会社設立のお祝いに最適な贈り物とは?マナーやタブーも徹底解説!
「会社設立のお祝いを贈りたいけれど何を贈ればいいかわからない」
「会社設立のお祝いでのマナーは?」
会社設立のお祝いを選ぶときには、上記のような悩みがつきものです。
贈り先との関係性によっては、相場なども気になりますよね。
会社設立のお祝いには、最適な贈り物がある一方でタブーな贈り物もあり、知らないでいると贈り先の相手に不快な思いをさせてしまうことも……。
お祝いの気持ちを伝えたいのであれば、絶対に失敗はしたくないと誰もが思うでしょう。
そこで今回は、会社設立のお祝いに最適な贈り物と知っておきたいマナーとタブーについて徹底的に解説します。
会社設立のお祝いに最適な贈り物とは?
会社設立のお祝いを選ぶときには、どんなものがいいのか悩むことも珍しくありません。
人によっては、人生でそんなに経験することも多くはないため、より深く悩んでしまうでしょう。
ここでは、会社設立のお祝いに最適な贈り物を紹介します。
①観葉植物
会社設立のお祝いには、観葉植物は最適です。
観葉植物は、生命力が強く成長も比較的早いため縁起が良いイメージがあります。また、ほぼ手入れもそれほど難しくはない品種が多いことから、贈ったあとも相手先の負担になることもないでしょう。
観葉植物で特におすすめなのが、次の8つです。どの観葉植物も、会社設立のお祝いにぴったりな花言葉を持っているので、ぜひ参考にしてください。
- ユッカ
- パキラ
- モンステラ
- サンスベリア
- オーガスタ
- ドラセナ
- オリーブ
- ウンベラータ
それぞれの特徴を見ていきましょう。
ユッカ
原産地 | 中央アメリカ |
草丈・樹高 | 20cm~2m程度 |
開花時期 | 5月から10月 |
育てやすさ | ★★★★☆ |
ユッカは、お祝いの贈り物では特に人気のある観葉植物です。
別名「成長・発展の木」とも呼ばれていて、開店祝いや会社設立などのお祝いには縁起が良くおすすめです。
花言葉は「勇壮」「偉大」「立派」です。
パキラ
原産地 | ブラジル |
草丈・樹高 | 10㎝~20m |
開花時期 | 6月から7月 |
育てやすさ | ★★★★☆ |
パキラは手のひらを広げたような大きな葉っぱが特徴的な植物。
「発財樹」という別名があり、縁起が良いです。
花言葉は、「快活」「勝利」です。
モンステラ
原産地 | 熱帯アメリカ |
草丈・樹高 | 30cm~2m程度 |
開花時期 | 5月から7月 |
育てやすさ | ★★★★☆ |
モンステラは、トロピカルな雰囲気がとてもおしゃれな植物です。
花言葉は、「壮大な計画」。
会社を設立し、これから発展していく門出にはとてもぴったりですね。
サンスベリア
原産地 | 熱帯アフリカ |
草丈・樹高 | 10cmから1m |
開花時期 | 春頃 |
育てやすさ | ★★★★☆ |
スラッと伸びたスタイリッシュな姿がとても美しいサンスベリア。
サンスベリアは、空気清浄効果が高い植物としても知られています。
スラッと伸びたサンセベリアの葉の形やたたずまいから、風水では「幸運」と「健康運」が上がるといわれており、運気をあげる植物としても人気です。
花言葉は「永久」。この花言葉からは、会社が永遠に発展するよう願いを込めることができますね。
オーガスタ
原産地 | マダガスカル |
草丈・樹高 | 60-180cm |
開花時期 | 4月から10月 |
育てやすさ | ★★★★☆ |
大きな葉がトロピカルな雰囲気を漂わせ、存在感のある姿が人気のオーガスタ。
花言葉は「輝かしい未来」です。会社の発展を願う気持ちを込めるのにぴったりな花言葉ですね。
屋内で育てても大きく育つので、会社のシンボルツリーとしてもおすすめです。
ドラセナ
原産地 | 熱帯アジア、熱帯アフリカ |
草丈・樹高 | 15~200cm |
開花時期 | 10月から12月 |
育てやすさ | ★★★★☆ |
ドラセナは60種類以上の品種があると言われていますが、特にお祝いで送るのであれば「ドラセナ・マッサンゲアナ」がおすすめです。
ドラセナ・マッサンゲアナは「幸福の木」として知られていて、とても縁起が良い植物なのです。
丈夫で育てやすいため、贈り先の相手が観葉植物に馴染みがなくても簡単にお世話ができるのもポイントでしょう。
「幸福」「永遠の愛」など、愛と幸せに包まれた花言葉を持っています。
オリーブ
原産地 | 地中海地方、中近東、北アフリカ |
草丈・樹高 | 2m〜 |
開花時期 | 5月から6月 |
育てやすさ | ★★★★☆ |
細い葉っぱが無数に広がるおしゃれなオリーブ。
「平和」という花言葉もあることから、お祝いにはおすすめの植物です。
また、風水的にはオリーブの持つ鋭い葉の形から、「邪気を払う」ことで知られており、良い気を運んでくれると言われています。こちらも会社設立のお祝いにもぴったりですね。
オリーブはとても丈夫で育てやすいため、ギフトとして喜ばれるでしょう。耐寒性もあるので、置き場所も選びません。
ウンベラータ
原産地 | アフリカ西部から中央部の熱帯アフリカ低地 |
草丈・樹高 | 10m |
開花時期 | ー |
育てやすさ | ★★★★☆ |
ウンベラータは、ハートの形をした葉っぱがとても可愛らしい植物です。
その見た目の愛らしさからとても人気があります。
「すこやか」という花言葉を持っているので、会社がこれからグングンと成長するよう願いを込めることができます。
お酒
お祝いのときには「お酒」のイメージが強くあるほど、昔から馴染みのある贈り物です。
会社設立のさいには、関係者等を招いて設立のお祝いのパーティーを行うことも多く、その席で提供できるお酒はとても喜ばれます。
また、日本酒には、「開運」「益々繁盛」などの縁起の良い銘柄のものがあるので、お祝いにはぴったりです。
日本酒以外にも、シャンパンやワインもお祝いには喜ばれますよ。
カタログギフト
カタログギフトは、双方が1番メリットのある贈り物と言えます。
貰った方のメリットとしては、カタログの中から好きなものを選べることが最大のメリットでしょう。贈り主にとっても、相手が欲しいものを選んでもらえることがメリットです。
お花
観葉植物も良いですが、お花の贈り物も会社設立のお祝いにはぴったりです。
特に、「胡蝶蘭」はお祝いの贈り物としては定番中の定番です。胡蝶蘭は、見た目の華やかさと美しい花の姿が特徴の植物ですが、「幸福が飛んでくる」という花言葉もとても縁起が良く選ばれる理由の一つになっています。
また、胡蝶蘭の花は1か月から3か月程度咲き続けるので、長期間美しい花が鑑賞できることもギフトとして喜ばれる理由でしょう。
現金
会社設立のお祝いには現金も喜ばれる贈り物です。
お祝いに贈る贈り物は割と限定されていますから、ほかの方と被ってしまうリスクがあります。その点、現金はほかの方と被ったとしても問題は生じないことから、ギフトとしてはおすすめです。
しかし、生々しい……と感じる方もいるかとは思いますので、気になるようでしたらギフト券や商品券にするのも良いでしょう。
近い関係の人には聞くのもアリ
贈る相手が家族や親戚、仲のいい友人など、近い関係であれば何が必要か?を事前に聞いても良いかもしれません。
近い関係だからこそ、本当に欲しいものを気軽にリサーチできるのではないでしょうか。
貰う方もそれだけ近い関係であれば、堅苦しい贈り物よりも気楽な感じで貰う方が嬉しいかもしれません。
会社設立にお祝いを贈るときのマナー
会社設立のお祝いを贈るときには、いくつか覚えておきたいマナーがあります。
マナーを守った贈り物は大変喜ばれますし、後々の関係にもいい影響を与えることもあるでしょう。ここでは、会社設立のお祝いを贈るときのマナーを解説します。
マナー①立て札を立てる
会社設立のお祝いを贈るときには、特に観葉植物や花のギフトには立て札を必ずつけるようにしましょう。鉢だけで渡すのは大変失礼に当たります。
会社設立のお祝いにはあなたからだけではなく、多くの方からお祝いを頂いているはず。
特に、花や観葉植物はギフトとして選ばれることも多いので、ほかの方と被ったときに立て札がないと誰からのお祝いなのかが分からず困ってしまいます。
立て札はお祝いの気持ちとともに自分の自己紹介のようなもの。
花屋でお花や観葉植物を注文すると同時に、必ず忘れずに手配するようにしましょう。
立て札の書き方は、「祝」「祝・御設立」と「贈り主名」を記載します。
立札の書き方について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
https://mermer.jp/column/?p=898
マナー②お祝いの相場
会社設立のお祝いを贈るときには、贈り物の相場にも気をつける必要があります。
相場よりも大幅に安いものや逆に高価すぎるものは相手に失礼になることもありますので注意が必要です。
具体的な相場は以下の通りです。
- 重要な取引先などの相手→30,000円〜50,000円
- 一般的な取引先相手や会社関係→10,000円〜30,000円
- 友人等→5,000円〜10,000円
- 親戚・家族→10,000円〜30,000円
上記の金額はあくまで目安です。
もちろん関係性によっては多少の変動はあるでしょう。
ただ、上記の相場内で収めることが一般的ではあります。
大幅に超えてしまう贈り物は、場合によっては相手に気を遣わせてしまうので注意が必要です。
マナー③贈るタイミング
贈るタイミングにも気をつけなければなりません。
式典やパーティーなどがある場合には、開催日の前日に届くように手配しましょう。
式典やパーティーがないのであれば、会社設立の1週間前から前日までに事業所や店舗に届くよう手配するのが一般的です。
現金は新札で
現金をお祝いで贈る場合には、必ず新札を準備しましょう。
慌てて準備をすると、しわくちゃのお札しかない……という事態にもなりかねませんので、事前に新札で準備しておいた方が無難です。
失礼に当たる可能性も?会社設立のお祝いのタブーとは?
会社設立のお祝いに贈るときには、避けた方が良いタブーも存在します。
知らずにタブーとされることをしてしまうと、相手のかたに不快な思いをさせてしまう恐れもあるので注意が必要です。
ここでは、会社設立のお祝いのタブーについて解説します。
タブー①赤いものや灰皿・ライターなど
会社設立のお祝いのさいには、「赤や灰皿、ライター」などの贈り物はタブーとされています。
理由としては、
- 赤色→赤字を連想させる
- 灰皿やライター→火事を連想させる
上記の点からタブーとされているのが一般的です。
また、アロマキャンドルやストーブなどの電化製品もNG。
近年では、それほど根強くタブーとされているわけではないようなので、人によっては、大丈夫な場合もあるようですが、どうしてもこれらの贈り物をしたいのであれば、事前に確認をしておくと安心でしょう。
どんなにあなたが贈りたくても、やはり縁起が悪いイメージがついていますので避けた方が良いです。
タブー②相応しくない贈り物
会社設立のお祝いには、相応しくない贈り物があります。
具体的には以下のようなものです。
- 敷物やスリッパ→踏みつける
- ハンカチ→別れ・手切れを連想
- お茶や乾き物→弔事を連想させる
- 刃物→縁切りを連想
特に敷物やスリッパは「踏みつける」ことから、あなたにとって目上の人へのお祝いにはタブーとなっています。
タブー③時計
時計は、会社設立のお祝いとしては相応しいとされる場合もあるようですが、実は時計は贈る先によってはタブーとなります。
例えば、敢えて時計を飾らない店舗などもあります。
バーや居酒屋、スナックなどでは、「時計を気にしないで楽しむ」ことから、時計は置いていないケースが多いです。
そのため、せっかく貰っても店舗では使用できないため不要な贈り物になってしまいます。
また、一般的には時計は店舗や会社、オフィスでは目立つ場所にかけることが多いので、会社によってはこだわっていることもあります。
どうしても時計を贈りたいときには、先方に事前に確認をしたほうがいいでしょう。
タブー④縁起の悪い本数の花
縁起の悪い本数の花を贈るのもタブーです。
例えば「4」は「死」、「9」は「苦」という意味として捉えられるので、お祝いには相応しくありません。
例え、見栄え的に4本や9本が良かったとしても避けるべきです。
基本的に、マイナスなイメージを与えやすいものは、お祝いの場では贈ってはいけません。
タブー⑤宗教的なイメージを与えるもの
宗教的なイメージを与えるものも贈り物としてはあまりよくありません。
例えば、パワーストーンやその他の宗教的な飾り物は避けるようにしましょう。
もちろん相手との信仰と意思が一致しているのであれば問題はありませんが、宗教的なことはオープンにすることを避ける人もいます。
思想の違いからトラブルに発展しかねないので、基本的には避けるようにしましょう。
タブー⑥社名や氏名を間違える
会社設立のお祝いを贈るときには、贈り先の社名や氏名を間違えることは決してしてはいけません。
例え、一文字だったとしても大変失礼な行為になります。
特に、間違えやすい事例としては、
- 社名につく「前株」か「後株」の間違い
- 英語表記やカタカナ表記
- 漢字間違い
- 文字が抜けている
などがあります。
会社名と氏名を間違えることは決してしてはいけません。
最大級に失礼に当たるので注意してください。
どんなに素敵なギフトだったとしても、全てが台無しになってしまうくらい重要なことです。
必ず、事前に正しい社名と表記、氏名を確認するようにしましょう。
贈る相手も大人ですから間違いをわざわざ指摘することは無いと思いますが、内心はモヤモヤとしてしまうはず。
特に社名は、新会社設立にあたって信念を込めて付けている場合が多いので、間違えられてしまうことは気持ちのいいものではありませんよね。
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まとめ
今回は、会社設立のお祝いを贈るときのマナーとタブー、そして最適な贈り物について徹底的に解説しました。
会社設立はとてもおめでたいこと。そんな時には、お祝いの気持ちを最大限伝えたいですよね。
マナーを知らずに失礼になることがないように、この記事を参考に素敵な観葉植物やフラワーギフトを贈ってください。