入学祝いや就職祝い、結婚祝い、出産祝いなど、人生の節目となるお祝いや、クリスマス、誕生日などにお花をプレゼントしていただいたことはありませんか。何らかの形でお花をいただいたことがある方は少なくないかと思います。しかし、お花を贈っていただいた経験があるのは、男性よりも女性の方が多いようです。農林水産省実施の2022年の消費者調査「一般家庭における花や緑の購入実態調査」でお花をいただいたことがある女性は7割であったに対して、男性は約4割程度でした。データからでも、女性と比べると、男性のほうがお花をプレゼントしていただく機会が少ないことがわかります。

とはいっても、男性へお花をお贈りする機会はあるのではないでしょうか。例えば、父の日や敬老の日、会社の歓迎会、退職時などは、相手の方が男性であっても、お花をお贈りするという方は多いものです。しかし、一般的には、お花に対して「女性らしい」というイメージが定着しているようです。そのため、男性にお贈りする花束やフラワーアレンジメントを選ぶときに、どのようなものをお贈りすればよいのか悩んでしまうことはありませんか。

男性へお花をお贈りするなら、暖色系よりも寒色系のお花をメインに用いたさわやかなものが喜んでいただけそうです。例えば、紫や青いお花ならクールな印象で、男性の方でも抵抗なく手にできそうです。また、風水では、青いお花は集中力を高め、冷静な判断ができるようになり、仕事運がアップするという効果があるとされています。一方、紫色は、上下関係を明確にし、関係を良好にするとされている色です。よって、ビジネスパーソンの男性には、青や紫のお花をお贈りしてみてはいかがでしょうか。

また、緑色のお花やグリーンを多めに取り入れている花束やアレンジメントも男性へお贈りしやすいかと思います。緑色は、性別関係なく好まれる色ですし、リラックスや疲労回復効果があると言われています。日頃お忙しい方への贈り物には、緑色を多めに取り入れたものをお選びいただくのがおすすめです。風水では「成長」の効果があると考えられていますので、スキルアップを狙っている男性や受験勉強中の学生さんへの贈り物に適していると言えそうです。

中には、ピンク色などのお花を集めた可愛らしい花束を好む男性もいらっしゃいます。このように相手の方の好みを把握していれば、それに見合ったお花をお贈りできますよね。しかし、そうでない場合は、この記事で紹介したポイントを参考にして、お花を選んでみてはいかがでしょうか。