのオープン祝い、企業のオフィス開設や移転のお祝い、結婚祝い、役者さんなどへの出演祝い、その他さまざまなお祝いのシチュエーションでスタンド花が選択され、贈られています。スタンド花は、通常の1段タイプまたは2段タイプの他、オシャレなデザインが施されたスタンドを用いて、お花を飾るフラワーギフトです。

プロのフローリストによってアレンジされたお花を高さのあるスタンドにセッティングしますので、たいへん存在感のあるフラワーギフトと言えます。フラワーギフトラボには、予算別にカジュアルなイメージの商品から、格式やステイタスを感じられるような荘厳な印象の商品、またお悔やみ（供花）にもお使いいただける色やトーンの商品まで、数多くラインアップしています。

そんなスタンド花に用いられるお花の種類や色はさまざまあります。さらに、高さや広がり、動きを演出するためのグリーンの葉物や枝物、実なども含めて、1つのスタンド花を構成する要素は多岐にわたります。

胡蝶蘭も、そうした要素として用いられる人気のお花の1つと言えます。フラワーギフト全般において胡蝶蘭はたいへん人気があり高貴なイメージもありますので、ビジネスシーンなどでは胡蝶蘭の鉢植えが選ばれることが多い印象もあります。

胡蝶蘭は、Phalaenopsis（ファレノプシス属）という学名を持ちます。鑑賞価値の高いお花としても知られ、各地で品評会が催されるほどです。原産は台湾、フィリピン、インドネシアなどで、日本に入ってきたのは明治時代と言われています。かつては、栽培の難しさもあり高価だったこともあり、一部の上流階級だけが楽しむことのできるお花だったようです。

現在は栽培技術も進歩しましたので一般にも入手しやすいお花になりましたが、依然として高価でステイタスのあるお花というイメージがあります。スタンド花に胡蝶蘭をあしらえば、比較的カジュアルな印象を出しつつ、全体的なボリューム感や高級感もしっかりと演出できます。

胡蝶蘭には、白以外にも複数の色があります。白の胡蝶蘭は冠婚葬祭どのような場面でもお使いいただけますので、目にする機会も多いと言えます。その他には、ピンクや赤リップ（花びらは白く、中央の部分が鮮やかな赤色になっているもの）などがあります。赤リップは紅白のイメージでたいへん縁起が良いですので、どなたに贈ってもお喜びいただけそうです。