フラワーギフトで人気のお花の色は、赤やピンクではないでしょうか。特に、女性向けギフトに赤とピンクのお花を選ぶ方が多いようです。赤とピンクの花束やアレンジメントは、とても華やかで目を惹く上、奥行きのある色合いを作り上げてくれます。例えば、赤一色でまとめると、派手すぎると感じてしまうかもしれませんが、ピンクのお花を混ぜると優しげな雰囲気が加わります。豪華な中に柔らかさのある姿になるでしょう。

赤は、風水では「火」の気を象徴し、「情熱」や「生命力」「活力」を表す色です。強いパワーを持つ色なので、ここ一番の勝負どきに赤い色を取り入れると良いでしょう。実際、赤い色を見るとアクティブになることが研究で分かっています。ある研究によると、赤い壁の部屋で過ごしてもらったところ、身体を興奮状態にする交感神経が活発になり、血流が促進され体温が上昇しました。体温が上がるとアドレナリンが分泌されるため、やる気が向上するのです。

しかし、交感神経が活発であることは、興奮状態にあるということです。一時的に力を発揮したいときには良いのですが、ずっと交感神経が優位だとリラックスできずに疲労してしまいます。そこで、ピンク色の出番。ピンク色を見ると交感神経の興奮が静まるのです。イライラや怒りを抑えてくれる効果もあり、やさしい気持ちにしてくれます。風水でもピンクは「やさしさ」や「女性らしさ」を象徴する色と言われているのも、心が安らぐ効果が由来となっているかもしれませんね。

赤とピンクを組み合わせたフラワーギフトなら、赤のパワーとピンクのリラックス効果の両方を得られそうです。さらに、赤とピンクのお花のフラワーギフトは、さまざまなシーンでお贈りできるでしょう。華やかな印象を持つため、特にお祝い事におすすめです。ご友人など親しい方へのお誕生日や母の日、敬老の日など、お祝いシーンを選ばずにお贈りできるのではないでしょうか。

とはいえ、赤は「赤字」を連想するため、開業祝いには向かないという声もあります。しかし、赤は勝負運向上に効果があると言われ、自信を持たせモチベーションをアップしてくれる色ですから、逆に赤い花がうれしいという方もいらっしゃいます。そこで、ピンク色のお花が混ざったフラワーギフトなら、安心してお贈りできるのではないでしょうか。お贈りするときに、お贈りする相手の方が花を飾る習慣がない場合や、お祝いイベントなどでお相手の方が多忙な場合などは、花束よりもフラワーアレンジメントがおすすめです。花瓶に移し替える必要がなく、受け取ったらそのまま飾れるためです。

お祝いの気持ちを表せる赤とピンクのフラワーギフトを選んでみてはいかがでしょうか。