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退院祝いにふさわしい花言葉を持つ花12選!贈るときのポイントもご紹介

大切な人の退院は、喜びやねぎらいの気持ちを伝えたいですよね。そんなときは、心温まるメッセージを花言葉に込めた花を贈ってみませんか。今回は、退院祝いにふさわしい花言葉を持つ花と花を贈るときのポイントをご紹介します。

大切な人が入院し、無事退院されること、心から嬉しく思いますよね。退院祝いを選ぶ際には、花を贈る方も多いのではないでしょうか。しかし、いざ花を贈ろうとしてもどんな花を選べばいいのか迷ってしまいますよね。せっかくの退院祝いだからこそ、花言葉の意味も理解して、相手に喜んでもらえる花を選びたいものです。

そこで今回は、退院祝いにふさわしい花言葉を持つ花をご紹介します。退院祝いに花を贈るときのポイントや避けるべき花についても解説しているのでぜひ、参考にしてみてください。

 

退院祝いに花を贈る理由

退院祝いに花を贈ることは、単なるプレゼントを贈る以上の意味があります。花の贈り物は、さまざまなシーンで贈られていますが、退院祝いにも最適です。以下で、退院祝いに花を贈る理由を解説します。

縁起のいい「消えもの」のため

花はいずれ枯れてしまうため「消えもの」とされており、相手の元に残らない気軽な贈り物として親しまれています。特に、退院祝いの場合は、花が枯れることが病気や怪我がなくなることを連想させるので、縁起が良いとされています。

同じ「消えもの」として食べ物やお菓子などがありますが、退院したばかりの人は食事制限などの可能性がある上に、好みにも左右されるのであまりおすすめしません。

年齢や性別問わず贈れるため

大切な人にプレゼントするときは、相手の好みや趣味、生活スタイル、家族構成などさまざまな要素を考えながら選ぶ必要があります。万が一、見当違いのものを贈ってしまうと、かえって迷惑になる可能性があるかもしれません。

しかし、花の贈り物は相手の年齢や性別、好みなどにあまり左右されずに気軽に贈れます。相手が欲しているものがわからないときこそ、フラワーギフトが最適です。

癒し効果があり華やかにお祝いできるため

花には人の心を癒すフラワーセラピーという考え方があります。そのため、退院後のお祝いとして最適です。みずみずしく明るい色の花は、入院生活を終えた人の心をリフレッシュさせてくれることでしょう。

また、花は退院という記念すべき節目を華やかに彩ってくれるという魅力もあります。花の魅力で退院の喜びを改めて感じてもらい、これからの再スタートをお祝いするのに最適です。

退院祝いにふさわしい花言葉を持つ花12選

退院祝いに花を贈るなら、ふさわしい花言葉を持つ花を贈りましょう。花にはポジティブな意味を持つ花言葉がたくさんありますが、せっかくなら退院祝いに最適な花言葉を持つ花を贈ってみましょう。ぜひ、選択肢に入れてみてください。

バラ「幸福」「健やか」

フラワーギフトとして王道の花であるバラは「花の女王」とも呼ばれています。バラの花言葉といえば「愛」のイメージが強いかもしれませんが、実は退院祝いにも最適です。

確かに、バラ全般や赤いバラの花言葉は愛をうたうものがありますが、ピンクのバラには「幸福」、オレンジのバラには「健やか」という花言葉もあります。バラは華やかさと上品さを併せ持つため、退院祝いにも最適です。

ガーベラ「希望」

ぱっと大きく開いた花が元気な印象を与えるガーベラ。一輪でも存在感があり、価格帯もリーズナブルなのでコストを抑えながらも華やかなものを選びたい方にもおすすめです。

ガーベラには「希望」という花言葉があり、無事に退院してこれからの新たなスタートに胸を膨らませる方への贈り物に最適です。

スイートピー「門出」

スイートピーは、ひらひらした繊細な花びらと淡い色合いが魅力の花です。スイートピーの花が蝶がひらひらと飛び立つ姿に見えることから「門出」という花言葉がつけられました。

退院という新たな門出を迎える人にぜひ贈りたい花言葉です。

また、ピンクのスイートピーには「優美」、白には「ほのかな喜び」、紫には「永遠の喜び」などポジティブな花言葉ばかりなので、相手の好きな色のスイートピーを贈るのも良いでしょう。

カスミソウ「幸福」

白い小花をたくさん咲かせ、ふんわりと優しい雰囲気を演出するカスミソウ。小花のためフラワーギフトのメインとして扱われることは少ないのですが、花束やフラワーギフトのアクセントとしては定番です。カスミソウには「幸福」という花言葉があるので、退院祝いに贈るフラワーギフトに取り込んでみましょう。

トルコキキョウ「希望」

トルコキキョウは折り重なったフリルのような華やかかつ上品な見た目が印象的な花です。1本の茎に3〜4つの花をつけるのでボリューム感のあるフラワーギフトになるでしょう。

トルコキキョウには「希望」というポジティブな花言葉があるので、退院祝いにも最適です。また、切り花にしても花もちが良いので、長く花を楽しんでもらえることでしょう。

サザンカ「困難に打ち勝つ」

鮮やかな赤い花と深い緑の葉のコントラストが美しいサザンカ。サザンカは花ごと落下するので縁起が悪いとされているツバキと見た目が似ていますが、サザンカは花びらが一枚ずつ散るので退院祝いに贈っても問題ありません。

サザンカには、多くの花が枯れていく10〜12月頃に花を咲かせることから「困難に打ち勝つ」という力強い花言葉がつけられました。怪我や病気に打ち勝って無事に退院できた方にふさわしい花言葉です。

アキレア「治癒」

すらりと伸びた茎の先に、小さな花が集まって咲くアレキア。赤や白、黄色、オレンジなど色とりどりの花を咲かせ、程よくボリュームもあるのでフラワーギフトに加えると華やかになります。アレキアはギリシャ神話で、戦士たちの傷を癒す薬草として用いられていました。そのため、「治癒」「勇敢」といった花言葉がつけられており、退院祝いに最適な意味を持ちます。

スズラン「再び幸せが訪れる」

スズランは小さなベルのような可憐な花が春の訪れを感じさせてくれる花です。恥ずかしそうにうつむくような姿から「謙虚」という花言葉が知られていますが、花の形が教会の鐘を連想させることから「再び幸せが訪れる」という前向きな花言葉も存在します。

入院という困難を乗り越えて再び幸せな生活を送ろうとしている人への退院祝いにいかがでしょうか。

 

退院祝いに花を贈るときのポイント

せっかく贈る花だからこそ、相手の好みや退院祝いのマナーも意識することが大切です。以下では、退院祝いに花を贈るときのポイントをいくつかご紹介します。

できる限り生花を贈る

最近では、花の美しさを長期間保てるプリザーブドフラワーやドライフラワーなどが贈り物として人気ですが、退院祝いには可能な限り生花を贈りましょう。いずれ枯れてしまう生花は「病気や怪我をなくす」という意味を持ち、退院を祝うシーンでは縁起の良いものとされています。花の寿命が気になる場合は、花持ちの良い花を選びましょう。

管理しやすいものを選ぶ

退院したばかりの人は、まだ体調が完全には戻っておらず、退院前の日常生活が難しいことも考えられます。そのため、管理が負担となりにくいフラワーギフトを贈ることが大切です。花束はフラワーギフトの定番ですが、花瓶を持っていないと飾れなかったり、毎日水替えが必要だったりで少々手間がかかります。しかし、フラワーアレンジメントであれば、そのまま飾るだけで良いので、水替えなどの手間もかかりません。高齢の方や花の扱いに慣れていない方にもおすすめのフラワーギフトです。

メッセージカードを添える

花の贈り物にメッセージカードを添えると、退院した喜びやお祝いの気持ちが伝わりやすくなります。花言葉にこだわって品種を選んだのであれば、花言葉も記しておくとわかりやすくて丁寧です。

メッセージを記入するときは、「切れる」や「終わり」などの縁起の悪いイメージのフレーズを入れないようにしましょう。また、「ますます」や「たびたび」などの重ね言葉も再び入院することを連想させるためタブーとなっています。

贈るタイミングに気をつける

大切な人が退院したらすぐにでもお祝いを贈りたくなりますが、退院祝いは贈るタイミングに配慮する必要があります。退院した直後は、体調や生活がまだ万全に整っているわけではありません。また、慣れない退院生活で疲れていて自宅でゆっくりしたい人もいるはずです。

花を贈る目安は、退院した日から1週間~1ヶ月の間に贈るのがベストです。その際は、急に訪れると迷惑になってしまうため、あらかじめ訪問する日程を相手と相談しておきましょう。

退院祝いに避けるべき花

退院祝いには、基本的にどんな花を贈っても良いのですが、中には避けるべき花もあります。せっかくの退院祝いの花が相手の方の気持ちを害してしまわないよう、以下のような花を避けるようにしましょう。

花言葉がふさわしくない花

退院祝いにふさわしい花言葉を持つ花をご紹介しましたが、花言葉はポジティブな意味合いのものばかりではありません。例えば、黄色いカーネーションには「軽蔑」、黄色いバラには「愛情の薄らぎ」、クレマチスには「縛りつける」、スノードロップには「あなたの死を望みます」などのネガティブな花言葉もあります。花言葉を意識した贈り物をしたいなら、ネガティブな意味の花言葉を持つ花は避けましょう。

鉢植えの花

鉢植えの花は「根付く」から「寝付く=病気が長引く」というイメージを連想させます。そのため、お見舞いや退院祝いの花としてはふさわしくありません。せっかく退院した人に、再び入院を思わせるような贈り物は控えたいものです。鉢植えは、ガーデニングが趣味の方に喜ばれるフラワーギフトですが、退院祝いのシーンでは避けましょう。

香りが強い花や花粉が多い花

生花の魅力はみずみずしさと華やかな香りです。ガーデニングや贈り物に用いる花を香りで選ぶ人も多いのではないでしょうか。しかし、香りには好みがあり、香りが合わないと、その人の体調に悪影響を与えてしまう可能性があります。特に、退院直後は体調が戻りきっていないことも考えられるので、香りの弱い花を選びましょう。

また、花粉が多い花は飾っているときに周囲を汚してしまい、掃除の手間をかけてしまいます。花屋では花粉を落とす処理をしてくれている場合もありますが、念のために確認してみてください。

お供えや縁起の悪いイメージのある花

キクやユリなどお供えのイメージがある花は退院祝いとしては不向きです。他にも死や苦を連想させる名のシクラメン、花が丸ごと落下してしまうツバキなども縁起が悪いとされています。他のお祝いのシーンではそれほど気にする必要はありませんが、病気や怪我が背景にある退院祝いではそのようなイメージの花に注意しましょう。

退院祝いで花を贈るときによくある質問

最後に、退院祝いで花を贈るときによくある質問について解説します。相手の方により喜んでもらえるよう、事前に疑問点をなくしておきましょう。

退院祝いに贈る花の相場は?

退院祝いに贈る花の相場は、相手との関係性によって変わります。目安は以下の通りです。

 

関係性 花の相場
友人や職場の同僚 3,000~5,000円
仲の良い友人や親族 5,000~10,000円
上司や取引先 3,000円~10,000円

 

また、入院期間が長ければそれに比例してお祝いの予算も少し多めにしておきましょう。

もし入院中もお見舞いとして花や品物を贈っている場合は、3,000~5,000円程に抑えると相手の負担になりにくいでしょう。

退院祝いと快気祝いの違いは?

快気祝いとは、病気や怪我で入院や療養を必要とした人が、快復したことを報告するために、お世話になった方へお礼と感謝の気持ちを込めて贈る品物です。退院祝いが退院した人へのお祝いで贈るものに対し、快気祝いは入院中にお見舞いにきてくれた人にお礼の気持ちを込めて贈るものです。退院祝いと快気祝いでは、贈る対象が逆になるので、少し紛らわしいかもしれませんが、混同しないように注意しましょう。

胡蝶蘭を贈ってもいい?

胡蝶蘭は幅広いシーンで贈られている花です。「幸せが飛んでくる」という縁起の良い花言葉もあるので、退院後に幸せな生活を送れるようにとの気持ちを込めて、退院祝いに選ぶ人が多くいます。しかし、胡蝶蘭は鉢植えで販売されていることが多く、退院祝いにはあまり適していません。どうしても鉢植えを贈りたい場合は、相手の負担にならないような1本立ての胡蝶蘭を贈りましょう。

花に他のギフトを添えててもいい?

退院祝いに花だけでは物足りないと感じるときは、他のギフトと組み合わせるのもおすすめです。添える際は、花と同じように「消えもの」である消耗品や実用的なものを選びましょう。例えば、石鹸や洗剤、タオル、食べ物や飲み物などが定番ですが、食べ物は相手の方の体調や食事制限などを考慮し、事前に確認する方が無難です。

まとめ

退院祝いには、病気や怪我に打ち勝ち、これからの新たな生活を応援できる意味合いの花言葉がおすすめです。見た目も華やかでフラワーギフトとしても多く流通している種類もあるので、退院祝いに悩んだら今回ご紹介した花をぜひ参考にしてみてください。

退院祝いに花を贈るときはマナーや避けるべき花もあるので、細かいところまで配慮し、より喜んでもらえるギフトを贈れると良いですね。