みなさんは何色のお花がお好きでしょうか。どの色のお花が、人気が高いと思いますか。ある団体が、好きな花の色を調査したところ、一番人気は男女ともに「ピンク」でした。次にランクインしたのは、女性は「白」で、男性は「赤」、3位は女性も男性も「黄色」という結果となりました。ちなみに、「白」の男性からの人気は4位です。そのため、人気のお花の色は「ピンク」「白」「赤」「黄色」、この4色と言えそうですね。相手の方の好きな色のお花がわからないというときは、この4色のお花なら安心してお贈りできるのではないでしょうか。

しかし中には、贈り物で他の方と差を付けたいと考えるもいらっしゃるかもしれません。そんなときは、「紫」のお花もおすすめです。紫色のフラワーギフトは、そう珍しくはありませんが、先に挙げた4色に比べて紫を選ばれる方が若干少なくないようです。色彩心理学では紫色は「ミステリアス」「高貴」というイメージを持たれていると言われておりますので、無意識のうちに近寄りがたいと感じて選ぶ方が減ってしまうのかもしれません。選ぶ方が少ないため、「フラワーギフトの定番」から抜け出た、個性を感じるギフトになるのではないでしょうか。

実際に、紫色は色彩心理学では「芸術的」「個性的」といったイメージを持つ色とされている上、感性を豊かにし、想像力・創造力を掻き立てくれる効果もあると考えられています。そのため、アーティストの方の個展の出展祝いやイベント出演祝いにおすすめです。実際、紫色を好む方は美意識が高いと言われていますので、アーティストやクリエイターの方に適した贈り物と言えそうです。

また、紫色は古来、日本では「高貴な色」として扱われてきました。西暦603年に聖徳太子が制定した日本で最初の位階制度・冠位十二階では、最上位の色が紫であることが由来しています。そのため、紫色のお花は、敬老の日のギフトとしても定番になっていますね。それ以外にも、目上の方へ敬意を表すために、紫色のお花をお贈りすると喜んでいただけるのではないでしょうか。

風水的に見ると、紫色はビジネスシーンのギフトとしてもおすすめしたい色です。風水では、紫色は他者から尊敬されるようになり、出世運が向上すると言われているためです。さらに、精神性や直観力を高め、精神的な成長を叶えてくれる色でもありますので、ビジネスにおいてさらに活躍できそうですね。紫色のお花をお贈りするときは、風水効果をお伝えすると縁起が良いと感じていただけるかもしれません。

紫色の花は個性を持ちながらも、どなたにも喜んでいただけそうといった不思議な魅力を持っています。あらゆる場面にマッチしますので、気軽に紫色のお花を選んでみてはいかがでしょうか。