贈る相手を選ばずにお使いいただけるスタンド花

オフィスの開設や移転祝い、各種お店の新規・改装オープン、周年のお祝い、ビルや商業施設、ホテルなどの竣工祝い、俳優さんなどの出演祝い、楽屋花、アーティスト等の個展祝い、各種イベントの主催者への開催祝い、その他ウェディングシーンやお悔やみ系といった、多様なシチュエーションでスタンド花は贈られます。スタンド花は専用のスタンドにプロのフローリストがアレンジしたお花をセッティングした、ボリューム感あるフラワーギフトです。贈る側の名前や所属等が記された札も付属しますので、関係性のアピールにもなりますし、贈られた側にとっても同様ですし、お店などであればスタンド花は看板のような役割を果たします。

そんなスタンド花を贈ったことのある方の中には、どのようなお花、またその組み合わせを選択すれば良いか、迷った経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。お花の色も種類もたくさんありますし、その組み合わせとなると無数にあると言えます。そんなとき、特定の種類のお花や色を主体にあしらえば個性をアピールできますし、赤系やピンク系、紫系などのお花をバランス良くおまとめすれば、たいへん華やか艶やかな印象のアレンジになりますね。爽やかでみずみずしいイメージを醸したいとお考えであれば、白系やグリーン系のお花を主体にあしらうのもおすすめですし、グリーンに加えてオレンジやイエローなどビタミンカラーと呼ばれる色のお花も組み合わせれば、明るく元気な印象もプラスできますね。また、オシャレな雰囲気を好む方には、くすんだニュアンスカラーなどのお花を用いてみると、アンティークな雰囲気を出すこともできますよ。

そうした中で紫のお花は、艶やかな印象のアレンジにも落ち着いたイメージの組み合わせのどちらにも、しっかりと存在感を示すことができる便利な色と言えますね。もちろん紫にも濃淡やくすみ系の色などがありますので、選び方に工夫は必要です。また紫は大人っぽくエレガントな印象もありますし、神秘的であり高貴なイメージもあります。紫は、古くから日本はもとより世界的に高貴な色として認知されてきました。聖徳太子が制定された冠位十二階において、最高位の色でもありました。

高貴なイメージに加え、情熱と冷静を併せ持った神秘さも、紫の魅力の1つ。そのため紫はヒーリングの分野でも心を癒す効果があるとして用いられています。そうした意味で紫は、幅広い年齢層に相応しい汎用性の高いお花と言えるのではないでしょうか。