3月頃になると卒業シーズンになります。別れを惜しみつつ新しい環境への準備などもあり、なにかしらソワソワしがちな時期ですよね。学生の方は共にお花を贈りあったり、保護者の方は卒業式、卒園式で使うお花を手配するのにも何かとバタバタすることが多いのではないでしょうか。今回は卒業や卒園に贈るおすすめのお花をご紹介いたします。

まずおすすめのお花はスイートピーです。スイートピーは蝶のようなひらひらとした可憐な花びらとほのかな甘い香りが人気のお花です。スイートピーの花言葉は「門出」「別離」「優しい思い出」「永遠の喜び」などがあります。この花言葉はスイートピーの花の姿が蝶に似ていることや、スイートピーが多く出荷される3月頃が卒業シーズンであることに由来しています。花色もパステルカラーの優しい色合いから鮮やかなビビッドカラーに染められたものや大人っぽいくすみカラーに染められたものなど様々ですので、年齢を問わずに喜んでいただけるお花なのではないでしょうか。

次におすすめのお花なガーベラです。華やかさと可愛らしさを併せ持ったガーベラの花は、通年手に入れやすく様々な用途のお祝いにもおすすめのお花です。ガーベラにも「希望」「常に前進」「辛抱強さ」などのポジティブな花言葉が付けられています。こちらも品種と色が豊富で、ポップな可愛さの明るい花色からモダンな落ち着いた花色まで幅広く存在します。

先生や先輩などに感謝を伝えるお花としてカスミ草がおすすめです。カスミ草には「感謝」「幸福」のなどの花言葉がありますので日頃の感謝の気持ちを伝えるのにはぴったりなお花なのではないでしょうか。またカスミ草はドライフラワーにもなりやすいため長く楽しんでもらうことができます。

卒業式といえば「みんなで歌いながら、涙し別れを惜しむ」感動的なイベントというイメージがあるのではないでしょうか。実はこういった感動的し涙する卒業式は日本独自の文化なのだそうです。日本で卒業式の文化が始まったのはいつからなのでしょうか。日本では1872年に学校教育に関する制度である学制が施行されました。その際に各学年ごとに試験修了者に対して卒業証書を授与したことに起源を持つと言われています。その後明治10年代ごろに現在のような独立した儀式として定着したのだそうです。

別れの大切な時期にもお花でより良い思い出を残してみてはいかがでしょうか。