人はお花を見ると明るい気持になったり、気分が良くなったり、落ち着いたりすることがあります。それは「幸せホルモン」と呼ばれるドーパミンやオキシトシン、セロトニンなどの物質が分泌されるからだと言われています。居室はもとより、複数の室内空間やオフィス、お店などにお花を飾ることで、そうした心理的なプラス効果が期待できますし、華やさやオシャレさなどの空間演出もできます。また風水の面でもさまざまな運気アップが期待できるなど、まさに一石二鳥というわけです。

そしてお花の色によっても、さまざまな心理効果が期待できそうです。個人的、またビジネス関係におけるさまざまなお祝いやお悔やみの場面で、お花そのものの色、また全体の色の傾向を考慮しながらお花選びをするのも、お相手への気持を伝える方法の1つと言えます。

その中で、女性におすすめの色は、ピンクです。ピンクは一般的に女性を象徴する色として定着しており、可愛らしく華やかな印象があります。女性はピンク色を見ることでホルモン（エストロゲン）の分泌が促進されると言われています。それによりエイジング対策にもなりますので、女性の方が頑張るオフィスや飲食店などへの贈り物としては、ピンクのお花はお喜びいただけるのではないでしょうか。

さらにピンクは、性別によらず体や心の緊張をほぐしたり、優しい気持ちにしてくれる効果も期待できると考えられています。それによりコミュニケーションを円滑にすることもつながりますので、オフィスの人間関係はもとより、お店でのスタッフ同士、お客様との関係にも良い効果が期待できそうです。

その他の色にも、それぞれの良い効果が期待できると考えられていますが、贈る相手の誕生日カラー、誕生月カラーのお花をあしらうのも、メッセージ性を付加しやすく、お喜びいただけそうです。たとえば1月1日は純白、1月2日はフロスティーホワイト、1月3日はシルバーグレー、1月4日はアルミニウムグレー、1月5日はスチールグレーといったように、うるう年も含めて366の色が設定されています。なお、誕生月のカラーは、1月が赤、2月が紫、3月が水色、4月がホワイト、5月がグリーン、6月が乳白色、7月がピンク、8月が黄緑、9月がブルー、10月がオレンジ、11月がイエロー、12月が黒です。

また誕生花、誕生月のお花もありますので、ご興味をお持ちになりましたら、是非お調べになってみてはいかがでしょうか。