みなさんは「紅白」というと何を思い浮かべますか？「紅白歌合戦」「紅白まんじゅう」「紅白餅」「紅白幕」など、なんとなくおめでたいものをイメージされる方が多いのではないでしょうか。「紅白」とは、赤と白の組み合わせで、相対する二つの組を表すことから、運動会や歌合戦のように二つの組が対抗するときに使われる色です。これは昔、源平合戦の際に赤と白の旗印に分かれて戦ったことが由来とされています。もう一つ紅白には意味があり、赤色が赤ちゃん、白色が死や別れを表し、その二つの組み合わせを人生そのものを表すという説があります。これが由来となって、お祝いのシーンに紅白が用いられるようになりました。

フラワーギフトにおいても、紅白の色の組み合わせはとても人気です。バラやカーネーション、ダリアなど定番のお花を使用した紅白のアレンジメントは、鮮やかな目を惹く赤に真っ白のお花の組み合わせがとても美しく、とても華やかに空間を彩ってくれます。紅白の組み合わせはどことなく「和」のテイストを感じられますので、葉や枝ものと組み合わせて和モダンに仕上げることも多く、落ち着いた和の空間や料亭、ギャラリーなどにもおすすめです。

縁起物として人気の胡蝶蘭には、「紅白（赤リップ）」という種類があります。胡蝶蘭というと白が一般的であり、街のお花屋さんに並んでいるのも白が殆どです。しかし、胡蝶蘭にはピンク、イエロー、ブルーなどの色のついた種類も存在し、あまり市場に出回らないため白の胡蝶蘭よりも高価なものの、特別感のある贈り物をしたいという方には大変おすすめとなっています。「紅白（赤リップ）」は花びらの中心が赤く色づく種類で、純白の花びらと鮮やかな赤のコントラストがとても美しく華やかな佇まいです。紅白の胡蝶蘭は選挙の当選祝いや還暦祝い、就任祝いなどに人気です。

ちょっとしたプレゼントなどカジュアルなシーンでは花びらが小ぶりの「中大輪」「ミディ胡蝶蘭」なども人気ですが、ビジネスシーンでのギフトとして贈られることが多い「大輪」の胡蝶蘭は、1輪の大きさが10cm以上で大変豪華な印象となりますので、飲食店の開店祝いや、ご友人への新築祝いなどにも大変おすすめです。

お祝いのシーンに、紅白のフラワーギフトを贈って「おめでとう」の気持ちを伝えてみませんか。