ベージュピンクバラの花束(Sサイズ 20本前後)

商品ID: 2431

ベージュピンクバラの花束(Sサイズ 20本前後)

花束,スタンダードタイプ(長さ50cm×幅30cm)
※写真はLサイズ スタンダードタイプ
ベージュピンクのバラ20本前後で製作する豪華な花束です

価格: ¥9,020 (税込) 送料無料
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一人の女性から生まれたバラの品種改良


数あるお花の中でも、高い人気を誇り、最も美しい花とされているバラの花。華やかで優雅な佇まいが特徴で「花の女王」とも呼ばれているほどです。また、バラと一言に言ってもさまざまな種類があり、4万種以上もの品種が存在しています。色も多種多様で、赤や白、ピンクなどのほか、くすみのあるベージュピンクやミステリアスな紫色のバラ、モダンな茶色いバラなど、めずらしい色のバラも存在します。最近は、白いバラを着色料を混ぜた水に活けて作るレインボーローズというバラが開発され、その魔法にかかったかのような色から「レインボーローズの画像をスマホの待ち受けにすると恋愛運が向上する」というジンクスが生まれました。

バラは毎年のように品種改良がなされており、今後も新たなバラが誕生するでしょう。では、バラの品種改良はいつから始まったのでしょうか。バラの栽培自体は紀元前から行われており、紀元前1000年以上前からイランの古都・シーラーズで香料用のバラの生産が始まっていたと言われています。また、紀元前200年代頃には中国で、紀元前140年頃にはエジプトでバラの栽培がされていたという記録も残っています。

バラが人工交配によって品種改良がされるようになったのは、1800年代に入ってからです。1789年にフランスで勃発し絶対王政を廃止させたフランス革命の英雄であるナポレオンの妻・ジョセフィーヌによって、多くのバラの品種が誕生しました。当時は、遺伝の法則が解明される前ですから、人工交配によるバラの品種改良は、非常に画期的な取り組みだったようです。

1804年からジョセフィーヌが死去する1814年までの10年間に集められたバラは250種にも及び、この数は当時手に入るバラをすべて集めたと言って良いほどだと言われています。それらのバラをもとに、非常に多くの新種のバラが生み出され、1791年のフランスのバラのカタログには25品種程度しか紹介されていませんでしたが、1829年のカタログでは4000品種ものバラが紹介されました。ジョセフィーヌのバラへの功績は非常に大きかったのではないでしょうか。ジョセフィーヌがいなければ、バラの品種改良は100年遅れていただろうと言われています。

近年は、見た目が美しいだけでなく、病気に強い耐病性のあるバラも誕生しています。前述したように、めずらしい色合いのバラも店頭に出回るようになりました。赤や白などのオーソドックスなバラも素敵ですが、くすみのある色のバラやアンティーク感のある色合いのバラもおしゃれな雰囲気で人気です。バラの花をお贈りする機会がありましたら、少しめずらしい色のバラを選んでみてはいかがでしょうか。相手の方の印象に残る素敵なギフトになるのではないかと思います。

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