送別会に贈るお花選びのポイント!マナーや人気のお花は?
ビジネスシーンやお祝い事には欠かせないフラワーギフト。
門出を祝う送別会の贈り物としても重要な存在です。
送別会の幹事になられた方は、どんなお花を用意すれば良いのかお悩みではないでしょうか?
今回は、送別会に贈るお花選びのポイントや、一般的なマナー、人気商品方などをご紹介していきます。
会場の予約や人数の確認など、やることづくめの幹事様の手助けになれば幸いです。
送別会で贈るお花の選び方
送別会のフラワーギフトは、何人かで購入することが多く、全員で決めた予算を守る必要があります。しかし、予算ばかりを気にして選ぶと、思ったのと違かった……といった事態にもなりかねません。
そこで、送別会で贈るフラワーギフトを選ぶうえで、どんなポイントに注意したらよいのか、選び方について詳しく解説をしていきます。
主役の雰囲気で選ぶ
まず初めに、定番の選び方としては「主役の方のイメージで選ぶ」方法です。
相手の人柄や雰囲気を思い浮かべて、ぴったりなカラーリングを選んでみましょう。
温和な方にはやわらかいパステル調の色合い、快活な方にはビタミンカラーやエネルギッシュな色合いなど、アレンジメントのイメージカラーをざっくり決めておくといいですね。
花の種類や形も、男性にはシンプルですっきりとしたお花、女性には華やかでふんわりとしたお花などがおすすめ。
もし相手の人柄がはっきり掴めないときには、デスク周りの物や持ち物、相手の服装などをチェックしてみましょう。
その人の好きな色や雰囲気が分かるので、ヒントになります。
どうしてもわからない場合は、女性はピンクや赤を、男性は青や黄色などの色で選ぶのが無難です。
持ち帰りやすいサイズで選ぶ
送別会で贈るお花を選ぶ際に注意したいのが、持ち帰りやすいサイズを選ぶことです。
門出を祝い、今までの感謝を伝える送別会ですから、豪勢なフラワーギフトを渡したくなりますが、その後のことを考えてみましょう。
送別会のほとんどが、自宅から離れた場所や職場の近くで行われます。そのため、相手が、もらったブーケやアレンジメントを、ご自宅まで持ち帰る前提でお花を選びましょう。
車通勤の方なら問題ないかもしれませんが、電車・バスなど公共機関で通勤されている方だと、持ち帰るのは意外と大変です。なるべく、手提げの紙袋に収まるサイズ感
紙袋などに収まる、手持ちできるサイズ感のものが無難でしょう。
また、大きすぎるものや嵩張るもの、重いものや壊れやすいものは避けて選びます。
オーダーメイドで頼む
カラーイメージやアレンジメントの雰囲気が決まったら、お花屋さんでオーダーメイドを頼んでみるのもいでしょう。
花屋さんでは、店頭に出ているブーケやアレンジメントだけではなく、オーダーメイドでのアレンジも承っています。
色のイメージ・雰囲気・予算を伝えて、大切な日を祝う特別なアレンジを束ねてもらいましょう。
素敵な花言葉で選ぶ
お花は、それぞれに素敵な花言葉を持っています。
品種や色別に花言葉を持っているお花もあるので、相手の方にぴったりな言葉を探して贈るのもきっと喜ばれますよ。
一般的に送別会で贈る花言葉としては、「感謝」「尊敬」「門出」などが向いているでしょう。下記に送別会向きの花言葉とお花をまとめましたので、参考にしてみてください。
花名 | 花言葉 |
シクラメン | resignation and good-bye
(退職と別れの言葉) |
スイートピー | 門出、別離、優しい思い出 |
ガーベラ | 希望、前進 |
ピンクのガーベラ | 感謝、思いやり |
オレンジのガーベラ | 冒険心、忍耐強さ |
白いダリア | 感謝、豊かな愛情 |
赤いダリア | 栄華、華麗 |
白いバラ | 深い尊敬、純潔 |
トルコキキョウ | 希望、すがすがしい美しさ、優雅 |
ここで挙げた花言葉以外にも、相手の人柄に合った花言葉や、思い出深いエピソードに沿った花言葉など、オリジナリティを出して探してみるのもおすすめです。
花粉が飛ばない花を選ぶ
花粉シーズンになると、オフィスでくしゃみや鼻水で苦しんでいる人も見かけますよね。
お花には花粉が付き物であり、花粉症があるから花が苦手という方もいらっしゃるでしょう。花の花粉は、たとえ少量だとしても食べ物や洋服に付く恐れがあります。
また、持ち帰るときに、電車や車内を汚す原因にもなるでしょう。
このように、花粉によるトラブルは意外と多いので、送別会でのお花は、花粉が飛びにくいものや、落ちにくいものを選びましょう。
お花屋さんによっては、注文時に伝えておくと花粉を取ってくれるケースもあるので、花粉が飛ばないように小細工をするのもおすすめです。
このお花を入れたいけど、花粉が多くて心配…という場合には、お店の人に伝えておきましょう。
アレルギーがひどい方には、花粉が飛ばないプリザーブドフラワーがおすすめです。
プリザーブドフラワーは水やりをする必要がないので、お世話の負担が少なく済みます。
数年は鮮やかな花色を楽しめるので、思い出の贈り物して美しく残るギフト向きのアレンジとしても、人気が高いです。
花や葉が落ちにくいものを選ぶ
少し触れただけでもはらはらと花や葉が落ちてしまうようなデリケートなお花は、送別会のお花には向いていません。
持ち運びに気を遣って大変ですし、レンタルしている会場やお店、相手の自宅や車を汚す可能性もあるからです。
どの花がデリケートなものかはぱっと分からないと思うので、注文時にお花屋さんに聞いて、事前に問い合わせておけば安心でしょう。
旬の花材を使う
新年会や忘年会などと異なり、送別会は相手の方の退職や異動にあわせて開催されます。
その季節感を利用して、旬のお花を取り入れたアレンジを贈るのもおすすめです。
例えば、春はチューリップ、夏はヒマワリ、秋はガーベラやバラ、冬はアネモネなど…食べ物やファッションと同じく、ギフトにも季節を取り入れるのは、気の利いたチョイスですよね。
また、旬のお花は、仕入れ値も安いので、同じ予算でも少しボリューミーに仕上げることができるかもしれません。
送別会でお花を贈るマナー
ここまでは、送別会で贈るお花の選び方についてご紹介してきました。
次に、送別会でお花を贈るうえで、いくつか注意しておきたいマナーをご紹介します。
マナーを意識して、主役の方に気持ちよくお花を受け取ってもらいましょう。
持ち帰り用の手提げを用意する
先ほど、持ち帰りやすいサイズ感のギフト選びが大切だと述べました。
ブーケなどの贈り物は、そのまま持ち歩くには不便ですし大変です。
お花以外にも、個人的なプレゼントなどをもらう場合もありますので、主役の方は帰りの荷物が多くなってしまいます。
帰りの手間を考えて、送別会で渡すお花には、必ず紙袋を用意しておきましょう。
紙袋の大きさは、ブーケやアレンジメントがゆったりと入る、大きめの紙袋だと出し入れがスムーズになります。
とはいえ、自分で袋だけ準備するのも、少し面倒だと思います。フラワーギフトラボでは、持ち帰り用の手提げ袋をおつけすることができるので、注文時にお問い合わせください。
贈るタイミング
送別会のお花を贈るときには、贈るタイミングにも注意したいところです。
例えば、お店などで送別会を行なっている場合には、会が終盤を迎えるあたりで渡しましょう。
あまり早くに渡されると、せっかくいただいた贈り物を置いたままで雑に扱うわけにもいきませんから、受け取った方の荷物が増えて不便になります。
会場以外に、主役をオフィスで送り出す場合には、必ず退社時間前に間に合うようギフトの手配をして渡しましょう。
渡し方に気を付ける
送別会のお花を渡す際には、渡し方にも配慮しましょう。
【送別会でのお花の基本の渡し方】
・茎が相手の右手に、花が相手の左手になるよう渡す
・受け取りやすいよう、持つ部分を空けて渡す
・見ている人たちへ、どんな花か見えるよう渡す
渡し方にプラスして、渡すタイミングも意識して贈るとベストです。
例えば、感謝の言葉を伝えた直後に花束を渡すなど、場を盛り上げたり、主役に喜ばれたりする素敵な演出ができると、フラワーギフトがより一層輝きますよ。
幹事を任された方は、ぜひサプライズ演出なども考えてみてくださいね。
送別会で贈るお花でNGな種類
お花選びの際には、送別会で贈るお花として避けたほうが良いお花があります。
悪い縁起やイメージを持つお花は、おめでたい送別会の場には不向きです。
場合によっては、受け取った方が不快に感じることもあるため、避けて選ぶようにしましょう。
棘のある花
刺を持つ花は、刺で相手に怪我をさせたり、大切な縁を傷つけるとして、お祝い事や送別会で贈るものとしては、縁起が悪いとされます。
バラなどは送別会を彩るのに相応しい華やかさがありますが、注意が必要です。
ただ、近年のお花屋さんでは、多くの店舗がお花の棘を処理してお店に出しています。
棘さえ取ってしまえば、送別会の贈り物としては何の問題もありませんので、気にせず贈りましょう。
もし心配でしたら、念のために「刺は取り除いてほしい」と事前に伝えておけば安心ですよ。
白いキク
仏花や供花を連想させるお花、特に白い菊などは、葬儀をイメージさせるため、避けたほうがいいでしょう。
全体的に白だけでまとめたアレンジメントなども、送別会の贈り物には不向きです。
白いキクを使いたい場合には、他にピンクやブルー、オレンジなどの華やかな色合いの花材を加えて、全体的に白っぽくならないよう気を付けましょう。
ツバキ
鮮やかな色のツバキの花は、目上の方などに贈りたい慎ましさを持っていますよね。
ですがこのツバキ、お花が散るときに花びらが散っていくのではなく、花首ごとぼとりと落ちる性質があるため、贈り物には不向きです。
また、首から落ちる性質が、「落ちる」を連想させるため、めでたい行事はもちろん、妊娠のお祝いや合格祈願に贈るのも避けましょう。
送別会のお花の予算相場
さて、幹事さんが送別会のお花で意識するのが「予算」ですよね。
予算をなるべく抑えて選ぶとなると、今度はボリュームが難しい…バランスの良い調整には、なかなか悩むポイントです。
お花は、種類などによって単価が変わるので、予算を上げれば豪華にボリュームが増すわけではありません。
フラワーギフトを注文するときには、予算やイメージとあわせて、希望するボリューム感もざっくりと伝えておきましょう。
持ち帰りに配慮したサイズを伝えるのもいいですね。
次は、送別会で贈るお花について、シーン別の相場目安をお伝えしていきます。
あくまでも目安なので、状況や相手の方に適した予算を決めましょう。
個人で贈る
個人単位でフラワーギフトを贈るなら、1,000円程度が相場目安となります。
お花のプレゼント以外にも食事をご馳走する、他のプレゼントとあわせて渡すなど、お花以外の用意もあるといいでしょう。
グループで贈る
グループでフラワーギフトを贈るなら、1,000~10,000円が相場目安となります。
グループは3名以上程度の人数がいるといいでしょう。
ギフトに参加する人数によって変動しますが、1人あたり500~1,000円ほどの予算で組めば、個人の負担も大きすぎずちょうど良いバランスです。
参加人数が多く、予算組みに余裕がありそうなら、お花以外のプレゼントも用意すると良いでしょう。
会社で贈る
会社からフラワーギフトを贈るなら、3,000~10,000円が相場目安となります。
参加する社員数にもよるので、幅のある相場額となっています。
社員30名ほどで予算組をする場合には、3,000円くらいでいいかもしれません。
定年退職される重役の方が主役だった場合、社員規模によっては予算額が10,000円になるケースも考えられます。
会社内で相談をしながら、予算を決めるとよいでしょう。
送別会で贈るお花は通販で購入しよう
送別会で贈るフラワーギフトを購入するには、近くの店舗で購入する場合が多いでしょう。
実際にお花を見て、相談しながらオーダーできるので安心ですね。
しかし、店舗に買いに行く時間や手間が、面倒だと感じる人もおおいはずです。
そこで、おすすめなのは通販!ここでは、送別会のお花を通販で購入するときのメリットを、いくつかご紹介します。
いつでも注文できる
店舗でお花を購入する場合、開店時間中に来店する必要があるので、業務に追われて忙しい人は特に、来店が難しいこともあるでしょう。
そんなときには、通販サイトで購入してみてはいかがでしょうか。通販サイトは24時間365日営業をしています。そのため、移動中の電車はもちろん、業務の合間やお昼休みなど、オフィスに居ながら隙間時間を使ってフラワーギフトの手配ができます。
周りと相談して選べる
また、送別会で贈る花は、みんなで贈り合うものですから、周りの社員の方とあれこれ相談しながら、アレンジメントのイメージを決めるのもいいですね。
店舗と違って、実際にお花を見ることはできませんが、掲載されているイメージ写真に近い商品が届きますので、デザインが全然違う!という失敗もありません。
店頭よりも価格が安い
店舗を構えて販売をしていないネットショップでは、お店のスペースやディスプレイを考えることなく仕入れることができます。
また、お店の維持費などコストを安く抑えられるので、店頭購入よりも安い価格で入手できるケースが多いのです。
場合によっては、予算に合わせて店頭で検討していたものよりも、大きくゴージャスなフラワーギフトを購入できる可能性もあります。
店頭ではなかなか出会えない、少し珍しいお花に出会うチャンスもあるかもしれません。
通販購入での注意点
メリットのたくさんある通販サイトですが、送別会でのお花を購入する際には、届く日時をしっかりと確認して指定しましょう。
自分で受け取りに行く店頭とは異なりますので、届く時間が間に合わなくては目も当てられません。
また、なるべく自社配送しているお店を選ぶのも、安心できるポイントです。
お花はデリケートなので、花の扱いに長けたプロが梱包から発送まで行なえば、お花が傷つくことなく、最適なコンディションで届くので安心です。
通販には送料がかかりますので、予算が事前にしっかり決まっている場合には、必ず確認しておきましょう。
送別会で贈るお花はフラワーギフトラボで
フラワーギフトラボでは、送別会での贈り物として人気の花束やアレンジメントフラワー、プリザーブドフラワーを多く取り揃えております。
高品質なお花を、おしゃれなアレンジメントでお届けいたします。
贈る相手の雰囲気や好きな色、使いたいお花がお決まりの場合には、ぜひご利用くださいませ。
まとめ
今回は、送別会で贈るお花の選び方やマナー、人気のお花についてご紹介してきました。
送別会の贈り物は、渡すときに「気持ちを伝える」のが何よりも嬉しいギフトになるでしょう。
「笑顔の素敵な〇〇さんにあわせて、この色を選びました」
「ブルーが好きな〇〇さんの好みで用意してみました」
など、自分のことを考えて選んでくれたんだなと思えば、フラワーギフトを貰ったときの喜びもひとしおです。
感謝の気持ちを込めた素敵なフラワーギフトで、主役の門出をお祝いしてくださいね。
フラワーギフトラボでは、送別会にふさわしいお花を数多く取り揃えております。
花束はもちろん、ボックスフラワーなどは持ち運びも楽で、周りから見てもお花だとわかりにくいので、男性へのプレゼントにも人気です。
会社の送別会はもちろん、大学のサークルやクラブチームの送別会など、さまざまなシーンの送別会に適したお花をご用意しているので、ぜひお買い求めください。