バレンタインデーに花をプレゼントしよう!おすすめのフラワーギフトやシチュエーション
バレンタインデーといえば、女性から男性へチョコレートを贈る日のイメージがありますよね。
しかし実は、チョコレートを贈るのは日本だけの文化ということをご存知ですか?世界的な意味では、男女問わず「大切な人へ花や手紙を贈る」という日なのです。
今年は気分を変えて、大切なあの人へフラワーギフトをプレゼントしてみませんか?
この記事では、バレンタインデーにおすすめの花やフラワーギフトの買い方だけでなく、渡すシーンやポイントなどもご紹介します。
チョコだけじゃないバレンタインデー
日本においての「バレンタインデー」といえば、女性から男性にチョコを贈る日というイメージが根強く残っています。
しかし、世界的に見ると、「男女がお互いに愛と感謝を込めて花を贈る日」と認識されていることをご存じでしょうか。
世界でのバレンタインデーは、恋人や夫婦に限らず、大切な友人やお世話になっている人などへ、「1年のうちで最も花が贈られる日」なのです。
その風習を受けて、日本でも少しずつバレンタインデーに花を贈るシーンが増えてきました。
花をプレゼントするのは少し恥ずかしくて慣れないという方も、1年に1度のバレンタインデーの力を借りて、今年は素敵なフラワーギフトを贈ってみてはいかがでしょうか。
バレンタインデーにおすすめの花言葉をもつ花
バレンタインデーに贈る花は、相手の方の好きな花や色を参考に選ぶのがおすすめです。
しかし、相手の方の好みを把握していなかったり、特別に伝えたい想いがある場合には、それぞれの花に込められた花言葉を参考にしてみてはいかがでしょうか。
まずは、バレンタインデーにぴったりの花言葉をもつおすすめの花をご紹介します。
バラ
フラワーギフトの定番とも言えるバラは、バレンタインデーの贈り物としても多く選ばれています。
豪華で華やかな印象のバラは花の中でも人気が高く、老若男女問わず幅広い層へのフラワーギフトとしてもおすすめです。
告白やプロポーズなど、愛を伝える際に多く用いられるイメージがありますが、もちろん友人や家族に贈っても喜ばれることでしょう。
バラはカラーバリエーションも豊富なので、相手の方の好みや花言葉を参考に選んでみることをおすすめします。
花言葉(色)
バラの全体的な花言葉は「愛」や「美」。
そして、定番の赤いバラには「あなたを愛しています」という意味合いがあるので、バレンタインデーのプレゼントにもぴったりですね。
他にも、ピンクのバラには「愛の誓い」「感謝」、白いバラには「尊敬」、青いバラには「奇跡」などの花言葉があり、どの花色を選んでも、贈り物には最適です。
また、黄色いバラには「友情」という花言葉があるので、バレンタインデーに感謝を伝えたい大切な友人へ贈るのもおすすめですよ。
花言葉(本数)
プレゼントとして選ばれることの多いバラは、花の本数別にも花言葉が異なります。
例えば1本なら「一目惚れ」、3本は「告白」、12本は「私と付き合ってください」など、愛を伝える場面にぴったりの花言葉がたくさんあります。
バレンタインデーにプロポーズするなら、「私と結婚してください」という意味合いの108本のバラの花束をプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
チューリップ
バレンタインデーにバラをプレゼントするのは少し気恥ずかしいという方でも、チューリップならハードルが少し下がるのではないでしょうか。
春の花の代表とも言えるチューリップは幅広い世代から人気が高く、キュートで親しみやすいイメージから、花の贈り物に慣れていない方にもおすすめですよ。
チューリップがお花屋さんで流通し始めるのは2月頃なので、バレンタインデーのプレゼントとしてもぴったりのお花となっています。
花言葉(色)
チューリップの全体的な花言葉は「思いやり」や「博愛」などがあります。
普段お世話になっている人や、大切な友人に贈りたい時におすすめですよ。
色のバリエーションが豊富なチューリップも、色ごとに花言葉がつけられています。
例えばピンクのチューリップには「愛の芽生え」、赤いチューリップには「愛の告白」など、バレンタインデーに想いを伝えたい人の背中を押してくれます。
ただ、黄色いチューリップには「望みのない恋」という花言葉があるので、花言葉を意識したい場合は注意しましょう。
ガーベラ
たくさんの花びらをつけ、丸く可愛らしい姿が人気のガーベラは、とても種類が多いのが特徴で現在確認されているだけでも500種以上の種類があると言われています。
花の大きさや咲き方、花の色など個性豊かで、バレンタインデーのプレゼントとしても選ぶ楽しみがありますね。
シンプルで飾らない美しさがあるので、男性へのフラワーギフトとしても贈りやすいのではないでしょうか。
花言葉(色)
ガーベラの全体的な花言葉は「希望」「常に前進」などがあります。
そしてガーベラの種類はとても豊富で、バラやチューリップと同じように色別にも花言葉がつけられています。
例えば、赤いガーベラには「燃える神秘の愛」、黄色いガーベラには「究極の愛」などがあり、恋人やパートナーに愛を伝えたい時におすすめです。
また、ピンクのガーベラには「思いやり」、白のガーベラには「希望」などがあるので、家族や大切な友人などにも贈るのも素敵ですよ。
カーネーション
母の日のフラワーギフトの定番になっているカーネーションですが、バレンタインデーのプレゼントとしてもおすすめです。
カーネーションは母の日がある5月だけじゃなく、2月頃からお花屋さんや園芸店などに出回っている花なので、バレンタインデーの時期にも比較的手に入りやすい花なのです。
繊細に波打つ花びらが美しいカーネーションは、どの世代からも愛されています。
花言葉(色)
カーネーションの全体的な花言葉は「無垢で深い愛」があります。
また、定番の赤いカーネーションには「母への愛」があるので、母の日以外にもバレンタインデーにお母様へ贈ってみるのも良いかもしれません。
他にも、白いカーネーションには「純粋な愛」、ピンクのカーネーションには「感謝」などの花言葉があります。
スイートピー
繊細で優しいイメージのスイートピーも、春の訪れを感じさせる花です。
スイートピーは、フリルのような花びらが美しいだけでなく、その甘い香りも人気の秘密となっています。
スイートピーも品種が多い花なので、相手の方の好みの色や花言葉から選んでみると良いでしょう。
花言葉(色)
スイートピーの全体的な花言葉は「門出」「優しい思い出」などがありますが、これらは主に赤いスイートピーの花言葉と一致しています。
4月からの進学や新生活を控えている方へのバレンタインデーのプレゼントに最適です。
他にも、白いスイートピーには「ほのかな喜び」、ピンクのスイートピーには「優美」などの花言葉があります。
バレンタインデーにおすすめのフラワーギフト
バレンタインデーにプレゼントしたい花が決まったら、次にフラワーギフトのスタイルを選びましょう。
定番の花束以外にも、飾りやすいフラワーアレンジメントや、持ち運びしやすいボックスフラワー、長持ちするプリザードフラワーなどがあります。
花をプレゼントした瞬間だけでなく、渡した後のことも考えたプレゼントにすると、相手の方にもより一層喜ばれるはずですよ。
花束・ブーケ
フラワーギフトの定番とも言える花束は、バレンタインデーのプレゼントとしても多く選ばれています。
花の美しさを前面に出し、華やかさとボリュームのある花束は、誰がもらっても嬉しい贈り物です。
複数の種類の花を豪華に束ねても素敵ですが、1種類だけをシンプルにまとめても大人っぽいフラワーギフトになります。
伝えたい想いから、花言葉や本数にこだわってみても素敵です。
花束は、基本的に花本体の金額しかかからないので、他のフラワーギフトよりも比較的リーズナブルにお買い求めできるというメリットがあります。
ただし、贈りたい相手の方が、花瓶などの花器を持っていない場合は、飾りにくくなってしまうこともあります。
フラワーアレンジメント
カゴなどの専用の容器の底に吸水スポンジを敷き、花を生けたものがフラワーアレンジメントです。
花をバランスよく自由にレイアウトできるので、まとまった美しさを楽しむことができます。
フラワーアレンジメントの最大の魅力は、受け取ってすぐにそのまま飾れることです。
また、生花や切花のように花瓶の洗浄や毎日の水替えなどもお世話も必要ありません。
オフィスやお店にも飾りやすいので、ビジネスシーンでお世話になっている方へのバレンタインデーのプレゼントとしてもおすすめです。
ボックスフラワー
ボックスフラワーは、彩り豊かな花を箱の中に敷き詰めたフラワーギフトです。
箱を開けるまで何が入っているか分からないので、バレンタインデーのサプライズプレゼントにおすすめです。
ボックスフラワーは、箱を閉めた状態であれば持ち運びしやすいので、出先で渡しても相手の負担になりにくいというメリットがあります。
また、フラワーアレンジメントと同じように、吸水スポンジに生けてあるので、そのまま飾ることができて水替えも不要です。
プリザードフラワー
プリザードフラワーは、生花を長期保存できるように加工したもので、適切な環境下であれば何年もその美しさを楽しむことができます。
その工程としては、生花から水分と色素を抜き、着色液につけて染色したものなので、生花にはないような色味を再現することも可能です。
枯れない美しさがありますが、本物の花から作られているので造花にはないリアルさが人気です。
長く残るフラワーギフトなので、特別なバレンタインデーの贈り物など、思い出を残しておきたいときのプレゼントとしておすすめです。
バレンタインデーに贈る花の買い方
バレンタインデーに花をプレゼントすることが決まったら、園芸店や通販サイトなどで購入しましょう。
それぞれにメリットがありますので、ご紹介します。
どちらの場合も、当日に間に合うことを優先して、相手の方により喜ばれるものを選ぶのがポイントです。
花屋さんや園芸店で買う
家の近くに花屋さんや園芸店などがあるのであれば、直接お店に出向いて花を選んでみましょう。
バレンタインデーの時期になると、専用にラッピングされたものが多く店頭に並びます。
冬は夏よりも花もちが良い場合が多いので、渡したい前日~2日前くらいに購入しても問題ありません。
花の状態を直接見て選ぶことができるので、安心感があります。
また、花選びやラッピングで迷ったら、お店の方に相談すると素敵な形に仕上げてくれることでしょう。
購入した花を持ち帰る際には、花が傷んでしまわないように注意しましょう。
通販サイトで買う
忙しくて花屋さんに行くことができない方は、通販サイトで購入してみてはいかがでしょうか。
通販サイトにも、バレンタインデーのプレゼント用にラッピングされたものがたくさん販売されています。
配達時間が指定できるところであれば、都合の良い時間と場所に届けてもらえるので便利です。
万が一、配達中に花が破損してしまった時のために、保障やサービスが充実している通販サイトが安心です。
直接お店をまわるよりも、豊富な種類の中からバレンタインデーのフラワーギフトを選べるので、予算や花の種類、フラワーギフトのスタイルなどから最適なものを自分のペースで探せます。
バレンタインデーの花のおすすめの贈り方
バレンタインデーの花を準備するときには、どのようなシチュエーションで渡すのかも考えておく必要があります。
渡すときのタイミングによっても、おすすめのフラワーギフトは異なります。
相手の方を喜ばせたり、驚かせることも大切ですが、持ち帰りなどの負担にならないように気を付けましょう。
待ち合わせしてすぐ
バレンタインデーにデートをするのであれば、待ち合わせしてすぐに花をプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
驚かせたいのであれば、大きな花束も良いかもしれませんが、その後のデートの荷物になってしまう可能性もあります。
車移動であれば問題ありませんが、花束を持って歩いたり、公共交通機関を利用すると注目を集めてしまうこともあるので、さりげなく持ち運べるボックスフラワーがおすすめです。
ランチやディナーの直後
バレンタインデーに、相手の方と食事をする予定であれば、ランチやディナーのあとに花をプレゼントしてみましょう。
大きなサイズのフラワーギフトだと、相手の方に隠しながら来店することが難しいかもしれませんが、もしお店の方に協力してもらえるのであれば、デザートが終わったタイミングで運んできてもらいましょう。
インパクトの強い大きな花束であれば、相手の方にとっても特別なバレンタインデーの思い出として残ることでしょう。
デートの帰り際
いつも通りのデートを楽しんだ後の帰り際に花をプレゼントするのもおすすめです。
お別れ間際の少し寂しい気持ちを、幸せな気持ちに変えてくれることでしょう。
ドライブデートで相手の方の家についた時であれば、荷物にもならずにスムーズにプレゼントできます。
他にも、美しい夕日をバックに砂浜や高台などのスポットも、より一層気分を盛り上げてくれます。
おうちデートやホテル
どちらかの家で会っている時には、誰にも邪魔されることなく、自然体のままフラワーギフトを贈れます。
相手の方の家に花を隠しておくことは難しいので、自宅に招いた時がおすすめです。
また、ホテルへ滞在する時には、あらかじめホテルスタッフの方にお願いして、部屋に花を置いてもらうと、サプライズプレゼントになります。
ただし、ホテルによってはそのようなサービスを受け付けていないところもあるので、事前によく確認しておくことが大切です。
自宅へ届ける
遠距離恋愛中や、離れて暮らしている家族や友人に、バレンタインデーの花をプレゼントしたい時には、相手の方の自宅へ配達してもらうのも一つの手段です。
その場合は、指定した場所や時間に配達してくれる通販サイトで購入するとスムーズです。
バレンタインデー当日に会うことができないことを残念に思っているところに突然花が届くと、その嬉しさは何倍にもなります。
他にも、「普通にデートをして帰宅したら花が届いていた」というサプライズ演出も素敵ですね。
バレンタインデーに花を贈る時のポイント
バレンタインデーに花をプレゼントするだけでも素敵ですが、ちょっとした工夫を取り入れることで、より特別な贈り物になります。
少しでも相手の方に喜んでもらえるように、+αを意識してみましょう。
最後に、バレンタインデーのフラワーギフトを贈るときのポイントをご紹介します。
チョコに添える
現在の日本では、バレンタインデーといえばチョコレートというイメージが強く残っています。
その為、相手の方がチョコを苦手としていない場合、花と一緒にチョコをプレゼントしても良いかもしれません。
ネット通販には、バレンタインデー用に、花とチョコがセットで販売されていることもあります。
また、花をモチーフにしたチョコレートもあるので、「花より団子」な方へのプレゼントには、このような物を選ぶと喜ばれることでしょう。
メッセージを添える
普段は面と向かって伝えることのできない気持ちも、メッセージカードでなら表すことができるのではないでしょうか。
プレゼントする花にさりげなくしのばせることのできるメッセージカードは、一言書くだけでも相手の方に想いが伝わります。
花言葉で花を選んだ場合は、その花言葉の意味を記してみてもおしゃれです。
相手の好みも取り入れる
自分が贈りたい花で選ぶのも大切ですが、相手の方の好きな花や好みの色合いが分かっている場合は、それらを取り入れたフラワーギフトも意識してみましょう。
相手の方は、自分好みの花をプレゼントしてもらうことで、自分のことを大切に思ってくれていることを実感できます。
相手の好みが分かりにくい場合や、季節的に難しい場合は、こだわる必要はありません。
バレンタインデーに花をプレゼントして気持ちを伝えよう
年に一度のバレンタインデーは、大切な人へ感謝の気持ちを伝える日です。
女性から男性に限らず、男性から女性へ、そして家族や友人へ、日頃の感謝を込めて花を贈ってみませんか。
想いを込めたフラワーギフトは、きっと相手の方にとって特別なバレンタインデーになることでしょう。