カーネーションなら通販!きれいなカーネーションを通販で選んで相手に思いを伝えよう
カーネーションと聞けば、母の日を思い出す人もきっと多いことでしょう。
お母さんへの日頃の感謝の気持ちを表現する花として、昔から母の日にプレゼントされているのがカーネーションです。
定番だからという理由で、何の迷いもなく毎年、お母さんへカーネーションを贈っているという人もたくさんいるかもしれません。
毎年当たり前のように贈っていても、カーネーションという花の生態や、カーネーションが持つ意味などを知らない人も多いものです。
近年においては、そんなカーネーションを通販サイトを通じて注文する人も多くなりました。
インターネットによる通販は、とても便利なものですが、ではカーネーションという花は通販サイトで、どのような形で販売されているのでしょうか。
その実態について、これから詳しくみていきましょう。
カーネーションとはどんな花?
カーネーションはナデシコ科に分類され、南ヨーロッパや西アジアが原産地です。
「オランダセキチク」「オランダナデシコ」などの和名を持ち、4〜6月に花が咲き誇ります。
ローマ時代に誕生したといわれるカーネーションが、日本に伝わってきたのは明治時代で、当時は現在のように観賞用としてだけではなく、食用としても活用されていました。
定番の色として知られる赤色のほかに、ピンク、オレンジ、黄色、白、紫など複数の種類があり、そのカラーバリエーションはとても豊富です。
長い歴史を持ち、時を重ねる中で数々の品種改良を経て、現在複数種類のカーネーションが私たちの目を楽しませています。
カーネーションの特徴
カーネーションの種類は、花の咲き方や花びらの形によって種類分けされ、特徴から下記のように分類されます。
・スタンダードカーネーション
1本の茎から1輪の花を咲かせるカーネーションで、世間的に広く知られているカーネーションがこのタイプです。
花びらが大きく、華麗な印象を持つことから、一輪の花束やブーケとしても活用されています。
・スプレーカーネーション
1本の茎から枝分かれし、そこから複数の花を咲かせるカーネーションです。
花の大きさはスタンダードに比べると少し小さめで小ぶりですが、小さいからこそ可愛らしいと、広く愛されています。
枝分かれして、複数の花をつける中にもつぼみもたくさんあり、私たちの目を長い期間にわたり楽しませてくれるのが、このタイプのカーネーションです。
・剣弁咲き
カーネーションの中でも、スタンダードな花びらの形です。
花びらの縁がギザギザとした形をしているのが特徴で、多くの人がカーネーションと聞いて思い出すカーネーションといえるでしょう。
・丸弁咲き
剣弁咲きと似ていますが、反対に花びらの縁がギザギザしていないことが、特徴です。
剣弁咲きとの区別が難しいとされていますが、丸弁咲きの方が、剣弁咲きよりやや柔らかい印象を受けます。
・極剣弁咲き
花びらそのものがとても細く、先端に切り込みがあることから、剣のように見えるところが、このカーネーションの特徴です。
「スター咲き」と呼ばれることもあります。
・一重咲き
他の品種のカーネーションは、花びらが重なり合って咲いているのに対し、一重咲きは、花びら同士が重なり合って咲くことがありません。
花びらが小さいことがその理由であり、ナデシコと似ている点も特徴の1つです。
カーネーションの歴史と母の日
1.カーネーションの歴史
花には驚くほど膨大な品種がありますが、そんな中でもカーネーションは、知らない人はいないと言っても過言ではないほど、多くの人から認識されている花です。
今や母の日に贈る定番の花として知られていますが、その由来は1907年にまで遡ります。
その発端はアメリカにあり、日本はアメリカから影響を受け、母の日という文化を誕生させました。
2.カーネーションを母の日に贈るのはなぜ?
戦争に倒れた負傷兵を救護する活動を行っていた女性が亡くなった後、その娘が母を思い、祭壇に白いカーネーションを飾ったことが、そのきっかけだと言われています。
この女性の行動に感動した人々が、5月の第2日曜日を母の日と定めたことで母の日がスタートし、のちに日本も影響を受けることとなるのです。
カーネーションが持つ花言葉の意味は?
花にはそれぞれ花言葉というものがありますが、この習わしは、17世紀頃にヨーロッパから日本に伝わりました。
それぞれの花が持つ花言葉は、国や文化によっても多少の違いがありますが、花に自分の気持ちを託すという根源は、どの国にも共通しているものです。
カーネーションの花言葉には「女性の愛」「純粋な愛情」などの意味があります。
その多くに「愛」の文字が入っているように、カーネーションは愛情表現に活用される花であり、日本でもカーネーションの花言葉の意味は同じです。
2.カーネーションの色別の花言葉
カーネーションといえば、赤色を思い出す人も多いかもしれませんが、実はカーネーションの色には複数の種類があります。
色によって花言葉にも違いがあり、それぞれのカーネーションが違う意味を持って存在しているのです。
・赤色のカーネーション
赤色のカーネーションは、母の日に贈られるカーネーションとして有名ですが、その理由は花言葉にあります。
赤色のカーネーションには「母への愛」「真実の愛」「母(から)の愛」など、母親の愛情を意味する花言葉をたくさん持っているのです。
ですが、同じ赤は赤でも暗めの赤色のカーネーションには「私の心に哀しみを」という意味があります。
そのため、母の日に赤色のカーネーションを贈る時には、赤色の明暗にも気を付けて選ぶことが不可欠です。
・白色のカーネーション
白色のカーネーションには「尊敬」「私の愛情は続いている」という花言葉があります。
亡くなった母親に手向けられる花でもあり、先のアメリカの女性が、亡くなった母親のために祭壇に飾ったカーネーションも白色でした。
・ピンクのカーネーション
可愛らしさが際立つピンクには、「感謝」「温かい心」「気品」などの意味があります。
この花言葉を持つことから、赤いカーネーション同様、母の日に贈られることが多いカーネーションの色として知られています。
・青色のカーネーション
青色のカーネーションは、白いカーネーションに着色して作られていますが、「永遠の幸福」という花言葉があります。
青色は寒色系の色になりますが、幸せな花言葉を持つことから、多くの人に愛されている色のカーネーションです。
・オレンジ色のカーネーション
オレンジ色のカーネーションにも「純粋な愛」「熱愛」「清らかな慕情」などの愛情にまつわる花言葉がたくさんあります。
同じ愛情表現のカーネーションでも、母親へ向けた愛情というよりは、恋人へ向けられた愛情を表現する意味が強いのがオレンジ色です。
インターネット通販とカーネーション
1.花のインターネット通販が浸透した理由
ひと昔前までは、花は店舗に出向いて購入することが当たり前でしたが、インターネットが普及し、何でもネットを通じて購入できる時代となってから、花も同じようにインターネットで購入できるようになりました。
カーネーションも例外ではなく、母の日にカーネーションを贈るため、インターネット通販は、実に多くの人から利用されています。
24時間いつでも注文できる点や、自分好みのカーネーションを、数多くの種類の中からじっくり選べる点などが人気の理由です。
また、母の日などこちらが指定した日に、きちんと相手に届けてもらえるという点も、カーネーションをはじめとする花の通販が、広く浸透した理由となっています。
2.カーネーション通販サイトの特徴
近年のカーネーションの通販サイトを覗いてみると、まず画面から目に飛び込んでくるのは、その色鮮やかさです。
色とりどりのカーネーションが販売され、自分の好きな色を数多いカーネーションの中から選ぶことができます。
また、カーネーション1本から販売されているサイトや、ロット販売されているサイト、産地別に販売しているサイトもあり、自分の目的に合わせたカーネーションを購入することが可能です。
通販で人気の高いカーネーション
1.どんなカーネーションが人気?
インターネット通販では、数多くのカーネーションが販売されていますが、その種類やバリエーションはとても豊富です。
あまりにも数多くのカーネーションが並ぶため、選ぶ時にはどれを選んでいいのか頭を悩ませてしまうかもしれません。
一口でカーネーションギフトと言っても、その種類は実に様々です。
では、ギフトとして販売されているカーネーションは、どんなものが人気を集めているのでしょうか。
・花束
花束はシンプルでありながらも、カーネーションの美しさを最大限に表現してくれるスタイルです。
受け取った人が、簡単に花瓶に生けることができる点も花束のメリットであり、受け取るとすぐに、カーネーションの美しさを楽しむことができます。
また最近の通販サイトでは、花束にするカーネーションの色を選べたり、花瓶に生けず、花束の形のまま飾れる工夫がされたものも販売されています。
・鉢植え
鉢植えは、カーネーションの花がより長くきれいに咲いていられるスタイルです。
通販で注文すると、鉢植えの状態で届けられるので、受け取る側もそのまま飾ることができます。
カーネーションの色を選べるのはもちろんのこと、近年では鉢植えの中のカーネーションの色が1色ではなく、複数の色のカーネーションからなるものも販売されています。
・フラワーアレンジメント
近年人気を集めているのが、このフラワーアレンジメントです。
適度な長さにカットされた花をスポンジに刺し、1つの作品として完成されているため、花瓶を用意する必要がありません。
受け取った人はそのまま飾ることができ、手入れなどが必要ないのが特徴です。
カーネーションを通販サイトで注文する際の注意点
インターネット通販を通じて、カーネーションを購入できるのはとても便利です。
ですが、便利な点だけに気を取られるのではなく、注意点にも気を配る必要があります。
では、通販サイトでカーネーションを注文するときには、どんなことに気を付けたらいいでしょうか。
1.鮮度に気を付ける
花は生き物であるからこそ、鮮度が命です。
カーネーションは、鮮度の判断が難しい花としても知られています。
一般的に、花の鮮度を判別する材料となる「花の色」で判断することが難しいだけではなく、インターネット通販では、なおさら自分の目で判断することができません。
注文する際には、いつ頃花が咲きそうなのか、いつの発送になるのか、時間に関することをしっかり確認しておくことが大事です。
2.つぼみのタイプ
カーネーションには、咲くつぼみと咲かないつぼみがあります。
そして、通販で注文後、発送されてから相手に届くまでには時間がかかるものです。
そのため、少しでもたくさんつぼみがついた状態のカーネーションを注文したいと思いがちですが、必ずしもそのつぼみが花を咲かせるとは限りません。
カーネーションは花を咲かせてからも、長持ちする花です。
注文時、もしくは発送される時に、できるだけ花がすでにたくさん咲いているものを選ぶことをおススメします。
画像などを通じて、自分の目で確認できない場合は、サイト側に問い合わせ、つぼみや花の状態を確認してから注文すると安心です。
3.カーネーションの色に気を付ける
前項でも触れたように、カーネーションにはたくさんの色の種類があります。
そのため、それぞれが違う花言葉を持ち、それぞれが違う意味を持って存在しています。
選んだカーネーションの色によっては、悲しい意味の花言葉を持つ場合もあるため、贈る人がどんな人なのか、きちんと考えてから選ぶことが大事です。
せっかくたくさんのきれいな色を持つカーネーションを贈るのですから、自分と贈る相手との関係性を、しっかり反映させた色のカーネーションを贈ると、さらに相手に喜んでもらえます。
4.本数
鉢植えやフラワーアレンジメントとして贈るなら、カーネーションを何本贈るのか、その本数はさほど気にならないものです。
ですが花束で贈る時には、何本のカーネーションを贈ればいいのか迷うかもしれません。
花によっては、贈る本数によって相手に伝わる意味が変わってしまう花もありますが、カーネーションは何本贈っても問題のない花です。
贈る本数によって意味が変わることはありませんが、4本や9本というマイナスイメージを抱かせる本数は、できるだけ避けた方が無難です。
まとめ
カーネーションは、誰もがその存在を知る有名な花です。
多くの人に認識されている花であり、また多くの人から愛されている花でもあります。
そんな花をインターネット通販で注文できるということは、誰でも気軽に、大切な相手に素敵な花を贈ることができるということです。
複数種類の色があり、複数種類の花言葉を持つカーネーションだからこそ、その意味を知り、相手に合わせてカーネーションを選ぶことができれば、その喜びも倍増します。
便利な通販ですが、注意点にも気を配りながら上手に利用すれば、カーネーションという素敵な花を通じて、大切な相手に、あなたの気持ちを確実に伝えることができます。