ジューンブライドには紫陽花がぴったり!結婚式を彩る魅力とは?
ジューンブライドといえば、6月の結婚式に特別な憧れを抱く方も多いのではないでしょうか。ヨーロッパ発祥の「6月に結婚した花嫁は幸せになれる」というロマンチックな言い伝えから、日本でもこの時期に式を挙げるカップルが増えています。そんなジューンブライドの季節に、ひときわ美しく咲くのが紫陽花です。
色とりどりの花を咲かせる紫陽花は、しっとりとした雰囲気と華やかさを併せ持ち、梅雨時期のウェディングを上品に彩ってくれます。
この記事では、ジューンブライドにぴったりの花としての紫陽花の魅力や、結婚式での取り入れ方、花言葉に込められた意味などを詳しくご紹介します。結婚式の花選びに迷っている方や、6月に思い出に残る演出をしたい方はぜひ参考にしてみてください。
紫陽花の種類
ジューンブライドの季節にぴったりな花として親しまれる紫陽花には、さまざまな品種が存在します。それぞれに異なる特徴や魅力があり、結婚式のシーンに合わせて最適な紫陽花を選ぶことができます。ここでは代表的な品種をいくつかご紹介します。
ガクアジサイ
ガクアジサイは、日本原産の伝統的な紫陽花で、中心に小さな両性花、その周囲に大きな装飾花が縁取るように咲く独特の花姿が特徴です。
和の雰囲気にぴったりな佇まいで、落ち着いた品のある美しさが魅力です。和装のブライダルにもよく合い、ナチュラルで上品な空間演出におすすめの品種です。
ニホンアジサイ(アジサイ)
一般的に「アジサイ」として知られるニホンアジサイは、こんもりと丸くボリュームのある花房が特徴で、見応えのある存在感を持っています。青やピンク、紫など色のバリエーションも豊富で、土壌の酸度によって色が変わるという面白さもあります。
多くの人に馴染みがあることから、ゲストに親しみやすい演出が可能です。
西洋アジサイ(ハイドランジア)
西洋アジサイは、日本のアジサイがヨーロッパで改良されて誕生した品種で、花房が大きく華やかな点が特徴です。鮮やかな発色とボリューム感があり、ゴージャスなウェディング装花やブーケに最適です。華やかな雰囲気を求めるジューンブライドには特に人気が高く、洋装のウェディングとの相性も抜群です。
6月の結婚式にぴったりの「ジューンブライド」という品種も
「ジューンブライド」という名前を持つ紫陽花の品種をご存じでしょうか?その名の通り、6月の結婚式シーズンにぴったりのこの品種は、純白の装いが美しい西洋アジサイの一種です。ふんわりと丸みのある花房が特徴で、清楚で上品な印象を与えることから、ブライダルシーンでの人気が高まっています。
特にこの品種は、咲き始めはグリーンがかった白色で、次第に純白へと変化していく繊細な色の移ろいも魅力です。まるで新しい人生の門出を象徴するかのように、花嫁の晴れの日をそっと彩ってくれます。花言葉には「ひたむきな愛」「家族の結びつき」といった意味が込められており、結婚式という特別な場にふさわしい思いを託すことができます。
また、鉢植えとしても育てやすく、結婚祝いのギフトや記念日の贈り物としても選ばれることが多いのが特徴です。季節感とメッセージ性の両方を兼ね備えた「ジューンブライド」は、6月の結婚式に取り入れる花として、まさに理想的な一品といえるでしょう。
紫陽花については以下の記事でも解説しています。ぜひご覧ください。
『アジサイのフラワーギフトが選ばれる理由とは?人気のギフトや贈るシーンを解説』
『アジサイの販売スタイルとは?価格相場や購入時のチェックポイントなどを紹介』
紫陽花はジューンブライドにぴったり!その理由とは
ジューンブライドに紫陽花がふさわしいとされるのは、見た目の美しさや季節感だけでなく、花言葉や雰囲気までもが結婚式のテーマにぴったりと重なるからです。
ここでは、紫陽花が6月の結婚式におすすめされる理由を具体的にご紹介します。
紫陽花は6月が旬
紫陽花はまさに6月を代表する花です。この季節に最も美しく咲くため、ジューンブライドの演出として取り入れやすく、ブーケや装飾にも自然に馴染みます。
旬の花は手に入りやすく、状態も良いため、美しさを長く保てるのもメリットです。6月に結婚式を挙げるなら、季節の彩りとして紫陽花は非常に相性が良いといえるでしょう。
雨に映える美しさが梅雨の結婚式にマッチ
紫陽花は雨に濡れてもなお、その姿をより一層引き立たせる魅力があります。湿気の多い梅雨時期でもくすむことなく、かえって艶やかさを増すその姿は、梅雨の結婚式にもぴったり。曇り空やしっとりとした雰囲気に調和し、幻想的な空間を演出してくれる存在です。
雨をネガティブに捉えず、紫陽花とともに楽しむという姿勢が、ジューンブライドの演出をより印象深いものにしてくれます。
和装にも洋装にも合う万能なビジュアル
紫陽花は、色のバリエーションが豊富で、淡いブルーやピンク、パープル、白など、多彩なコーディネートに対応できるのが特徴です。
洋装のウエディングドレスに合わせて清楚な雰囲気を演出するのはもちろん、和装に取り入れることで、しっとりとした日本の美を引き出すことも可能。スタイルを問わず調和するため、式場や衣装に合わせた柔軟な演出が叶います。
結婚式にぴったりの花言葉
紫陽花には「家族団らん」「和気あいあい」「辛抱強い愛情」といった花言葉があります。これは、これから夫婦として歩んでいくふたりにとって非常に意味深く、結婚式という人生の門出にぴったりのメッセージです。
また、紫陽花の花は小さな花が集まって大きなひとつを形作ることから、「人と人とのつながり」や「絆」も象徴しています。両家の結びつきや参列者への感謝の気持ちを表現する花としても選ばれやすい理由がここにあります。
色ごとに違う紫陽花の花言葉
紫陽花は、花の色によって異なる花言葉を持ち、それぞれに込められた意味もさまざまです。結婚式や贈り物に取り入れる際には、色のもつ意味を知って選ぶことで、より想いのこもった演出が叶うでしょう。
ここでは代表的な5色の紫陽花が持つ花言葉をご紹介します。
紫の紫陽花の花言葉
青や紫の紫陽花の花言葉は「冷淡」「無情」「浮気」「知的」「神秘的」「辛抱強い愛」など、多面的な意味を持っています。上品で落ち着いた色合いは、ジューンブライドの装花やフォトウェディングの背景としても人気があり、特に格式や品格を重視する場面で好まれます。また、紫は感受性の豊かさや内面の美しさを象徴する色でもあり、深い愛情や感謝の気持ちを伝える花としても活用されています。
ただし、「冷淡」や「無情」「浮気」といったネガティブな意味も含まれているため、贈る相手やシーンには注意が必要です。結婚祝いや特別な贈り物として選ぶ際は、メッセージカードを添えるなどして、ポジティブな意図がしっかり伝わる工夫をすると安心です。
赤やピンクの紫陽花の花言葉
赤やピンクの紫陽花には「元気な女性」「強い愛情」といった前向きでエネルギッシュな意味合いがあります。華やかで明るい印象の色味は、結婚式の場でも目を惹く存在となり、愛や感謝をダイレクトに伝えたいときにおすすめです。
特にピンクの紫陽花は「思いやり」や「優しさ」を象徴することから、花嫁のブーケや両親への贈り花としてもよく選ばれています。
白の紫陽花の花言葉
白い紫陽花には「寛容」「一途な愛情」といった純粋で誠実な意味があります。清楚でピュアな印象を持つ白色は、ウエディングドレスとの相性も良く、挙式全体を明るく洗練された空気に包んでくれるでしょう。一方で「無垢」や「新たな始まり」といった意味も含まれており、これから始まる新生活への願いを込める花としてもふさわしい選択肢です。
緑の紫陽花の花言葉
緑の紫陽花は「ひたむきな愛」「辛抱強い愛情」というポジティブな花言葉を持っています。落ち着きのある色合いでありながら、生命力やナチュラルな雰囲気も感じさせるため、自然を取り入れたナチュラルウェディングやガーデンウェディングにもぴったりです。
また、新生活のスタートにあたって「健やかに暮らしていけますように」という願いを込めて贈るのにも適しています。
紫陽花は品種ごとにも花言葉が異なる
紫陽花には色ごとの花言葉だけでなく、品種ごとにも異なる意味が込められています。それぞれの特徴を反映した花言葉は、贈る相手やシーンに合わせたセレクトの参考になるでしょう。
ここでは、代表的な紫陽花の品種ごとの花言葉について紹介します。
ガクアジサイの花言葉
ガクアジサイには「謙虚」「控えめ」といった花言葉があります。
中心の小さな花を囲むように咲く姿から、控えめで周囲を引き立てる存在としてこの意味がつけられました。主張しすぎない美しさを持つことから、上品で落ち着いた印象を演出したいウェディングにぴったりです。
カシワバアジサイの花言葉
カシワバアジサイの花言葉は「慈愛」「清純な心」。カシワの葉に似た特徴的な葉と、ピラミッド状に咲く華やかな花姿が印象的な品種です。愛情深さや純粋な想いを表す意味が込められており、家族や大切な人への感謝を伝えたい場面にふさわしい花といえるでしょう。
アナベルの花言葉
アナベルの花言葉は「ひたむきな愛」「辛抱強い愛情」です。
咲き始めは淡いグリーンで、徐々に純白に変化することから、変わらぬ愛や一途な思いが表現されています。結婚式でのブーケや両親への贈花として選ばれることも多く、心に残るギフトに仕上がります。
ノリウツギの花言葉
ノリウツギの花言葉は「臨機応変」「辛抱強さ」。他の紫陽花に比べて開花が遅めで、環境に応じて姿を変えるたくましさが魅力の品種です。変化の多い結婚生活のなかでも柔軟に歩んでいけるようにとの願いを込めて、ジューンブライドの象徴としてもおすすめです。
ヤマアジサイの花言葉
ヤマアジサイには「乙女の愛」や「切実な愛」といった花言葉があり、小ぶりで可憐な姿が特徴です。日本原産の紫陽花で、控えめながらも芯のある美しさが魅力です。
純粋な想いを込めて、心を込めた贈り物や装花に選ぶのにふさわしい品種といえるでしょう。
6月の結婚式「ジューンブライド」での紫陽花の活用アイデア
ジューンブライドの季節にぴったりの花として注目される紫陽花は、その美しさと多彩な色合いから、結婚式のさまざまなシーンで活用されています。
ここでは、6月の結婚式を彩る紫陽花の取り入れ方を紹介します。
ブーケに取り入れてナチュラルな雰囲気に
紫陽花は、ふんわりと丸みを帯びた花姿が特徴で、1本でも存在感があるためブーケに取り入れると非常に華やかです。白やブルー系の紫陽花は清涼感を演出し、ナチュラルで爽やかな印象に仕上がります。ローズやカスミソウと合わせるとクラシカルにもフェミニンにも表現できるため、ドレスのデザインや挙式のテーマに合わせてアレンジしやすいのも魅力です。さらに、花言葉の意味を添えてブーケに取り入れれば、より特別感のある演出になります。
会場装花として季節感を演出
梅雨の時期ならではの美しさを活かすなら、会場装花に紫陽花を使うのもおすすめです。テーブルセンターや祭壇、受付まわりなどに紫陽花を取り入れることで、初夏らしい瑞々しさと優雅さを感じさせる空間に仕上がります。特に青や紫の紫陽花は、雨に濡れても色落ちしにくく、しっとりとした美しさを保ちやすい点でも安心です。
ガラスの器に水とともに活ければ、涼しげで清涼感あふれる演出にもなり、ゲストにも季節の心地よさを届けられるでしょう。
引き出物やウェルカムスペースでアレンジ
紫陽花を引き出物に添える小さなアレンジメントや、ウェルカムスペースの装飾に使うことで、結婚式のテーマ性を統一しやすくなります。ドライフラワーにした紫陽花を小瓶に入れたり、花言葉を添えてミニブーケとして配るなど、ゲストにとっても印象的なお土産になります。
ウェルカムボードやサインの周りに紫陽花をあしらえば、写真映えするスポットとしても機能し、式の思い出をより鮮やかに残せるでしょう。演出の随所に季節の花を忍ばせることで、6月ならではの特別なウェディングを完成させることができます。
ジューンブライドに紫陽花を取り入れるならフラワーギフトラボ
6月の結婚式にぴったりな花「紫陽花」を取り入れたいと考えているなら、フラワーギフトラボのラインナップをぜひチェックしてみてください。フラワーギフトラボでは、季節感を大切にした紫陽花のアレンジメントやブーケなど、多彩なアイテムを取り扱っており、ジューンブライドの特別な日を彩る商品が揃っています。
たとえば、シンプルで上品な装いの紫陽花ブーケは、挙式や披露宴の会場装花としても映えますし、ウェルカムスペースやギフト装飾としても活躍します。また、引き出物やお祝い返しとしてもぴったりなミニサイズのアレンジメントや鉢植えも用意されており、結婚式のテーマやスタイルに合わせて選びやすいのが魅力です。
さらに、フラワーギフトラボの商品はすべてオンラインで購入可能なので、忙しい式準備の合間にも手軽に手配できる点も好評です。全国配送にも対応しており、式場やご自宅へのお届けもスムーズ。6月ならではの季節感と幸せを込めた紫陽花を、最高のかたちで結婚式に取り入れたい方にとって、フラワーギフトラボは心強い存在となるでしょう。
フラワーギフトラボではさまざまなブライダルフラワーを取り扱っています
ジューンブライドの季節にふさわしい華やかなフラワー演出をお探しなら、フラワーギフトラボにお任せください。当店では、紫陽花をはじめとする季節の花々を使ったブライダルフラワーを多数取り揃えており、結婚式という特別な一日をより印象的に彩るお手伝いをしています。
たとえば、ゲストテーブルやメインテーブルに飾るアレンジメントは、挙式のテーマやカラーに合わせて一からデザイン。会場全体の雰囲気と調和するよう、バランスやサイズ感にもこだわっています。また、髪飾りやブレスレットなど、生花を使ったアクセサリーの制作も承っており、新婦のドレススタイルやヘアメイクに合わせて、世界に一つだけのオーダーメイドが可能です。
ブーケやブートニアのご注文にも対応しており、季節感を大切にしたナチュラルな仕上がりから、シックで上品な雰囲気まで、幅広いテイストに対応。花選びに迷っている方や、具体的なイメージが決まっていない方もご安心ください。経験豊富なスタッフが丁寧にヒアリングし、最適なご提案をさせていただきます。
オンラインでのご相談も受け付けておりますので、全国どこからでもお気軽にお問い合わせいただけます。花にこだわりたい花嫁様にとって、フラワーギフトラボはきっと理想のパートナーになるはずです。
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まとめ
紫陽花は、ジューンブライドの結婚式を華やかに彩るのにぴったりな花です。6月が旬という季節感はもちろん、雨に映える姿や和洋問わず合うデザイン性、さらには「家族団らん」などのあたたかい花言葉を持つ点からも、結婚式にふさわしい魅力にあふれています。
ブーケや会場装花、引き出物など、取り入れ方の幅も広く、花の色によって意味が異なるため、想いを込めた演出ができるのも嬉しいポイントです。紫陽花の美しさを活かしたウェディングを実現したいなら、ぜひフラワーギフトラボの商品もチェックしてみてください。特別な1日が、より思い出深く、感動的なものになるはずです。