フラワーアレンジメントをもらったら?お手入れ・水やりの仕方を紹介
フラワーアレンジメントは、花の美しさと香りを存分に楽しめる贈り物です。色とりどりの花が織りなす華やかな景色は、癒しと喜びを与えてくれます。さらに、お世話をすることで愛着も湧くでしょう。
まず、フラワーアレンジメントを受け取ったら、ラッピングを外してください。次に、吸水スポンジにしっかりと水を含ませましょう。吸水スポンジは乾燥すると花が枯れてしまうため、こまめに水分補給が必要です。また、フラワーアレンジメントは直射日光を避け、涼しい場所に置くことをおすすめします。
この記事では、フラワーアレンジメントをもらったあとの適切な水やり方法や、手入れのポイントを詳しく解説します。
フラワーアレンジメントが終わりかけた際の楽しみ方や、最後の処分の仕方についてもお話しするので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事を読んで、贈られたフラワーアレンジメントを最後まで大切に楽しみましょう。
フラワーアレンジメントをもらったら
フラワーアレンジメントをもらったら、以下の3つの手順を踏む必要があります。
- ラッピングを外す
- 吸水スポンジにしっかり水を含ませる
- 適切な場所に置く
以上の手順について詳しく見ていきましょう。
ラッピングを外す
フラワーアレンジメントをもらったら、まずはラッピングを外しましょう。
ラッピングを外す手順は以下の通りです。
- 外側のセロファンを外す
- リボンやラッピングペーパーを外す
- 花を束ねている輪ゴムがあれば取る
- 水が外側の容器の中にこぼれていないか確認する
ラッピングは装飾ではなく、花が衝撃で傷まないよう保護する目的があります。せっかくきれいにラッピングされていても、取り外さないと蒸れてカビなどが発生し、花が傷んでしまいます。記念に写真を撮るのがおすすめです。
吸水スポンジにしっかり水を含ませる
フラワーアレンジメントを受け取ったら、まず吸水スポンジ(オアシス)にしっかりと水を含ませることが大切です。オアシスは水をゆっくりと吸収する性質があるので、最初はたっぷりの水を注がなければなりません。
オアシスに含まれる水分がなくなると、すぐに花が枯れてしまいます。もらったあとはすぐに十分に水を含ませることで、長く美しい状態が保てます。
適切な場所に置く
フラワーアレンジメントは、すでに生けてある花器ごと飾ることができますが、飾る場所に問題があるとすぐに花が傷んでしまいます。フラワーアレンジメントを飾る場所の注意点は以下の通りです。
【おすすめの場所】
- 風通しの良い室内に飾る
- 温度変化の少ない場所に飾る
- 目につきやすいリビングや風通しの良い玄関がおすすめ
- 【避けた方が良いNGな場所】
直射日光が直接当たる窓際 - エアコンの風が直接当たる場所
- 人が頻繁に通るような場所
- 電化製品の上や近く
フラワーアレンジメントは生花でできているため、明るく風通しの良い室内に飾ることが重要です。また、直射日光やエアコンの風、物理的な接触にも注意が必要です。水がこぼれる恐れもあるため、電化製品の上や近くに置くのは避けましょう。
水やりの重要性と方法
フラワーアレンジメントにも水やりは必要です。本項目では、以下のポイントについて見ていきましょう。
- 水やりのタイミングと頻度
- 吸水スポンジの水分チェック
- 花に直接水をかけない
これらの点に注意しながら、丁寧にお手入れすることが大切です。
水やりのタイミングと頻度
フラワーアレンジメントの水やりタイミングは、季節によって変えることが大切です。
夏場は気温が高く水分の蒸発が多いため、1日おきに水やりを行います。
冬場は気温が低く、切り花が長持ちしやすい季節なので、2〜3日おきの水やりで十分です。
春〜秋は温度の高低によりますが、およそ1〜2日おきの水やりを目安にしてください。
【水やりタイミングの目安】
季節 | 気温の傾向 | 水やりのタイミング |
夏場 | 高温 | 1日おき |
冬場 | 低温 | 2〜3日おき |
春秋 | 中温 | 1〜2日おき |
水やりのタイミングは、花が枯れる前にこまめに行うことが大切です。水が切れた状態に長くさらされると、花は枯れてしまいます。しかし、水の量が多すぎるのも良くありません。スポンジが十分に吸水できる程度の量を心がけましょう。
吸水スポンジの水分チェック
フラワーアレンジメントの吸水スポンジの水分量を定期的にチェックしましょう。スポンジが乾燥すると、お花に十分な水分が行き渡らず枯れてしまいます。
水分チェックの仕方は以下の通りです。
- スポンジの上部をそっと指で触れる
- 表面が乾いている場合は水やりが必要
- 適度に湿っている場合は水やりの必要なし
水やりが必要な場合は、ジョウロやスポイトなどを使って注意深くスポンジに給水します。お花の花びらに水がかからないように気をつけましょう。
水分が過剰な場合は、スポンジから水が溢れ出すことがあります。その場合は溢れた水を捨て、翌日に再びチェックすることをおすすめします。
定期的なスポンジの水分チェックと適切な給水で、フラワーアレンジメントを長く楽しむことができます。
花に直接水をかけない
フラワーアレンジメントに水やりをするときは、花そのものに水をかけないようにしましょう。花びらや葉に水がかかると、次のような悪影響があります。
- 水が付着して花びらが濡れ、傷みやすくなる
- 葉に水がたまると、カビが発生しやすい
- 水がしみて色あせや変色の原因となる
代わりに、フラワーアレンジメントの下の方にある吸水スポンジに直接水をたっぷりと注ぐようにしてください。スポンジが乾燥していると、お花が上手に水分を吸収できずに枯れてしまいます。
フラワーアレンジメントの寿命
フラワーアレンジメントの平均的な日持ち期間は、5日程度です。
1〜3日目はきれいなアレンジメントを楽しめるでしょう。4日〜5日目には全体的に少し下を向き始めますが、まだ楽しめます。6日目以降には次第に花が枯れはじめ、アレンジ全体が傷んでしまいます。
環境によっても変わりますが、空調の効いた室内に置けば一年を通してこの程度の日持ちが期待できるでしょう。
長持ちさせたいなら、上記でご紹介した通り吸水スポンジにしっかりと水を含ませることが重要です。そのあとは常に吸水スポンジの水分量をチェックし、乾燥する前に十分な量の水を補給しましょう。1日1回は水やりをするのが理想的です。また、直射日光を避け、涼しい場所に置くことで花の鮮度を保つことができます。
傷んだ花びらや葉は手早く取り除き、残りの花が傷まないようにしましょう。また、葉に霧吹きをすると蒸散を抑え、長持ちする効果があります。
さらに、液体肥料を適量加えると栄養補給になり、フラワーアレンジメントの寿命を伸ばすことができますよ。
このようなお手入れを心がけることで、5日程度の平均日持ち期間を7日〜10日程度に延ばすことが可能です。環境によっては2週間以上楽しめることもあるでしょう。
お手入れ次第で大きく変わってくるので、ぜひ上記のポイントを参考にしてみてください。
フラワーアレンジメントのお手入れのポイント
フラワーアレンジメントのお手入れのポイントについて紹介します。
- 傷んだ花を取り除く
- 葉への霧吹き
これらのお手入れ方法を実践することで、フラワーアレンジメントの美しさと鮮度を長く保つことができます。
傷んだ花を取り除く
フラワーアレンジメントはさまざまな花を組み合わせているため、やがて咲き終わって枯れてくる花が出てきます。そのような傷んだ花をそのままにしておくと、蒸れて雑菌が繁殖しやすくなります。
そのため、落ちた花びらはこまめに取り除くことはもちろん、しおれたり枯れたりした花は、できるだけ早く吸水スポンジから引き抜いて取り除く必要があります。
複数の花が咲いている花の一部が枯れている場合は、枯れた花だけ、しおれた花びらだけを取り除いてください。隙間が目立つようなら、ご自分で花の配置を変えてみるのもおすすめです。方向を寄せる程度でも見映えをカバーすることができますし、よりきれいに見せたいなら吸水スポンジから一度引き抜いて新しい穴を開け、挿し直すこともできます。
少し弱ってきた段階で茎を短くカットして挿し直せば、再び元気になることもあります。
葉への霧吹き
フラワーアレンジメントをより長持ちさせるコツの一つに、葉への霧吹きがあります。
葉に水分を与えることで、アレンジメント全体の乾燥を防ぐことができます。葉への霧吹きは以下の手順で行います。
- 噴霧器に水を入れる
- アレンジメントの葉に20cm程度の距離から霧吹きする
- 葉の表裏両面に行う
葉への霧吹きは朝晩の涼しい時間帯に行い、花には水分がかからないよう注意してください。葉に適度な水分を保つことで、お花の持ちが良くなります。フラワーアレンジメントのお手入れにぜひ取り入れましょう。
終わりかけのフラワーアレンジメントの楽しみ方
フラワーアレンジメントの花持ちは1週間程度が目安です。しおれてきた花があれば早めに取り除くことをおすすめします。
花が終わりかけてきたら、以下の2つの方法で最後まで楽しみましょう。
- 花瓶に生け直す
- ドライフラワーにする
それぞれの方法について詳しくご紹介します。
花瓶に生け直す
咲き終わりの花が目立ち始めたら、元気な花だけを選び出して花瓶に生け直すのがおすすめです。
生け直しの手順は以下の通りです。
- 元気な花を吸水スポンジから引き抜く
- 茎の切り口の滑りを洗い流す
- 水に浮かべた状態で茎の根元から5cm程度カットする(水切り)
- 花瓶に生ける
このように最後の一輪まで楽しむことができます。茎が傷んでいる場合は、茎の根元から切り取り、花だけを浮かべるのもおすすめです。残った花の量やサイズに合わせて、複数の花瓶に小分けするのも良いでしょう。リビングやダイニング、玄関など、いろいろな場所に飾って楽しんでください。
ドライフラワーにする
せっかくいただいたフラワーアレンジメント。長く楽しむなら、ドライフラワーにするのがおすすめです。生花をドライフラワーにするのは、そう難しいことではありません。
まずは、花が散る前に花瓶から取り出します。次に花の茎を10cmほど切り落とし、よく拭きます。そして、以下のようにドライフラワーに加工していきましょう。
- 新聞紙を束ねて花を立てる
- 遮光し風通しの良い場所で2週間ほど乾燥させる
- 乾燥が済んだら花の形を整える
このように簡単な工程で作れるドライフラワー。長期間楽しめるのが魅力です。飾る場所を選ばず、手入れの必要もありません。
ドライフラワーの作り方は以下の記事でさらに詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
『花束を残したい!押し花やドライフラワーで思い出を保存しよう』
フラワーアレンジメントの処分の仕方
フラワーアレンジメントの花々が次第に枯れてきたら、そろそろ処分の時期が近づいてきたサインです。名残惜しいですが、花には寿命があるので枯れたら処分しましょう。
フラワーアレンジメントはカゴやボックス、吸水スポンジ(オアシス)などを組み合わせて作られています。花々とボックスなどは適切に分別し、自治体のルールに従って適切に処分しましょう。
そのほか、お祝いなどでたくさんのフラワーアレンジメントをもらった場合は花屋や生産者に引き取ってもらう方法や、堆肥化するといった方法もあります。
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フラワーギフトラボは、さまざまなフラワーギフトを取り扱うオンラインショップです。
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ホワイトをメインとした上品で清潔感のあるフラワーアレンジメント
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こちらの商品は白やグリーンを基調とした上品で清潔感あふれるアレンジメントです。ホワイトの花々が華やかに詰め込まれており、シンプルながらも存在感があります。
優しく上品な雰囲気のアレンジメントとなっており、受け取る方を明るい気持ちにしてくれるでしょう。
花は新鮮な状態で発送されるので、到着したらすぐに吸水スポンジに十分な水を含ませ、適切な場所に飾ればきれいな状態が長く保てます。
シンプルながら上質なアレンジメントなので、大切な方への贈り物やご自宅用、会社の受付などにもぴったりです。
赤系のお花をメインにした豪華なアレンジメント
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こちらのアレンジメントは、高貴で上品な雰囲気を醸し出す赤いバラやガーベラを中心に、グリーンを合わせて華やかさを演出しています。お花の大きさやボリュームがありながら、落ち着いた印象も与えるデザインとなっています。
お世話になった方へのギフトや、大切な記念日のプレゼントなど、さまざまなシーンで喜ばれるアレンジメントです。ぜひ、フラワーギフトラボの上品で高級感あふれるフラワーアレンジメントをお試しください。
グリーンでまとめたフレッシュなアレンジメント
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花材の種類はお任せとなりますが、グリーンにこだわり、ボリューム感とスッキリとした印象が両立するよう丁寧に仕上げられています。
フレッシュでナチュラル、そしてモダンな雰囲気が魅力のこのアレンジメントは、リビングなどの目立つ場所に飾れば、部屋の雰囲気を華やかに彩ってくれるでしょう。
器の材質や色は変更になる場合もございますので、予めご了承ください。
まとめ
フラワーアレンジメントは心を癒してくれる存在です。しっかりとした水やりと適切なお手入れをすれば、長期間美しさを保つことができます。
水やりのタイミングを逃さず、吸水スポンジの水分量を確認しましょう。また、傷んだ花を取り除いたり、葉に霧吹きをするなど、こまめなお手入れも大切です。寿命が近づいたら、ドライフラワーにするのも素敵な楽しみ方です。フラワーアレンジメントの魅力を最後まで存分に楽しみ、大切に手入れをしましょう。