3月のお彼岸に贈る花|仏壇に供えるギフトフラワーの選び方とマナーを解説
お彼岸は先祖を敬い、感謝の気持ちを表す大切な時期です。
この期間に贈る花は、故人への供養を意味しています。特に仏壇に供える花には、花言葉や色、形にそれぞれの意味が込められており、選ぶ際にはマナーを守ることが重要です。
この記事では、3月のお彼岸にぴったりな花の選び方をご紹介し、避けるべき花についても触れています。
お彼岸でのマナーや気を付けるべきポイントも解説し、花を贈る際に押さえておきたいマナー、花を購入する際のポイントも紹介し、お彼岸の花を選ぶ際に役立つ情報をお届けします。
3月のお彼岸とは?時期ややることとは
お彼岸は、秋分の日と春分の日を挟む前後3日間(合計7日間)をお彼岸と呼びます。
3月のお彼岸は、春分の日前後に行われ、2025年では3月17日から23日に行われました。
お彼岸は、仏教の「六波羅蜜」や「悟り」の教えに基づいて行う、先祖を敬う大切な行事です。
お彼岸には、仏壇にお供え物をしたり、お墓参りをすることが習わしとされています。
お彼岸の時期は、家族で集まることが多いので、遺族間でのコミュニケーションが活発になる場です。
お彼岸を通じて、故人の思い出を語り合ったり、家族で団結して過ごす時間が大切にされています。
3月のお彼岸での花の役割と意味
お彼岸に贈る花には、先祖を敬うという重要な役割があります。
故人を偲び、供養の気持ちを表すために、お彼岸に花を供えることが重要です。
また、花にはそれぞれ意味が込められており、贈る花によって伝えるメッセージが異なります。
例えば、菊の花は日本ではお供えの定番であり、供養の花として昔から親しまれてきました。
また、お彼岸が行われる春と秋は花が多く咲く季節です。花を見ながら故人や大切な人との季節に思いをはせることで、大切な時間を過ごすことが出来るのではないでしょうか。
お彼岸に最適な花の種類とは?
お彼岸に贈る花は、故人を敬う気持ちや感謝の気持ちを表現する重要な役割を持っています。
ここでは、お供えの場にふさわしい花として、長年親しまれてきた代表的な花について、実際のお彼岸の慣習や花言葉に基づき、お彼岸に最適な花の種類をご紹介します。
菊(キク)の花の意味と選ばれる理由
菊は、特に日本のお彼岸ではよく使われる重要な花です。
日本ではお彼岸に「菊の花」を用いることが多く、その花言葉には「高潔」「真実」「長寿」の意味があります。
先ほどもお伝えしましたが、菊は、昔から供養の花として使われてきました。
その習慣は平安時代には確立されていたとされています。もともと菊は古代中国から長寿や不老不死の象徴として伝えられ、そこから供養の際に使われるようになりました。
また、菊の花は、長持ちするほか、秋には秋菊、春には春菊がつかわれるのでお彼岸の期間に適した花です。
カーネーションの花の意味と選ばれる理由
カーネーションは、花言葉「感謝」を象徴する花として、母の日をはじめ、感謝の気持ちを伝える場面で多く使われています。
お彼岸においては、白のカーネーションがよく選ばれ、花言葉は「無垢」「尊敬」を意味します。
また、ピンクのカーネーションには「感謝」の花言葉があり、お彼岸で飾る花として人気です。薄い色合いのピンクの花は、お彼岸で使用される白い花のグラデーションとして使われます。
カーネーションがお彼岸に飾られるようになったのは定かではありませんが、一説によると今から125年ほど前の20世紀初頭に広まり、明治時代後期から大正時代にはカーネーションが普及したようです。
カサブランカの花の意味と選ばれる理由
カサブランカは、ユリ科の植物でその大きくて豪華な白い花が特徴です。
花言葉は「威厳」「純潔」で、その白い見た目や花言葉からも、仏壇に供える花として非常に人気があります。
カサブランカは、高貴で清らかな見た目から人気が出ました。カサブランカがお彼岸に飾られるようになったのは、戦後である昭和中期からとされています。供養の花が多様化したことで、お彼岸にカサブランカが飾られるようになったことから広まりました。
ただし、香りが強いため、仏壇の近くで飾る場合には注意が必要です。
3月のお彼岸に飾る時に注意が必要なお花とは?
お彼岸に飾る花にはいくつか、お供えとして避けた方が良い場合があります。
それはいつもお彼岸に飾られる花でも例外ではありません。
ここでは、一般的にお彼岸に飾られたりお彼岸に咲く花ですが、飾らない方がよい注意が必要な花について紹介します。
ユリ
ユリは、花の美しさや香りの良さから、お彼岸に飾られることが多い花ですが、お彼岸に飾るには注意が必要な花です。
というのもユリは種類が豊富でその中でも香りが強い品種が、お彼岸でお墓や仏壇に飾るには不向きとされています。
ユリの花は「清純」「無垢」の花言葉を持ちますが、「死者の蘇生」や「復活」のイメージがあるため、特定の宗派や地域では不適切とされることもあります。
そのため、ユリを選ぶ際には、香りが少ない種類を選ぶことが重要です。
彼岸花
その名前の通りお彼岸の時期に咲く花なのでよく見かける花ですが、お彼岸に飾るには注意が必要です。
彼岸花の赤い色は、「死」を象徴する花とされています。特に、故人への供養やお墓に供える花としては不適切とされています。
また、彼岸花の球根には毒があり、お墓や仏壇に供えると先祖に毒を盛ることになるので避けましょう。
その名前の通りお彼岸を象徴する花ですが、お彼岸にお墓や仏壇に飾るのは控えたほうが良い花です。
お供え花を選ぶ際の避けるべき花とは?
お供え花を選ぶ際には、花の種類や特徴に注意を払うことが重要です。
供養の気持ちを込めて贈る花だからこそ、贈る相手や場所にふさわしい花を選ぶことが大切です。
ここでは、避けるべき花の種類とその理由について詳しく説明します。
お彼岸では縁起が悪いとされとされるお花
シクラメンはその美しい花と香りに関わらず、お彼岸には避けられることが多いです。
シクラメンの名前には、「シ」と「ク」が入っていることから「死」や「苦」を連想させるため、供養の場にふさわしくないとされることがあります。
また、ツバキも縁起が悪い花として避けられることがあります。
ツバキは花が落ちやすく、花が咲いた後にポトンと落ちる様子が「死」を連想させるため、お彼岸の花としては不向きです。特に、ツバキの花が散ることが仏教的に「死の兆し」として捉えられることから、供養の場には適しません。
そのことから二つともお彼岸には不向きな花とされています。
バラなどのトゲがあるお花
バラは美しい花で、お供えとして贈ることもありますが、トゲがあるため避けるべきとされています。
トゲは、無意識に触れて怪我をする危険があるため、仏壇に供える花としては適していません。
また、トゲは「痛み」や「苦しみ」を連想させるため、供養の場にふさわしくないと考えられています。
お供えには、触れても安心で、和やかな印象を与える花が望ましいです。
もしどうしてもバラを贈りたい場合は、トゲがない種類を選ぶのが良いでしょう。
ツルがあるお花
ツルがある花(例:藤や朝顔、スイートピーなど)は、一般的にお供えに適さないとされています。
ツルは「絡みつく」「執着」などを連想させ、仏壇に飾る花としては不吉と考えられることがあります。
ツルは伸びて周囲を覆う性質を持ち、長期間の管理や手入れが難しくなるため、仏壇の花としては不向きです。
お供えには、しっかりと立って美しく咲く花が好まれるため、ツル性の植物は避けるようにしましょう。
花が散りやすい花
お供え花としては、花が散りにくい花が理想です。
特に、花が散りやすい花(例えば、カモミールやラベンダーなど)は仏壇に供えるには不向きです。花が散ることは「無常」を連想させ、故人への哀悼の気持ちにはそぐわないとされることがあります。
お供え花を選ぶ際には、花が長持ちし、美しさを保ちやすい花を選ぶよう心掛けると良いでしょう。
もし花が散る花を飾る場合は、散る前に取る、散ったらすぐに片付けるなど、こまめな管理が必要です。
色が赤や黄色いお花
赤や黄色の花は、仏壇に供えるお花として避けるべき色とされています。
赤は情熱や愛情を象徴し、生命の力強さを感じる色です。その色が、供養の場であるお彼岸には不向きとされています。
また、派手な黄色は「不吉」「変化」を意味し、供養の場にふさわしくない色とされています。
お彼岸のお花の選び方|仏壇に適した花とは?
お彼岸に仏壇にお供えする花を選ぶ際は、見た目の美しさだけでなく、意味や香り、色合いにも注意を払いましょう。
仏壇に適した花を選ぶためには、どのような基準を守るべきかを理解しておくことが重要です。
ここからは、お彼岸に適した花の選び方について解説していきます。
仏壇に合う花の色や形について
仏壇に供える花は、シンプルで落ち着いた色合いのものが好まれます。
白や黄色、薄いピンクや淡い紫など、穏やかで清潔感のある色が一般的です。白や淡い色は、故人を偲び、安らかな気持ちを表現するのに適しています。
形状は、あまり派手すぎない花が好まれ、丸い形の花や、シンプルで整った花束やアレンジメントがよく選ばれます。
豪華すぎず、優雅で静かな印象を与えるものが仏壇に適しています。
家の中で飾るので花粉や香りに配慮する
仏壇に飾る花は、家の中で飾ることを考慮して、花粉や香りに配慮しましょう。
特に花粉が飛ぶ種類の花や、強い香りを持つ花は、家族や来客に不快感を与えることがあります。
香りが強い花としては、ユリやジャスミンなどがあり、これらは仏壇に飾るには適さない場合があります。
花粉を飛ばさない花を選ぶことが、室内での管理を楽にし、香りも控えめなものを選ぶことで、安らかな空間を保つことができます。
お彼岸のマナー|タブー
お彼岸には、仏教的な儀式や供養の重要性を理解した上で、マナーやタブーに配慮することが大切です。
お彼岸の礼儀を守り、故人を敬うために、注意が必要な点をしっかりと把握しておきましょう。
ここからは、お彼岸で気を付けるマナーやタブーについてお伝えしていきます。
お彼岸でのマナーとは
お彼岸には様々なルールが存在します。
お彼岸でのお墓参りは、午前中に行い、他の用事と一緒にお墓参りをするのもよくないとされています。
しかし今では午後にお墓参りをしても良いですし、他の用事をお墓参りの後に行うのも問題ありません。昔は家の近くにお墓があったことで仏様を優先させることと、親戚が集まりお墓参りがメインだったことから作られたルールとされています。
今では遠方にお墓があることも珍しくないため、急がずにゆっくりとお墓参りを行えるようにルールも緩和されているようです。
しかし、暗くなってからお墓に行くのは危険なため、日没前にはお墓参りを終えておきましょう。
お彼岸でやってはいけないタブーとは
また、夜にお墓参りをするのはタブーです。夜のお墓に行くと「魑魅魍魎(ちみもうりょう)」という妖怪に会うとされています。実際は、足元が暗く転んでケガをしないようにとされているからです。
お彼岸でお墓参りをしている最中に転んだりケガをするのもタブーとされています。お墓で転んだりケガをするとよくないことが起こり、ケガが治りにくいと言われているようです。
お彼岸中の病院へのお見舞いもあまりしない方が良いとされています。これは、お彼岸にお見舞いに行くことは、亡くなった祖先へのお参りに行くことと同じとされ、縁起が良くないことからきています。
お彼岸でのお参りは、服装やアクセサリーも派手すぎるものや、肌の露出が高いものはタブーです。シンプルで派手すぎないものを選ぶとよいでしょう。
お彼岸に贈るおすすめ花ギフト
お彼岸に贈る花のギフトで適している、お彼岸にピッタリなおすすめの花束とアレンジメントフラワーを紹介しています。
ここで紹介している商品は、フラワーギフトラボから厳選しています。
(こちらで紹介した商品は、時期やタイミングによりご用意できないことがあります。ご了承ください。)
お悔やみ・ご葬儀のフラワーギフトをお探しの方は以下からご覧いただけます。
お彼岸にぴったりの花束の紹介
お彼岸に贈る花束は、シンプルでありながらも品のあるものが好まれます。
白や淡い色合いの花を中心に使われることが多いです。
ガーベラなどの花は、供養の意を込めて供えるのに適しており、華やかさの中に落ち着きがあります。
花束を贈る際は、形を整えたものを選び、見た目が整った美しいものを選ぶと、より故人への敬意を表せるでしょう。
お彼岸で使えるアレンジメントのおすすめ商品
アレンジメントフラワーは、様々なお花をバランスよく飾ってるので見栄えもよくコンセプトもしっかりしているのが特徴です。しかも、花束などより水やりの頻度が少なくすむので管理が楽なのもポイントです。
お彼岸にぴったりなアレンジメントは、仏壇に飾ることを意識してデザインされたものが多く、シンプルながらも深い意味が込められています。
特に白い花や淡い色合いを使用したものが好まれ、シンプルでありながら目を引くデザインが魅力的です。
お彼岸の花に添えるメッセージカードの書き方
お彼岸に贈る花には、基本的にはメッセージを入れることはありません。しかし、メッセージカードは、花を贈るときの気持ちを伝える手段でもあります。
そのため、メッセージカードに普段伝えられない気持ちや花を選んだ経緯などを書いても良いでしょう。また、遠方からだとお墓参りが出来ないことがほとんどだと思います。
ここでは、遠方からお墓参りが出来ない場合に、お彼岸の花に添えるメッセージカードの書き方をお伝えします。
気持ちを伝えるメッセージ例
お彼岸の花に添えるメッセージを、お墓参りが出来ない場合に贈るメッセージの書き方を紹介しています。
「お彼岸にお墓参りをすることができず、残念に思っております。代わりに花をお贈りいたしますので、どうかお許しください。遠くからではありますが、皆様の健康をお祈り申し上げます。」
「お彼岸にあたり、皆様が健康で穏やかな日々を過ごされることを願っております。改めて、皆様に感謝の気持ちをお伝えしたく思います。どうぞ、この季節をお健やかにお過ごしください。」
あくまで一例なので、立場や地域独自のマナーを確認してから贈るようにしてください。
お彼岸の花を購入するときはフラワーギフトラボへ
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