ピンク色のお花を使ったフラワーギフトは、女性に人気。多くのピンク色のお花は華やかでかわいらしく、眺めていると心が和んだり、晴れやかな気分になったりするためでしょう。一方で、ピンク色はかわいらしすぎて、少し気恥ずかしさを感じるという方もいらっしゃるかもしれません。

そんなときに、おすすめしたいのがピンクのお花にブルーや紫のお花を組み合わせたフラワーギフトです。寒色系が加わると、さわやかさがプラスされピンク色の甘さを抑えられるでしょう。一方、寒色系のお花だけでまとめた花束やアレンジメントは上品さや爽快さが魅力です。しし、お花の種類によっては華やかさや暖かみがもう少し欲しいと感じてしまうかもしれません。そこに、ピンク色のお花を混ぜることで、華やかさがアップ。

より落ち着いた印象にしたいなら、ピンク色のお花は明るいパステルカラーよりも、くすみのあるスモーキーなピンク、ややダークな色合いのピンクのお花がシックな印象を醸し出してくれるでしょう。寒色系のお花は、濃い紫やブルーなどがおすすめ。このように、ピンクと寒色系のフラワーギフトは絶妙なムードを作り出してくれるのです。そのため、さまざまな場所で喜んでいただけるギフトになりそうです。

このような花束は、目上の方にもお贈りできるのではないでしょうか。例えば、お世話になった上司が退職するときにお贈りすると、喜んでいただけそうです。寒色系は「寂しさ」を表す色でもあるため、「退職して職場にあなたがいなくなるのが寂しいです」という気持ちを表現できます。華やかさを持つピンク色のお花は、退職される方の新たな門出をお祝いする気持ちを表せるでしょう。

また、敬老の日にお贈りするのもおすすめです。古来、日本では紫色は高貴な色と考えられていたため、尊敬の意味を込めて紫の花束などを敬老の日に贈る方が多いようです。しかし、近年は年を重ねても若々しい方が増えてきました。紫色だけでまとめたお花よりも、ピンク色が加わったほうが若々しさを感じられ、より喜んでいただけるかもしれません。

さまざまな魅力を持つピンクと寒色系のフラワーギフトは、かわいらしさの中にさわやかさやかっこよさ、ミステリアスさなどを併せ持つ多面性のある方、人間的な深い魅力を持つ方へお贈りするのも素敵ですね。一見個性的に感じるかもしれませんが、あらゆる方に喜んでいただける魅力ある組合せと言えそうです。ピンク系と寒色系のフラワーギフトを選んでみてはいかがでしょうか。