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ラ・メールコラム > フラワーギフト > かすみ草は「感謝」「幸せ」を伝えるお花。色別の花言葉もご紹介!

結婚式、プロポーズ、卒業式など、感謝や幸せな気持ちを花束で伝えたい…!

そんな時におすすめしたいお花は、かすみ草です。

真っ白で小さな花々が可愛らしいのはもちろんのこと、「清らかな心」「感謝」「幸福」など、フラワーギフトにぴったりな花言葉をもっています。

また、主張しすぎないかすみ草の姿は、どんなお花との相性も良いので、主役のお花の花言葉と合わせて花束をプレゼントすることもできます。

この記事では、かすみ草の花言葉を中心に、かすみ草の特徴・飾り方・育て方までご紹介していきます。

花束を贈りたい人を想いながら、ぜひ参考にしてみてください!

かすみ草の特徴

そもそもかすみ草は、どんなお花なのでしょうか。
かすみ草の花言葉を理解するために、まずはかすみ草の特徴をご紹介します。

和名 霞草(カスミソウ)
英名 Gypsophira/Baby’s Breath
学名 Gypsophira elegans
科・属 ナデシコ科・ジプソフィラ属
原産地 アジア・ヨーロッパ一帯
開花時期 5月〜7月頃
誕生花 4月4日、4月15日(白)、5月21日、

6月1日、6月4日(ピンク)、11月30日

広い地域で生産され、お花屋さんでは一年中出回っているかすみ草。

肥料がなくても、元気に育ってくれる植物です。

誕生花としてもいくつか日にちがあるので、誕生日プレゼントにかすみ草をちょっと添えてあげるのも素敵ですね。

名前の由来

和名「霞草(カスミソウ)」の由来は、細かく枝分かれした茎の先にたくさんの白い花々をつける様子が、春霞(はるがすみ)に似ていることから来ています。

英名では「Baby’s Breath(ベビーズ ブレス)」と呼ばれ、かすみ草が咲き誇る様子を「赤ちゃんの吐息」と表現しています。

「Baby」は「愛しい人」という意味もあるので、かすみ草は英語圏でも幸せなイメージを抱かれるお花のようです。

ちなみに、かすみ草の属・学名・英名の「Gypsophira(ギプソフィラ)」。

”ギプソフィラ”は、ギリシャ語の「Gypsos(石膏)」と「Philos(愛する)」という言葉を語源としており、この属の花が”石灰質の土を好む”ことを由来としています。

かすみ草は和名だけではなく、英名や属名まで、美しくて可愛らしい由来があるようですね!

かすみ草全般の花言葉

かすみ草の花言葉は、全般的に幸せなイメージを持っています。

以下の4つが、かすみ草全般の花言葉です。

・清らかな心
・無邪気
・親切
・幸福

かすみ草の清楚な白さや、小さな花々が無数に咲き誇る可愛らしさ、どんなお花にも馴染むやさしい姿などが、かすみ草の花言葉の由来になっています。

かすみ草の花言葉【花の色別】

※順番や見出しを若干変更しました

かすみ草全般の花言葉についてお伝えしたのですが、実はかすみ草は、色別にも花言葉を持っています。

かすみ草というと白を思い浮かべる方が多いと思いかもしれませんが、ピンク・青・紫・黄色などのカラーもあります。

それぞれの色に花言葉がありますので、ここからは色別にかすみ草の花言葉をご紹介します。

白いのかすみ草の花言葉

花言葉
清らかな心・無邪気・幸福・感謝・親切・無垢の愛・純潔・夢見心地

かすみ草といえば「白」。

そのため、白いかすみ草の花言葉は、かすみ草全般の花言葉と同様の意味合いを持っています。

花言葉の由来は、”かすみ草の純白さ””他のお花を引き立てる優しさ”などから来ています。

どんなお花とも合う、白いかすみ草らしい素敵な花言葉ですね。

ピンクのかすみ草の花言葉

花言葉
切なる願い・感激

ロマンチックなピンク色のかすみ草。

花言葉の由来は、”恋する女の子が、好きな人を想って頬を赤らめる姿”がピンク色のかすみ草と重なることから来ているそうです。

ピンクのかすみ草の花言葉は、白いかすみ草とは別の魅力がある、情熱的な花言葉ですね。

ブルー・紫のかすみ草の花言葉

花言葉
清らかな心・夢心地

ブル―・紫のかすみ草は、自然にできるものではなく、人工的に染色して作られています。

そのため「これ!」といった花言葉がなく、かすみ草全般の花言葉が当てはまります。

特に「清らかな心」「夢見心地」と言われることが多いようです。

ブルーは「清潔」「誠実」「夢」という色イメージ、紫は「神秘」「優雅」「繊細」などの色イメージがあるため、「清らかな心」や「夢見心地」といった花言葉が当てはまるようです。

黄色・オレンジのかすみ草の花言葉

花言葉
清らかな心・無邪気・親切・幸福

黄色・オレンジのかすみ草は、人工的に染色して作られています。

そのため、特定の花言葉がなく、かすみ草全般の花言葉が当てはまります。

黄色やオレンジは、「幸福」「明るさ」「温もり」などの色イメージがあるので、かすみ草の優しくピュアな花言葉もぴったりですね。

かすみ草の花言葉は怖い?

※見出しの位置を変更しました

ここまでかすみ草の花言葉をご紹介してきましたが、「かすみ草の花言葉が怖い…」という噂があるようです。

しかし、ここまでかすみ草の花言葉を見てきて、いかがでしたか…?

かすみ草には、怖いイメージを持たせる花言葉は特にありません!

かすみ草の花言葉は、感謝や愛情など、幸せな気持ちを伝えられるので、安心してくださいね!

かすみ草の品種・種類

幸せなイメージの花言葉を持つかすみ草。

花言葉にちなんで、フラワーギフトを贈れたら素敵ですよね。

かすみ草は花束の引き立て役としてだけでなく、かすみ草だけの花束としても大活躍します。

そんなかすみ草の品種は100種類以上!

ここでは主な品種3つをご紹介します。

【種類1】パニクラータ種

宿根かすみ草とも呼ばれる「パニクラータ種」。

お花の色は白・ピンク、咲き方は一重咲き・八重咲きなど、さまざまな表情を見せてくれる品種で、1m近くの高さまで育つのが特徴的です。

かすみ草の特徴でもお伝えしたように、お花屋さんの切り花でよく出回っているのが「パニクラータ種のかすみ草」です!

【種類2】エレガンス種

切り花だけでなく、花壇や寄せ植えとしてもポピュラーな「エレガンス種」。

エレガンス種は、かすみ草としては大きめのお花が特徴的。
直径1.5cmほどのお花を一重咲き・八重咲きで咲かせてくれます。

花色は、白・ピンクがあります。

中央アジア〜ヨーロッパが原産地なので、かすみ草の中では比較的育てやすいのが「エレガンス種」のかすみ草です!​​

【種類3】ムラリス種

鉢植えやプランターに適した「ムラリス種」。

草丈が20cm〜30cmと低く、カーペット状に横に広がって育つのが特徴的です。
花色は白もありますが、ピンクの品種が多いです。

小さな草丈と柔らかい花びらで、鉢植えに彩りを添えるのが「ムラリス種」のかすみ草です!

かすみ草のおしゃれな飾り方

かすみ草は引き立て役として活躍するお花ですが、もちろんかすみ草だけでも可愛らしさがありますよね。

その可愛らしさから、最近はインテリアとしてかすみ草を楽しむ方が増えているようです。

ここでは、かすみ草のおしゃれな飾り方を3つご紹介します。

空き瓶や空き缶でレトロな雰囲気に

どんなお花にも合うかすみ草だからこそ、お花だけでなく、ドリンクの空き瓶や空き缶などにも相性が良いんです。

空き瓶や空き缶の素朴さに、かすみ草の奥ゆかしい姿がマッチして、レトロな雰囲気を演出してくれます。

もし身の回りに「おしゃれかも!」と思った空き瓶や空き缶があれば、捨てずにとっておいてみるといいかもしれません!

ドライフラワーでおしゃれなショップ風に

かすみ草のドライフラワーの作り方は、さかさに吊るしておくだけでお手軽!

白いかすみ草はもちろん、ピンクやブルーのかすみ草も色が抜けることなく、初めての方でも簡単にドライフラワーが作れます。

ドライフラワーがあると、セレクトショップや古着屋さんのようにおしゃれなお部屋になりますよ!

シンプルにそのまま置いてみる

かすみ草は、平らな場所にそのまま横に置いてみるのもおしゃれなんです。

かすみ草のお花は小さいですが、枝分かれが多くたくさんの数のお花をつけるので、かすみ草を2〜3本束ねるだけでボリュームが出ます。

引き立て役として活躍するかすみ草だからこそ、ただ置くだけでお部屋に華をもたらしてくれるのです!

かすみ草の育て方

お花屋さんで一年中出回っていたり、花束に添えられてもらう機会の多いかすみ草。

基本的には丈夫で育てやすいお花ですが、最低限の育て方は知っておきたいですよね。

ここでは、かすみ草の基本的な育て方についてご紹介していきます。

置き場所

かすみ草は、高温多湿が苦手な長日植物です。

長日植物とは「一日のうち日の当たる時間が一定時間より長くならないと開花しない植物」のこと。

かすみ草の場合、日の当たる時間が12時間以上の場合に開花が促進されます。

そのため、かすみ草の置き場所は、風通し・日当たり・水はけのよい場所に置きましょう。

水やり

かすみ草は高温多湿が苦手ということは、乾いた環境が好みです。

そのため、かすみ草への水やりは、月に数回で充分です。

庭に植え付けている場合は、水やりが不要で、自然の雨のみで元気に育ちます。

肥料

かすみ草は肥料がなくても、たくさんのお花を咲かせてくれます。

もし肥料を使用する場合は、ゆっくり効くタイプの緩効性化成肥料を春と秋に1回ずつあげましょう。

肥料のあげすぎにはくれぐれもご注意くださいね!

害虫・病気対策

【害虫:ハダニ・アブラムシ】
4月〜10月の高温多湿な時期には、ハダニやアブラムシが発生する可能性があります。
特に湿気の多い夏は注意が必要なので、風通しの良い場所に置くことをおすすめします。

もし害虫がついていたらすぐに取り除いてあげてくださいね!

【病気:立枯病】
6月〜7月の梅雨の時期、湿度の高い環境にいたかすみ草は立枯病にかかってしまう可能性があります。

一度病気にかかってしまったかすみ草を回復させることは、残念ながらできません…。

立枯病を予防するために、湿度の高い時期は乾かし気味にして管理しましょう!

かすみ草に関するよくある質問

ここまで、かすみ草の花言葉・飾り方・育て方など、様々な角度でご紹介してきました。

最後に、かすみ草をもっと楽しんでいただけるよう、かすみ草に関するよくある質問にお答えしていきます!

育て方のコツはありますか?

かすみ草の育て方のコツは、高温多湿を避けること。

育て方のセクションでお伝えしてきたように、かすみ草は高温多湿が苦手で、乾いた環境を好みます。

そのため、梅雨の多湿な時期や夏の気温が高い時期に注意して、風通し・日当たり・水はけの良い場所で管理していきましょう。

高温多湿の環境を避けてあげさえすれば、かすみ草は元気に育ってくれますよ!

かすみ草の切り花の長持ちする飾り方

かすみ草の切り花を長持ちさせるためには、「水あげ」を行いましょう。

水あげの方法は、とても簡単。

水を張った器の中で茎を2cm程度カットし、そのまま約2分茎先を浸しておきましょう。

その後は水を入れた花瓶に生けるだけでOKです。

また、かすみ草は水に挿していても少しずつ乾燥し、ドライフラワーになることがあります。

もしなるべく瑞々しい状態でかすみ草を楽しみたい場合は、定期的にお水を交換してあげましょう!

かすみ草のプレゼントならフラワーギフトラボへ。

かすみ草についてはご理解いただたでしょうか?

「清らかな心」「感謝」「幸福」など、幸せな気持ちを伝えるのにぴったりな花言葉をもつかすみ草。

単体のブーケとしてはもちろん、バラやガーベラなど、様々なお花の引き立て役としても大活躍するオールラウンダーなお花です。

フラワーギフトラボでは、かすみ草のブーケを多数揃えております。

大切な方へ感謝の気持ちを伝えるお花として、ご結婚が決まったご親戚・ご友人へ祝福を伝えるお花として、かすみ草のブーケを贈るのも素敵ですね。

ギフトとして贈る際には、無料でメッセージカードをお付けいたしますので、ぜひご利用ください!

まとめ

この記事では、かすみ草の花言葉を中心に、かすみ草の特徴・飾り方・育て方などもお伝えしてきました。

幸せなイメージの花言葉を持つので、フラワーギフトに最適なお花です。

一方、かすみ草は育てやすく一年を通して手に入りやすいため、インテリアフラワーとして自分用に買うのもいいですね!

幸せな気持ちを伝えたいとき、幸せな気持ちになりたいときは、ぜひかすみ草を添えてみてはいかがでしょうか。