ミルクブッシュの風水効果は?おすすめの置き場所や注意点を紹介
ミルクブッシュは、別名「ミドリサンゴ」とも呼ばれており、サンゴ礁をイメージさせるような姿が特徴的な観葉植物です。おしゃれインテリアプランツとしてはもちろんのこと、金運アップの風水効果を得られる観葉植物としても注目されています。
今回は、ミルクブッシュの風水効果に注目し、おすすめな方角や場所、飾る際の注意点を解説します。風水効果を高めるためのミルクブッシュの育て方も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
ミルクブッシュの風水効果は金運アップ
ミルクブッシュは、風水において金運を高めるパワーを持っているとされています。そのため、収入をさらに増やしたい方や貯金をもっと増やしたい方にはもちろん、出費を抑えたい方にもおすすめです。
金運といえばトイレを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、ミルクブッシュの置き場所としては向いていません。
ミルクブッシュの風水効果を高める置き場所について、以下で詳しく紹介します。
ミルクブッシュの風水効果を高める方角は「東」
ミルクブッシュの個性的な樹形は、東の方角と相性が良いとされています。そのため、ミルクブッシュを取り入れて金運アップの風水効果を狙うなら、東の方角に置くのがおすすめです。
東の方角は「木」の気を表す方角である点からも、茎まで緑色をしているミルクブッシュは相性抜群といえるでしょう。
ミルクブッシュの風水効果が上がる場所
ミルクブッシュは東の方角と相性が良いですが、家具の配置や部屋の構造上ミルクブッシュを置ける場所がないケースがあるかもしれません。
そのような場合は、以下の3つの部屋に置くのがおすすめです。
- リビング
- 玄関
- キッチン
ここでは、各部屋にミルクブッシュがおすすめな理由を見ていきましょう。
大半を過ごすリビングに気を充満させられる
リビングは、生活をする上で家族が集まりやすく、長い時間過ごすことが多い場所です。リビングにミルクブッシュを置けば、金運アップの気が充満する空間を創出できます。
また、リビングには大きな窓があることが多く、ミルクブッシュが好む日光を十分に浴びさせることも可能です。
ミルクブッシュが元気に育つことで、金運アップの風水効果はさらに高まることでしょう。
玄関に置いて外からも金運を引き寄せる
玄関は気の出入りする場所です。風水において、玄関は良い気を引き寄せるアイテムや悪い気を遮るアイテムを置く場所としてよく注目されています。
玄関にミルクブッシュを置けば、金運アップ効果だけでなく運気アップも期待できます。
玄関から入ってくる良い気が家中に充満することからも、玄関はミルクブッシュの置き場所におすすめです。
金運を司るキッチンにおいて運気アップを狙う
キッチンは、風水において金運を司る重要なスポットとされています。掃除が行き届いているかどうかや欠けた食器がないかなど、金運を上げるためのさまざまなチェックポイントがあることでも有名です。
金運を司るキッチンに金運アップのパワーを持つミルクブッシュを置けば、相乗効果が期待できます。
また、キッチンは火と水を使う場所であり、気が乱れやすい特徴があります。ミルクブッシュの緑色は癒やし効果が高い色でもあるため、落ち着いた環境に整える役割も果たしてくれるでしょう。
ミルクブッシュの風水効果を下げる場所
一方、ミルクブッシュの風水効果を下げてしまう場所として、以下の2つが挙げられます。
- 寝室
- トイレ
どちらの場所もミルクブッシュと相性が悪く、置いてしまうと風水効果が下がって金運アップが期待できないとされています。
ここでは、相性が悪い理由について具体的に解説します。
寝室は日当たりが悪いため
ミルクブッシュと寝室の相性が悪い理由として、日差しが当たりにくい部屋であることが挙げられます。ミルクブッシュは日光を浴びて元気に成長する植物なため、日差しが差し込まない部屋では成長が滞りやすく、最悪の場合枯れてしまいます。
風水の効果は、ミルクブッシュが元気に育っているからこそ得られるものです。
日当たりの良い場所に寝室があり、十分な日光を浴びせられる場合はミルクブッシュを置いても構いませんが、風水における効果を重視するなら相性の良い場所に置くのがおすすめです。
トイレは季節よって寒いため
ミルクブッシュの置き場所にトイレをおすすめしないのは、寝室同様に日差しが当たりにくい他、季節によっては寒さが厳しくなる場所であるためです。
ミルクブッシュは熱帯地方原産の植物であり、寒さに強くありません。トイレはミルクブッシュにとって最適な環境とはいえず、寒さの影響で枯れてしまう可能性があります。
ミルクブッシュの持つパワーを最大限に活かすなら、トイレではなく相性の良い場所に置いて金運アップを狙いましょう。
風水におすすめなミルクブッシュの基本情報
とてもユニークな形を楽しませてくれるミルクブッシュとは、どのような植物なのでしょうか。
ここでは、ミルクブッシュの基本情報を紹介します。
植物名 | ミルクブッシュ |
学名 | Euphorbia tirucalli |
英名 | Milk bush |
和名 | アオサンゴ |
別名 | ミドリサンゴ |
原産地 | 熱帯アフリカ、南アフリカ |
科名 | トウダイグサ科 |
属名 | トウダイグサ属(ユールフォビア属) |
園芸分類 | 多肉植物 |
草丈・樹高 | 10cm~220cm |
耐暑性 | 強い |
耐寒性 | 弱い |
風水におすすめなミルクブッシュの特徴
ミルクブッシュは熱帯アフリカ原産であり、サンゴ礁を思わせるようなユニークな樹形を持つ植物です。見た目がおしゃれなことから、空間をスタイリッシュに演出するインテリアプランツとして人気があります。
そんなミルクブッシュについて知っておきたい特徴は主に3つです。
- ミルクブッシュの名前の由来
- ミルクブッシュの品種
- ミルクブッシュの花言葉
ここでは、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
ミルクブッシュの名前の由来は樹液
ミルクブッシュの名前の由来は、枝を切ったときに切り口から出てくる樹液にあります。樹液の色が白色でミルクに見え、茎を根元からたくさん生やすことを英語でブッシュと呼ぶことから、組み合わせてミルクブッシュと名づけられています。
また、和名のアオサンゴは樹形がサンゴ礁に似ていることが由来です。葉だけでなく茎までも緑色をしていることから、ミドリサンゴと呼ばれることもあります。
品種によっては変色を楽しめる
ミルクブッシュといえば緑色の植物をイメージしがちですが、品種によっては赤や黄色、ピンク色など、他の色を楽しませてくれる品種もあります。
たとえば、ファイヤースティックと呼ばれる品種は、寒くなると茎の先が赤く変色します。イエローマジックは気温や日の当たり具合で黄色やオレンジに変色する品種であり、ピンクカメレオンは、寒くなると茎の先がピンク色に変色するのが特徴です。
ミルクブッシュにはさまざまな品種がありますが、期待できる風水効果に変わりはないとされています。見た目の好みや、置き場所の雰囲気との相性からミルクブッシュを選ぶと良いでしょう。
花言葉は「穏やかな性格」
ミルクブッシュの花言葉は「穏やかな性格」です。優しさを感じる花言葉とぷっくりとしたやわらかい印象の樹形と相まって、ミルクブッシュは温かみのある雰囲気を持つ植物だと感じる方も多いのではないでしょうか。
ミルクブッシュを日常に取り入れれば、空間の雰囲気は和やかになるでしょう。優しい印象を与えるミルクブッシュは、大切な方への贈り物にもおすすめです。
ミルクブッシュで風水効果を高めるための上手な育て方
生活にミルクブッシュを取り入れて風水効果を高めるためには、元気に育てることが必要不可欠です。
ここでは、金運アップにもつながるミルクブッシュの育て方について以下のポイントを取り上げながら解説します。
- 置き場所
- 水やり
- 肥料
- 剪定
- 病気と害虫
- 植え替え
- 増やし方
ミルクブッシュは、初めて植物を育てる方でも比較的安心して育てられる観葉植物です。随所で注意ポイントを紹介するので、ぜひ参考にしながらミルクブッシュの育成にチャレンジしてみてください。
置き場所
ミルクブッシュは日差しがよく当たる場所に適しています。日光を好む性質があるので、日が当たらない場所に置くのは避けてください。
ただし、夏の日差しが強くなる季節は直射日光を遮ったり直射日光が当たらない場所に移動したりなど、日の当たる具合を調節する必要があります。
また、寒くなる時期は日差しが当たるとはいえ、冷え込みやすいことから窓際に置くのはおすすめできません。ミルクブッシュが枯れないようにするためにも、冷気をしっかり遮断するなどの寒さ対策をしましょう。
水やり
ミルクブッシュは、乾燥気味に育てるのがベストとされる観葉植物で、頻繁に水やりをする必要はありません。
春~秋の季節では、土の表面がしっかりと乾いたのを確認してから水やりをします。その際、鉢の底から水が流れ出るのを確認できるほどたっぷりと水を与えてください。
一方、冬の寒い季節はほとんど水やりを必要としません。目安としては土の表面だけでなく、土全体が乾燥しきってから水を与えます。
ただし、葉が落ちてしまうなど、いつもとは違う症状が見られる場合には水不足の可能性があるので注意が必要です。
肥料
ミルクブッシュは比較的丈夫な植物であるため、肥料を頻繁に与える必要はありません。
肥料は成長が盛んな時期に、2~3ヶ月に1回程度緩効性肥料を与える程度で良いです。
寒さが厳しくなる時期の場合は、ほとんど肥料を必要としません。水不足になっていないかに注力しながらミルクブッシュを管理しましょう。
剪定
ミルクブッシュはさまざまな方向に枝を伸ばすため、形を整えたい場合には剪定が必要です。伸びてほしくない部分の枝は、思い切って切りましょう。
その際、切り口から出る樹液には注意してください。肌に触れてしまうと被れるなどの症状が出るため、手袋を着用しての作業をおすすめします。
病気と害虫
ミルクブッシュは、一般的に病気や害虫に悩まされにくい植物として知られています。
ただし、完全に病気や害虫とは無関係というわけではなく、春から秋にかけてカイガラムシやアブラムシの被害に遭うことがあります。
ミルクブッシュ以外にも観葉植物を育てている場合や、風によって害虫が運ばれやすい場所に置いている場合は特に注意が必要です。ミルクブッシュを定期的に観察し、見つけた際は素早く対処しましょう。
植え替え
ミルクブッシュをうまく育てられれば順調に成長していき、ゆくゆくは植え替えが必要となります。植え替えが必要なタイミングは鉢から根がはみ出ている場合や、一般的な植え替えのサイクルである2~3年程度経ったときが目安です。
植え替えを行う際は、多肉植物用の土と今使用している鉢よりも一回り大きい鉢を用意してください。新しい土にうまく順応するように、植え替えはミルクブッシュの成長期である春と秋に行うのがおすすめです。
増やし方
ミルクブッシュは、挿し木で簡単に増やすことが可能です。
挿し木とは、健康に伸びている枝を切り、新しい土を入れた鉢に植えて増やす方法のことです。
挿し木はただ単純に枝を切って植えるのではなく、元気に成長できる状態を保つために正しい手順で行う必要があります。
ミルクブッシュの正しい挿し木のやり方は以下の通りです。
- 切り口の樹液を洗い流す
- 乾燥させる
- 多肉植物用土に挿す
- 挿し木を竹串や割り箸などで固定する
挿し木を土に固定したら直射日光が当たるのを避け、土が乾燥しすぎない頻度で水やりをしてください。順調に育てば、1ヶ月程度で発根してきます。
挿し木が発根してしっかり土に根付いていることが確認できたら、大きな鉢に植え替えましょう。鉢に植えつけたあとは、通常の管理方法で育てましょう。
ミルクブッシュを風水を取り入れる際の注意点
ミルクブッシュは風水効果を期待できる魅力的な観葉植物ですが、取り入れ方を間違うと十分な風水効果を得られない可能性があります。
取り入れ方について、特に注意したいのが以下の2点です。
- プラスチックの鉢で育てない
- 枯れているミルクブッシュは処分する
風水の効果を得るにあたって大切なポイントとなるので、これから生活にミルクブッシュを取り入れる方は前もって把握しておくと良いでしょう。
すでに取り入れている方の場合は、現状の改善に役立ててみてください。
プラスチックの鉢で育てない
プラスチック製の鉢は、風水において生きていないものであり、植物のパワーが十分に発揮できないと考えられています。生きている鉢の具体例としては、陶器などの自然素材でできているものが挙げられます。
ミルクブッシュの購入時はプラスチックの鉢に入っているケースが多いため、すぐに陶器の鉢に植え替えるようにしてください。
どうしても植え替えが難しい場合は、鉢カバーを利用するのも一つの手です。陶器や木製などでできた自然素材の鉢カバーで、プラスチックの鉢を覆うと良いでしょう。
枯れているミルクブッシュは処分する
枯れてしまったミルクブッシュは、良いパワーを持つ生気を発しなくなり、悪い気を発するようになります。そのため、枯れている枝を見つけたらできるだけ早く剪定ばさみで切ってください。
全体が枯れてしまっている場合はすぐに処分しましょう。
ミルクブッシュはこまめに水やりをする必要がないことから観察する機会が少なく、状況が悪化していることに気づきにくいかもしれません。
風水効果をしっかりと得るためにも、ミルクブッシュを定期的にチェックするのが肝心です。
まとめ
ミルクブッシュは、風水において金運を高めるパワーを持っている観葉植物です。ミルクブッシュと相性抜群な方角は「東」であり、リビングや玄関、キッチンに置くとより高い金運効果が期待できるとされています。
また、ユニークな姿をしているので、おしゃれな雰囲気を演出してくれる点でもミルクブッシュはおすすめです。
とりまく環境を変えるなら、まずは実践してみることが大切です。
「お金がたまらない」「出費がかさむ」「収入アップを目指したい」など、お金に関する悩みを抱えている方は、自宅やオフィスに取り入れてみてはいかがでしょうか。