数あるお花の中でも、特に高い人気を誇るバラの花。優雅な佇まいと華やかな香りが特徴で、「花の女王」とも呼ばれています。贈り物にもよく用いられ、世界で最も多くの人々に愛されていると言っても過言ではありません。バラの花は愛の象徴とも言え、赤いバラの花束は結婚を申し込むときの贈り物として知られています。また、歌手の加藤登紀子さんによって歌われた「百万本のバラ」は、ヨーロッパの東にある国・ジョージアの画家であるニコ・ピロスマニの悲恋がモデルとなっていると言われています。ピロスマニが女優のマルガリータに恋をし、町中のバラの花を買い占め、彼女に贈った逸話をもとに作曲されました。

このように、バラの花は恋人など愛する人に贈るというイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。しかし、恋人や奥様以外の方にバラの花をお贈りしたいときはありませんか。バラの花が好きなご友人やお知り合いもいらっしゃるかもしれません。そのようなときにおすすめなのが、オレンジ色のバラです。

オレンジ色のバラは、バラの中でも新しい種類です。バラの歴史は非常に長く、3,500年前から地球上に生息し、約6,000年前の古代メソポタミア文明の時代には、既に人の手によってバラの栽培がなされていたと言われています。しかし、オレンジ色のバラが生まれたのは、約100年前。赤と黄色のバラを交配させて誕生し、当時は、とてもモダンだと評判だったと言われています

オレンジ色のバラをご友人やご家族への贈り物におすすめする理由は、花言葉にあります。
バラには、お花の色ごとに素敵な花言葉が付けられています。例えば、赤いバラは「愛情」、ピンクのバラは「可愛い人」、めずらしい黒いバラは「永遠の愛」などで、「愛」に関する花言葉が目立ちますよね。しかし、オレンジ色の花言葉は、「絆」「信頼」「無邪気」といったもので、ご友人やご家族への贈り物に適した花言葉ではないでしょうか。「信頼」という花言葉にちなんで、お取引のある企業様への贈り物にもおすすめです。また、オレンジ色のバラは、赤やピンク、白などのバラよりも流通が少ないため、他の方との贈り物とかぶってしまうことを防げるかもしれません。他の方の贈り物と差別化したいときにおすすめです。

オレンジ色は、暖かさや親しみやすさ、喜びをイメージする色です。オレンジ色のバラを眺めていると、心がじんわりと喜びが広がっていくように感じませんか。まさに、贈り物に適したお花だと言えそうです。大切なご友人やご家族の特別な日をオレンジ色のバラをお贈りして、お祝いしてみてはいかがでしょうか。