オリーブ8号 (ラスターポット付)
オリーブ8号 (ラスターポット付)
高さ 約120~140cm前後
※こちらの商品は外やテラスで楽しんで頂く植物です。
※この商品は、東京23区、横浜市・川崎市(一部地域を除く)お届け限定商品です。
※植物のため、形状や高さはお写真と多少異なる場合がございますのでご了承下さいませ。
オリーブの木の8号サイズです。オリーブオイルや塩漬けなど、オリーブといえば食用のイメージがありますが、観葉植物としても根強いに人気を集めています。
地中海原産のオリーブは、耐暑性に優れているのはもちろんのこと耐寒性にも優れた育てやすい植物です。地植えしてお庭や家の前のシンボルツリーとして鑑賞するのも良いですね。
花言葉には「平和」「知恵」といった意味があり、聖書やギリシア神話など、古来より平和の象徴として語り継がれる歴史のある植物です。控え目で優しい雰囲気のなかに確かに刻まれた歴史を感じながら、シルバーグリーンの葉に癒されてみてはいかがでしょうか。
紀元前から続く観葉植物を楽しむ文化
当たり前のようにある観葉植物ですが、いつ頃から楽しまれるようになったのでしょうか。紀元前600年頃の記述によると、当時栄えていたバビロニア帝国(現イラク)に建てられた「バビロンの空中庭園」には、多くの観葉植物が飾られていたとされています。バビロンの空中庭園は実際に存在していたか不明とされていますが、この頃には観葉植物を楽しむ風習があったようです。ローマ帝国が滅亡すると、観葉植物を育てる文化も衰退してしまいます。しかし、15世紀半ば頃に観葉植物ブームが訪れます。スペインやポルトガルによる植民地政策で侵略した国々から、多くの植物がヨーロッパに持ち込まれ、それらの珍しい植物を保有することがステータスとなったためです。19世紀の産業革命以降は、ガラス温室での栽培が可能となり、より身近な存在となって一般の人々も観葉植物を楽しむようになりました。
日本では、7世紀頃に唐(中国の王朝)から園芸文化が伝わり、日本独自の園芸文化が形成され、江戸時代には庶民も園芸を楽しんでいました。日本に海外の観葉植物が伝わったのは、江戸時代末期から明治時代にかけてです。当時日本は長い間鎖国していましたが、開国するにつれて海外の文化が日本へ入ってくるようになったためです。現在のように海外の植物を自宅で育てるようになったのは、1950年以降の高度成長期の頃です。都市開発が進み、緑が減ったことから、自宅で植物を育てるようになりました。
植物の流行も推移があり、1970年代には観葉植物がおしゃれなインテリアだと注目され、ゴムの木やポトスが人気となりました。1980年代には台湾から輸入されたベンジャミンやパキラに注目が集まります。1990年代はオリーブの木が人気となり、当時は高値で販売されていたことも。北欧インテリアがブームとなった200年代はウンベラータ、そして現在は多肉植物やエアープランツが流行しています。
このように、時代の流れとともに人気の観葉植物は異なりますが、流行っている植物を贈らなくてはいけないというルールはありません。相手の方の好みや育てやすさ、風水の効果、花言葉などをもとに、相手の方に喜んでいただけるような観葉植物を探してお贈りしてみてはいかがでしょうか。