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モダンな花のアレンジメント特集|和や洋なモダンにあうデザイン花とは?

モダンな花 イメージ

モダンな花は、シンプルながらも洗練されたデザインでどんなインテリアにも調和し、落ち着いた雰囲気を演出してくれます。

モダンな花の魅力は、空間を一瞬で上質に変える力です。

近年では、和の要素を取り入れた「和モダン」スタイルも注目を集めており、花屋でも人気のアレンジが多数登場しています。

本記事では、モダンなインテリアに合う花の特徴や、季節に合わせたアレンジの方法、花の選び方などを分かりやすく解説していきます。

日常の空間を少し特別にしたい方や、大人っぽいフラワーコーディネートを楽しみたい方にぴったりの内容です。

モダンな花が似合うインテリアとは?

モダンな花に合うインテリアとは、やはりモダンなインテリアですよね。しかし、モダンなインテリアには種類があるのをご存じでしょうか。

ここでは基本のモダンのインテリアの基本情報についてお伝えしていくとともに、モダンなインテリアやポイントについてまとめました。

  • モダンってどういうインテリア?
  • モダンには和と洋以外にも種類がある?
  • モダンな空間にするためのポイント

以上について、それぞれに合うお花も見ていきたいと思います。

モダンってどういうインテリア?

モダンインテリアとは、20世紀初頭の近代デザインを原点とした「機能性と美しさを両立した空間」を指します。無駄な装飾を省き、シンプルさの中に上品さを感じさせることが特徴です。

壁や床、家具の色味はベージュ・グレー・ホワイト・ブラックなどを基調とし、統一感を持たせるのが基本になります。さらに、直線的なラインやガラス・金属などの素材を組み合わせることで、空間全体に現代的な印象を与えるのが特徴です。

このように、モダンインテリアは「形の美しさ」と「機能の合理性」を両立させるデザインスタイルということになります。

モダンには和と洋以外にも種類がある?

モダンインテリアという言葉は広く使われていますが、その中には「和」と「洋」だけでなく、いくつかの系統に分かれたデザインスタイルが存在します。

代表的なものとして、木の温もりを生かした「ナチュラルモダン」、北欧家具や明るい色合いが特徴の「北欧モダン」、鉄やコンクリートなどの素材感を活かした「インダストリアルモダン」などが挙げられます。

これらのスタイルは、それぞれ素材・色・空間構成の考え方が異なりますが、共通しているのは「無駄を省き、機能美と調和を重視する」点です。諸説ありますが、モダンデザインは単なる流行ではなく、生活の質を高めるための美意識として発展してきたといわれています。

モダンな空間にするためのポイント

モダンな空間づくりで意識したいのは、色と素材、そして「余白の活かし方」です。

まず、色は3色以内にまとめ、白やグレーなどをベースにアクセントカラーを少量加えることで、まとまりのある印象になります。

素材は、金属やガラスを取り入れると都会的でクールに、木材やファブリックを加えると柔らかく温かみのある空間にまとめることができます。

また、家具や装飾品を詰め込みすぎず、余白を残すことで洗練された雰囲気になるのでおすすめです。

花を飾る際は、花瓶の形や素材も統一感を意識し、インテリアの一部として自然に馴染むようにすると、より完成度の高いモダン空間が実現するでしょう。

モダンな雰囲気に合う花の種類と選び方

モダンな空間に調和する花を選ぶときは、デザイン性と色のバランスを重視することが大切です。モダンインテリアはシンプルで統一感がある分、花の存在が強く印象づけられるため、花材の選び方ひとつで空間の印象が大きく変わります。

ここでは、モダンな雰囲気を引き立てる花の特徴や色合い、空間別のおすすめの選び方について詳しく紹介していきます。

モダンに映える花の特徴と色合い

モダンな雰囲気に映える花は、シルエットが美しく、無駄のないフォルムを持つものが好まれます。

代表的なのは、バラ、カラー、チューリップ、アンスリウムなど、茎のラインがまっすぐで造形的な美しさを持つ花です。これらは空間に立体感を生み出し、インテリアの一部として存在感を発揮します。

色合いに関しては、白・グレー・ベージュなどのモノトーンカラーが定番ですが、黒や深いボルドーなどのシックな色を加えると高級感が増します。また、単色でまとめると統一感が生まれ、スタイリッシュな印象になります。

近年ではグリーンを多く取り入れる「ボタニカルモダン」も人気であり、自然素材との調和を重視する傾向も見られます。

庭や玄関に合うモダンな花

庭や玄関にモダンな雰囲気を取り入れる場合、花の色や形だけでなく、植え方や配置にも工夫が必要です。例えば、シンメトリー(左右対称)の配置を意識すると、空間全体が整い、モダンな印象を強めることができます。

おすすめの花としては、ユリやシャクヤクなど、花姿が端正でボリューム感のある種類が挙げられます。これらは玄関先に飾ることで存在感を発揮し、訪れる人を上品に迎えてくれます。

庭であれば、ドラセナやニューサイランのような直線的な葉を持つ植物と組み合わせると、より都会的な雰囲気になります。外構との調和を図るため、花壇や鉢の素材はコンクリート調や陶器製のものを選ぶと全体の統一感が出るでしょう。

ピンポイントで印象を変える花材の選び方

モダンな空間において、花材は“アクセント”としての役割を果たします。

全体の雰囲気を崩さずに印象を変えるには、花の色や形を少しだけ変えるのが効果的です。例えば、白を基調とした空間に一輪だけ赤やオレンジの花を加えると、視線を自然に引きつけるポイントになります。

さらに、花器を変えるだけでも印象は大きく変わります。

ガラス素材を使えば清涼感が増し、黒陶器を使えば空間が引き締まるでしょう。

近年では、ドライフラワーやプリザーブドフラワーをアクセントに加えるスタイルも人気です。

生花と組み合わせることで、立体感と質感の違いが生まれ、空間に奥行きを与えます。

花をモダンに見せるアレンジの工夫

モダンな花のアレンジでは、花そのものの美しさを引き出しながら、空間全体のバランスを整えることが重要です。モダンスタイルの特徴は、直線的で無駄のないデザインと、統一感のある色使いで違う雰囲気になります。

ここでは、モダンなアレンジをつくるための基本的な考え方や、花束・アレンジメントの構成、そして視線を惹きつけるデザインテクニックについて詳しく紹介していきます。

枝モノや観葉植物によるグリーンの使い方

モダンなアレンジにおいて、グリーンは花を引き立てるための重要な要素です。

枝モノや観葉植物を取り入れると、空間に立体感と自然な動きが生まれます。例えば、ユーカリやドラセナのような細長い葉を持つ植物は、シンプルな花と組み合わせることでラインが際立ち、モダンな印象です。観葉植物の中でも、モンステラやフィロデンドロンは葉の形が個性的で、アートのような存在感を放ちます。

また、枝モノを使用する際は、器の高さや形に合わせてバランスを取ることが大切です。

モダンな花束・アレンジメントの基礎説明

モダンスタイルの花束やアレンジメントでは、「形」「色」「空間構成」の3つが基本の要素となります。

まず形については、円形よりも縦長や非対称の構成がモダンらしさを感じさせます。色はホワイトやグレーをベースに、ポイントで深いグリーンや黒系の花材を加えると、上品で落ち着いた印象に仕上がります。

空間構成では、密集させずに花と花の間にゆとりを持たせることで、モダン特有の洗練された空気感を演出できます。花器選びも重要で、陶器や金属など質感の異なる素材を使い分けると、より立体的な印象になるでしょう。

視線を引きつける“大人インタレスト”デザインのコツ

「大人インタレスト」デザインとは、派手さではなく“さりげない惹きつけ”を意識したアレンジ手法を指します。

視線を引きつけるポイントをつくるには、花の配置に高低差をつけることが効果的です。正面中央にボリュームのある花を置き、周囲を細身の花やグリーンで囲むと、自然と視線が中央に集まります。

同系色でグラデーションを作ることで、色の深みと流れが生まれます。光の当たり方も重要で、日差しや照明が花に当たる位置を意識することで立体感が強調されます。

近年では、モノトーンを基調としたアレンジにワンポイントの差し色を入れる「大人インタレスト」スタイルが注目されており、控えめながら印象に残るデザインとして人気を集めています。

季節感を演出するモダンな花の飾り方

モダンな空間を美しく保ちながら、季節感を取り入れることはインテリアデザインにおいて非常に重要です。季節ごとに花の色合いや質感、飾り方を変えることで、空間に動きと新鮮さを与えることができます。

モダンスタイルでは、派手さよりも「上品な変化」を意識するのがポイントです。花を季節ごとに入れ替えることで、空間全体の印象を簡単にリフレッシュできるのも魅力です。

ここでは、季節ごとのモダンな花の飾り方を具体的に紹介していきます。

迎春シーズンに映える和モダンアレンジ

迎春シーズンのモダンアレンジでは、「伝統」と「洗練」を両立させることがポイントです。

松や南天、千両など縁起の良い植物をベースに、カラーや胡蝶蘭など白を基調とした花を加えると、清らかで上品な印象になります。

花器には黒や金、漆調のものを使用すると、和モダンらしい高級感を演出できるでしょう。

飾る位置は玄関や床の間など、家の中心となる場所がおすすめです。

迎春のアレンジは「一年の運気を呼び込む飾り」ともされており、左右のバランスを整えて飾ると良いといわれています。

伝統的な素材にモダンな花材を組み合わせることで、新年を彩る凛とした空間を作り出せるでしょう。

夏におすすめのモダンスタイル

夏は湿度が高く、花が痛みやすい季節のため、見た目の涼しさと持ちの良さを重視したアレンジが向いています。

ガラスの花器に水を張り、クルクマやアンスリウムなど熱帯性の花を合わせると、爽やかで清涼感のある印象になります。

観葉植物のグリーンを多めに使うことで、視覚的な涼しさを演出できるでしょう。

白やライトブルー、グリーン系の花を中心にまとめると、夏らしく軽やかな雰囲気が生まれます。

夏は「余白を多く取ること」がモダンスタイルの鍵です。花を詰め込みすぎず空間の抜けを意識すると上品に仕上がります。

秋・冬におすすめのモダンスタイル

秋から冬にかけては、深みのある色と質感のある花を取り入れるのがおすすめです。

秋にはダリアやケイトウなどのボリューム感のある花を中心に、茶やワインレッド、オレンジなど暖色系でまとめると季節のぬくもりが感じられます。

冬はアマリリスやシクラメンのような凛とした花を使うと、モダンな空間に映えるでしょう。

花器には陶器や金属など、重厚感のある素材を選ぶと季節の雰囲気がより引き立ちます。

冬の装花では「照明との調和」が重要とされています。光を反射するガラスやメタリック素材を組み合わせることで、温かみを感じさせてくれるでしょう。

花屋で購入できるモダンアレンジの種類

モダンアレンジは、花の種類や配置、花器の素材によって印象が大きく変わります。

花屋では、シーンや空間に合わせた多様なスタイルのモダンアレンジが用意されており、自宅のインテリアや贈り物など目的に応じて選ぶことが可能です。

ここでは、花屋で選べるモダンアレンジの代表的なスタイルや、注文時のポイント、オンライン購入時の注意点などを具体的に紹介していきます。

人気のモダンアレンジとトレンド紹介

モダンアレンジの中でも、人気が高いのは「直線的で構築的なデザイン」と「自然の流れを活かした抜け感のあるデザイン」です。

前者は、カラーやアンスリウム、ランなどのラインが美しい花を中心に構成され、都会的で洗練された印象になります。

後者は、グリーンや枝ものを多用し、自然な動きを感じさせるスタイルで、ナチュラルモダンとして注目されています。

トレンドとしては、陶器やセメント素材の花器を使った重厚感のあるアレンジが人気で、リビングやオフィスの装飾としても映えます。

2020年代以降は「花をアートとして飾る」傾向が強まり、2025年だとインテリアとの一体感を重視するモダンスタイルが主流になりつつあるといわれています。

オーダー時に伝えたい希望のポイント

花屋でモダンアレンジをオーダーする際は、用途と空間イメージを具体的に伝えることが重要です。

リビングに飾る場合は「落ち着いた色味で高さを抑えたい」、ギフトなら「男性向けでシックな印象にしたい」といった具体的な要望を添えると、デザイナーも構成を決めやすくなります。

花の色や形、花器の素材を写真で見せるのも効果的です。

特にモダンアレンジは「余白」と「バランス」が印象を左右するため、花を詰め込みすぎないよう依頼するのがコツです。

プロに任せる際は「おまかせ」にするよりもテーマカラーや雰囲気を伝えたほうが完成度が高いとされています。

要望を明確にすることで、自分の理想に近いアレンジに仕上がるでしょう。

オンラインショッピングでの選び方

オンラインでモダンアレンジを購入する場合は、写真の印象だけで判断せず、花材やサイズ、花器の材質など細部まで確認することが大切です。

特に、写真と実際の仕上がりに差が出やすいため、信頼できる花屋やレビュー評価の高いショップを選ぶと安心です。

花の持ちを左右する配送方法にも注意が必要で、クール便対応や自社配送を行っている店舗なら品質を保ちやすいでしょう。

アレンジの方向性(正面型か全方向型か)を明記している商品を選ぶと、届いた後の飾り方にも困りません。

オンラインショップでは「モダンアレンジ専用カテゴリ」を設けている店舗も増えており、季節や用途ごとの提案から選ぶと失敗が少ないといわれています。

フラワーギフトラボが厳選するモダンな花紹介

モダンな花の魅力は、シンプルでありながらも印象的な存在感を放つところにあります。フラワーギフトラボでは、上質なデザインと花材の組み合わせにこだわり、洗練されたアレンジを多数取り揃えています。

モダンインテリアに映える花束はもちろん、大切な人への贈り物や特別な日の記念としても人気があります。

ここでは、フラワーギフトラボの中でも特に好評の2つのモダンな花束を紹介します。

洗練された穏やかさをまとう「グリーンローズのモダンブーケ」

商品ID:2881

商品ページ:グリーンのバラの花束(15本前後)

清々しく穏やかな印象を持つグリーンのバラを15本前後束ねた花束は、ナチュラルで落ち着いた雰囲気を好む方におすすめです。

花束のサイズはどんなシーンにもなじむ上品なボリューム感があります。

グリーンのバラの花言葉は「穏やか」「希望を持ちえる」とされ、相手の幸せや健やかな日々を願う贈り物としても最適です。

グリーンの花は風水でも「調和と安定」を象徴する色とされ、空間のバランスを整える効果があるといわれています。

自然体で洗練された美しさを演出する一束です。

情熱と美を極めた「レッドローズのスタイリッシュブーケ」

商品ID:2875

商品ページ:赤いバラの花束(10本前後)

深い愛情を象徴する赤いバラを10本前後使用した花束は、情熱的でロマンチックなギフトを贈りたい方にぴったりです。

コンパクトながらも存在感があり、持ち運びしやすいサイズ感が魅力となっています。

赤いバラには「情熱」「美」「愛情」といった花言葉があり、恋人やパートナーへの記念日、プロポーズ、バレンタインなど愛を伝えるシーンにふさわしい一品です。

鮮やかな赤にグリーンを組み合わせたアレンジは、華やかでありながらも大人の品格を感じさせます。モダンな空間にも映える上質なブーケです。

モダンな花が気になる方はフラワーギフトラボへ

洗練されたデザインのフラワーアレンジメントや、和の美しさを感じる和モダンスタイルの花をお探しなら、フラワーギフトラボがおすすめです。

経験豊富なフローリストが一つひとつ丁寧に作っていて、花材や色合い、花器との調和にこだわったアレンジを多数取り揃えています。

シンプルながらも存在感のあるモダンアレンジから、季節感を大切にした和モダンまで、用途やシーンに合わせて選べるのが魅力です。

オンラインで注文でき、全国配送にも対応しているため、忙しい方でも手軽に購入できます。

自宅のインテリアに取り入れたい方はもちろん、開店祝いやお祝いのギフトにも最適です。

ぜひこの機会に、フラワーギフトラボ(flower gift lab)で上質なモダンフラワーを体験してみてください。