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アジサイの販売スタイルとは?価格相場や購入時のチェックポイントなどを紹介

アジサイ イメージ

初夏を彩る代表的な花として親しまれているアジサイは、ギフトや自宅用として幅広く活用されています。しかし、アジサイは品種や色、販売スタイルが多彩であり、どれを選べば良いのかと迷ってしまうこともあるのではないでしょうか。

そこで今回は、アジサイの主な販売スタイルや価格帯ごとの特徴をはじめ、選び方のコツや購入前に確認しておきたいポイントを解説します。

アジサイの主な販売スタイル

アジサイの販売スタイルは、主に4つ挙げられます。

  • 鉢植え
  • 切り花
  • 花束・ブーケ
  • フラワーアレンジメント

アジサイは、ギフトの種類によって印象や用途が大きく異なります。ここでは、よく見られるアジサイの販売スタイルについて詳しく見ていきましょう。

鉢植え

鉢植えのアジサイは開花した状態で販売されることが多く、自宅用やギフト用として人気のスタイルです。根がついているため、きちんと手入れをすれば翌年以降も咲かせることができ、季節を繰り返し楽しめるのが魅力です。

母の日や梅雨の時期に流通量が多く、さまざまな色や品種から選べます。育てる楽しみがあるのでガーデニング好きな方への贈り物にも適しており、ラッピングされた状態で販売されていることも多いです。サイズや鉢のデザインによって価格帯も幅広く、予算に応じた選び方ができます。

切り花

切り花としてのアジサイはボリューム感と存在感に優れており、空間を一気に華やかにしてくれるスタイルです。1本の花であっても花房が大きく、花瓶に挿すだけで映えるため、自宅で手軽に飾りたい方に人気があります。

花の色も豊富で、青や紫、ピンク、白など、さまざまなニュアンスがあり、季節感のある演出ができます。装飾用としても優れており、店舗やオフィスの受付、イベント会場の装花にもよく使われています。

切り花は水揚げをしっかり行えば比較的日持ちしやすく、初心者でも扱いやすい点が評価されています。

花束・ブーケ

アジサイを使った花束やブーケは、贈り物としての華やかさと印象の強さを兼ね備えた人気のスタイルです。大輪でボリュームのあるアジサイはブーケに加えるだけで存在感が増し、ギフト全体を上品かつ豪華な雰囲気に引き立てます。

アジサイは単品でも美しいですが、バラやカーネーションなどの他の花材と組み合わせることで季節感や個性を演出することができ、誕生日や結婚祝い、送別会などで喜ばれるデザインに仕上げることが可能です。

それだけでなく、色の組み合わせやラッピングによって印象を変えられるため、贈る相手の雰囲気に合わせてカスタマイズしやすいのも魅力です。

フラワーアレンジメント

フラワーアレンジメントは、器やバスケットにアジサイと他の花材を吸水スポンジに挿してまとめたスタイルであり、開封してすぐに飾れる手軽さが魅力です。見た目に高級感があり、置くだけで空間が華やぐため、開店祝いや季節の贈り物として人気があります。

アジサイの大ぶりな花はアレンジメント全体にボリュームを与えるため、少ない花材でもしっかりとした存在感が出せます。

また、色の濃淡を生かしてグラデーションを演出したり、ナチュラルな仕上がりにしたりなど、デザインの幅が広いのも特徴です。ギフトとしての完成度が高く、相手の手間をかけずに感謝や祝福の気持ちを伝えられる便利なスタイルです。

アジサイの販売価格の相場

アジサイは、大きく分けて以下の価格帯に分けられます。

  • 1,000~3,000円
  • 3,000~5,000円
  • 5,000円以上

アジサイは価格帯によって選べる品種やデザイン、用途などが異なります。ここでは、それぞれの価格帯で変わる特徴や魅力などを紹介するので、予算に合わせて選ぶ際の参考にしてください。

1,000~3,000円

1,000~3,000円の価格帯では、ミニサイズの鉢植えアジサイや1本~数本の切り花、シンプルなラッピングを施したカジュアルギフトが中心です。自宅で手軽に季節感を楽しみたい方や、ちょっとしたお礼の品として利用されることが多いゾーンです。

鉢植えはコンパクトながらも育てやすく、色とりどりの品種が揃っているため、園芸初心者にも人気があります。小ぶりでも華やかさがあり、春から初夏にかけてのプチギフトとして需要の高い価格帯です。

3,000~5,000円

3,000~5,000円のアジサイは贈答用として最もスタンダードな価格帯であり、華やかさと実用性を兼ね備えています。中サイズの鉢植えであれば花つきが良く、色味のグラデーションが美しいものも多く出回ります。

また、切り花を束ねた花束やアレンジメントでもボリューム感があり見栄えのする仕上がりになるため、誕生日や母の日、送別ギフトなどの幅広い用途に適しています。さらには、ラッピングやメッセージカードつきの商品も多く、通販でもこの価格帯の商品が豊富です。

5,000円以上

5,000円を超えるアジサイは、豪華で印象に残るギフトを贈りたいときに選ばれます。大輪で花つきが良く、複数の品種や色を組み合わせたボリューム感のある鉢植えやアジサイをメインにした高級アレンジメントなどが多くあります。

また、この価格帯ではラッピングの質やデザイン性にもこだわった商品が揃っているため、結婚祝いや開店祝い、昇進祝いなどで贈れば受け取る側の記憶にも残りやすいでしょう。

販売されているアジサイの選び方

アジサイ 選び方

販売されているアジサイを選ぶ際、以下のような基準で決めるのがおすすめです。

  • 品種で選ぶ
  • 色合いで選ぶ
  • サイズ感で選ぶ

アジサイは色や形が豊富であり、多くのバリエーションが市場に流通しています。見た目の好みだけでなく、贈る相手や飾る場所なども考慮することでより満足度の高い選び方ができます。

ここでは、アジサイの主な選び方について具体的に解説します。

品種で選ぶ

アジサイは、品種によって見た目や咲き方に大きな違いがあります。丸く大きな花房を咲かせる「西洋アジサイ(ハイドランジア)」は最も流通量が多く、華やかな印象が特徴です。一方、中心に小花が集まった「ガクアジサイ」は和風の趣があり、控えめで落ち着いた雰囲気を好む方におすすめです。

また、「ヤマアジサイ」は小ぶりで繊細な姿が魅力で、盆栽感覚で楽しむ人も増えています。その他にも、白く咲いて秋にグリーンへと変化する「アナベル」や八重咲き・変化咲きの新品種も人気が高まっており、見た目の個性を重視する方に適しています。アジサイの品種を知ることで、花の印象をより深く楽しむことができるでしょう。

色合いで選ぶ

アジサイの色は、贈るシーンや相手のイメージに合わせて選ぶことでより気持ちが伝わる花になります。青や紫は涼しげで落ち着いた印象があり、男性や年配の方への贈り物に適しています。

ピンク系はやわらかく華やかな雰囲気を持ち、母の日や女性へのプレゼントとして人気です。白は清楚で品があり、幅広い年代に好まれます。

さらに、最近ではグリーンや赤みを帯びた品種も登場しており、個性的な贈り物にも対応できます。アジサイを決める際は、彩りをどう伝えたいかを意識するだけで選び方の幅が大きく広がります。

サイズ感で選ぶ

アジサイは鉢植えやアレンジによってサイズが大きく異なるため、贈る相手の住環境や飾る場所を考慮した上で適切なサイズを選ぶことが重要です。たとえば、玄関先や庭に置く場合はボリューム感のある大型の鉢植えが映えますが、室内用や高齢者の方への贈り物であれば小ぶりで持ち運びやすいサイズが喜ばれます。

また、花束やアレンジメントの場合は、手渡しや配送時の扱いやすさも考慮すると安心です。サイズが大きすぎると置き場所に困ることもあるため、花の存在感と受け取る側の負担のバランスを意識すると失敗が少なくなります。

アジサイを贈る際は美しさだけでなく、実用性にも目を向けることが満足度の高い選び方につながります。

アジサイを購入する際のポイント

アジサイを購入する際、以下のポイントを意識するのが大切です。

  • 咲き具合や株の状態は問題ないかを確認
  • 土のコンディションが整っているかをチェック
  • ギフト対応やラッピングの可否を確認しておく
  • 届けたいタイミングで受け取れるか確認する

アジサイは見た目の美しさや品種選びも大切ですが、それだけでは満足のいく買い物にならないこともあります。ここでは、購入時に事前に確認しておきたい実務的なチェックポイントを4つ紹介します。

咲き具合や株の状態は問題ないかを確認

アジサイの美しさを長く楽しむには、花の咲き具合や株の健康状態をチェックすることが欠かせません。つぼみがすべて開ききっている鉢は見た目が華やかですが、すぐに見頃を過ぎてしまう可能性があります。

購入のタイミングでは、7~8分咲き程度でつぼみがしっかり残っているものを選ぶと家に飾ってからも長く花を楽しむことができます。

また、葉の色がくすんでいたりしおれていたりする株は避けるべきです。茎がまっすぐで太く、全体にハリのあるものは健康状態が良い証拠です。アジサイを選ぶ際は、見た目の美しさに加えて植物としての元気さも大切な判断基準です。

土のコンディションが整っているかをチェック

鉢植えアジサイを購入する際は、土の状態をよく確認しておきましょう。表面がカラカラに乾いていたり逆に水が溜まりすぎてジメジメしていたりする場合は、根の状態に問題がある可能性があります。

また、カビのような白い粉やコバエが発生している土は衛生的にも好ましくなく、購入を避けたほうが無難です。健康な鉢は土がほど良く湿っていて通気性があり、根腐れを防げる状態になっています。土のコンディションは、購入後の育てやすさにも直結する重要な要素です。

ギフト対応やラッピングの可否を確認しておく

アジサイを贈答用に購入する場合は、ラッピングやメッセージカードの対応有無も忘れずに確認してください。特に通販では、商品ページにラッピングのイメージ画像やメッセージ記入欄があるかをチェックすることで、仕上がりを想像しやすくなります。

また、贈り先に直接配送する場合は「納品書が同梱されないか」「送り主の名前が記載されるか」といった細かな点も重要です。店頭で購入する場合も、「シーンに合わせたラッピングが選べるか」「無料・有料のサービス内容は何か」などを事前に聞いておくと安心です。

届けたいタイミングで受け取れるか確認する

ギフトとしてアジサイを贈る際、届けるタイミングは重要です。母の日や誕生日などの特定の日に合わせて注文する場合は、「日時指定ができるか」「対応している時間帯に制限があるか」も含めてチェックする必要があります。

通販ショップでは「〇月〇日着可能」と記載されていることが多いですが、繁忙期では早めに時間が埋まってしまう場合が多いため、あらかじめ予約することをおすすめします。実店舗で購入する場合でも在庫の確保や取り置き、配送の有無について確認しておくと当日に焦らずスムーズに渡すことができます。

アジサイの購入を検討しているならフラワーギフトラボへ!

フラワーギフトラボは、スタンド花や花束、フラワーアレンジメントなど、多種多様のフラワーギフトを提供している花屋です。アジサイはもちろんのこと、胡蝶蘭や観葉植物といった幅広い商品を展開しており、要望に合ったアイテムを提供しています。

最後に、フラワーギフトラボが提供するアジサイを活用したフラワーギフトを3つ紹介するので、興味がある場合は商品ページをチェックしてみてください。

やさしさと清涼感を感じられるフラワーアレンジメント

やさしさと清涼感を感じられるフラワーアレンジメント

豪華アレンジメント

ブルーやパープルを基調に、淡い色合いのさまざまな花を組み合わせたフラワーアレンジメントです。ボリュームがありながらもやわらかく上品な印象で、まるでお花畑のようなやさしさと清潔感を感じられるデザインとなっています。

結婚祝いや出産祝い、新築祝いなど、人生の門出を祝うギフトに最適であり、ラウンド型でどの角度から見ても美しいため、床にそのまま置いてもスツールやスタンドで高さを出して飾っても華やかに空間を彩ります。

贈り物としてはもちろん、自宅用としても季節感を楽しめる一品です。

パステルカラーで華やかさが魅力のスタンド花

パステルカラーで華やかさが魅力のスタンド花

オシャレスタンド

中央に品のある花を配し、パステルカラーでかわらしく囲んだ高貴な印象を与えるスタンド花です。紫の花をアクセントに加えることで全体の色彩が引き締まり、華やかさが際立ちます。

似た色合いの中でも、配色とデザインで他と差がつくよう工夫された魅力的な仕上がりで、特別感のある贈り物を探している方にもおすすめです。ピンク系の花々が上品さとかわいらしさを引き立て、女性へのギフトにもぴったりのスタンド花です。

シックで上品な雰囲気を持つフラワーアレンジメント

シックで上品な雰囲気を持つフラワーアレンジメント

豪華アレンジメント

深みのある紫や赤系の花をふんだんに使用した、シックで上品な雰囲気のフラワーアレンジメントです。複数の色が混ざり合うことで神秘的で目を引く印象に仕上がっており、飲食店やバーのオープン祝いはもちろん、呉服店や料亭などの和の空間にもよく馴染みます。

落ち着いた中に華やかさがあり、目上の方への昇進祝いや長寿祝いといった格式のある贈り物としても最適です。大人の品格を感じさせるデザインで、特別な節目にふさわしい印象に残るギフトになるでしょう。

まとめ

アジサイは豊かな色合いや品種の多さ、美しい姿から毎年多くの人に選ばれている季節の花です。鉢植えや切り花、フラワーアレンジメントといったさまざまな販売スタイルがあり、ギフト用としてだけでなく自宅用としても活用できます。

価格帯は1,000円台から高価格帯までと幅広く、予算やシーンに応じて選びやすいのも特徴です。アジサイを選ぶ際は品種や色、サイズ感などの見た目だけでなく、咲き具合や土の状態、ギフト対応の有無、配送スケジュールなど、細かな点にも目を向けると良いでしょう。

フラワーギフトラボでは、上記で紹介した商品以外にもさまざまなフラワーギフトを提供しています。アジサイを活用した理想的なアイテムを探している場合や華やかでインパクトのあるフラワーギフトを探しているという場合は、ぜひ一度フラワーギフトラボをご覧ください。