両親の結婚記念日には花を贈ろう!素敵な花言葉が込められている花を紹介
両親に結婚記念日の花束を贈るのは、とても素敵なアイデアです。花にはそれぞれ花言葉が込められているので、日頃は言えないご両親への感謝の気持ちも伝えられるでしょう。では、どんな花を選べば両親に喜んでもらえるのでしょうか。
花屋さんに行くと、色彩豊かな花がたくさん並んでいるので目移りしてしまいますよね。そんな方のために、ここでは結婚記念日に両親に贈ると喜ばれる花や、素敵な花言葉を持つ花をピックアップしてみました。ぜひ記事を参考に、特別な日を花でお祝いしてみてください。
結婚記念日は特別な日
結婚記念日は二人が共に歩もうと誓った日であり、一年に一度訪れるかけがえのない日です。それが結婚式を挙げた日なのか、入籍した日なのかはご夫婦によっても異なると思いますが、おめでたいことに変わりはないでしょう。
そんな大切な日だからこそ、どんなプレゼントをするべきなのか迷ってしまう方も多いでしょう。プレゼントを贈る際には、結婚してからの年数に注目してみるのも良いです。結婚記念日の名称は年数によって異なります。下記では、名称の例を見ていきましょう。
- 1年目「紙婚式」
- 2年目「綿婚式」
- 3年目「革婚式」
- 4年目「花婚式」
- 12年目「絹婚式」
- 25年目「銀婚式」
- 30年目「真珠婚式」
- 50年目「金婚式」
このように、節目になる結婚記念日にはそれぞれ名称があります。これらの名称を参考にしながら花を選ぶのもおすすめです。食事会などを開いてお祝いをするのも良いでしょう。
両親の結婚記念日・喜ばれる花の選び方は?
両親の結婚記念日に花を贈りたくても、どの花が良いのか判断が難しいですね。どんな花が好きなのか、予算はどのくらいなのか、花言葉はどんな意味を含んでいるものが良いのかなどによってもセレクトする花は異なるでしょう。
ここでは両親の結婚記念日に贈る花を選ぶコツを紹介していきます。
両親の好きな花をチョイス
両親が花が好きな方であれば、好きな花を贈るのがおすすめです。もしかしたら、二人の思い出の花なんていうのもあるかもしれません。両親の好みそうな花をチョイスすることで、花を貰ったときの感動がより深まるはずです。
もし思い当たらない場合は、両親の誕生花をミックスして花束にしてみるのはいかがでしょうか。粋な贈り物に両親もびっくりするかもしれないですよ。
旬の花を選ぶ
結婚記念日の月に合わせて、その季節の旬の花をピックアップするのも素敵です。例としては、下記のような花が挙げられます。こちらはあくまで一例ですが、そのときの春の花は綺麗に咲き誇っているので、プレゼントにはピッタリといえるでしょう。
1月 | アマリリス・アネモネ |
2月 | リューココリネ・コデマリ |
3月 | ルピナス・チューリップ |
4月 | ライラック・シャクヤク |
5月 | バラ・カンパニュラ |
6月 | カラー・テッセン(クレマチス) |
7月 | デンファレ・トルコキキョウ |
8月 | ヒマワリ・モカラ |
9月 | コスモス・ダイヤモンドリリー |
10月 | ヒペリカム・バラ |
11月 | フラネルフラワー・ダリア |
12月 | クリスマスローズ・ラナンキュラス |
花言葉で選ぶ
フラワーギフトに迷っている方は、花言葉で選ぶ方法もおすすめです。花には一つずつに思いが込められているので、あなたの伝えたい気持ちに合った花を見つけることができるでしょう。
あなたがご両親に伝えたい思いは何でしょうか。感謝の気持ち、尊敬、家族の絆や愛情など、あなたの伝えたい思いがこもった花をチョイスしてみましょう。親へのギフトなので、あまりかしこまらず、素直な気持ちを伝えてくださいね。
結婚記念日におすすめの花言葉が込められている花13選
花言葉の起源については諸説あるため、明らかにされていません。しかし、その昔トルコでは好きな人への贈り物をメッセージや言葉ではなく花に託していた風習があり、その風習が西洋に伝わったという説が有力とされています。
そして、日本に取り入れられたのは明治時代の初めと言われています。ここでは数ある花の中で、結婚記念日にピッタリの花言葉が込められているものをピックアップしてみましょう。
胡蝶蘭
はじめに紹介するのは、花ギフトの定番の胡蝶蘭です。胡蝶蘭は、熱帯地方原産のラン科の多年草で、手を掛けることで何年でも観賞できるので、植物を育てるのが好きな両親へのギフトに向いています。
また、花の大きさによって、「大輪」「中輪」「小輪」とあるので、予算に合わせて選べるところも魅力です。
胡蝶蘭は花色によって花言葉に込められている意味が変わります。定番の白は「清純」、ピンクは「あなたを愛します」、胡蝶蘭全体の花言葉には「幸福が飛んでくる」というハッピーな花言葉が付けられています。
グズマニア
熱帯アメリカ原産のパイナップル科のグズマニアは、カラフルな花色が人気の植物です。基本的には、春~秋の間は半日陰に置いて、冬は太陽光に当てて育てます。ただし、直射日光には弱いので注意してください。寒さにも弱いので、冬は室内で育てるのに向いています。
花言葉は「理想の夫婦」「いつまでも健康でしあわせ」です。花の色が鮮やかで色褪せないことから「情熱」という花言葉も秘めています。
ブルースター
ブラジル原産のキョウチクトウ科のブルースターは、5月~11月が旬の花です。クリアーな青色が美しいこの花は、花びらのフォルムが星に見えることから「ブルースター」という名前が付けられたと言われています。
ブルースターを主役にするなら、他の色のブルースターと組み合わせたり、ユーカリの葉やカスミソウを使ってもオシャレです。花言葉に込められているのは「幸福な愛」になります。結婚記念日に最適な花言葉ですね。
ゼラニウム(赤)
南アフリカ原産のフウロソウ科のゼラニウムは、さまざまな咲き方と花色を持つバリエーション豊富な植物です。開花時期が長く、春から晩秋まで楽しめる点も魅力といえます。
非常に育てやすいので、カフェの店先や街中の花壇でも見かけることが多い花です。アロマオイルにも用いられる「ローズゼラニウム」は、贈り物としても人気があります。
ゼラニウムの赤色には「君ありて幸福」という素晴らしい花言葉があり、夫婦の記念日に贈るのに最適です。
イキシア
イキシアは南アフリカ原産のアヤメ科の植物です。この花が出回る時期は4月以降で、春の花が終盤を迎えた頃に結婚記念日がある方に贈るのに向いています。茎が長くスッキリとしているのでどんな花とも相性が良く、たくさんの花色があるので、何色かまとめて豪華な花束にしても素敵です。イキシアの花言葉は「団結」です。
ドラセナ・フラグランス(マッサンゲアナ)
熱帯アフリカ原産のキジカクシ科のマッサンゲアナも、結婚記念日の贈り物に最適です。一般的に「幸福の木」として流通している品種になります。ハワイでは、この木を玄関に飾ると幸福を招くとされていることから人気が高いです。
比較的丈夫な植物ですが、寒さには弱いので冬は室内で育てましょう。花言葉は「幸福」です。いつまでも幸せでいてほしい両親への贈り物にピッタリですね。
アメジストセージ
アメジストセージは、中央アメリカ原産のシソ科サルビア属に分類される植物です。花の形はサルビアに似ており、長く伸びた茎の先に花穂を付けて咲きます。花の色が紫色なので、たくさん集まって咲くと神秘的に見えるのが特徴です。
花言葉には「家族愛」という意味が込められているので、結婚記念日に贈るのにも向いています。鑑賞用としても楽しめますが、ドライフラワーにもできるので、園芸好きな両親へのプレゼントにいかがでしょうか。
ストレリチア
南アフリカ原産のストレリチアは、異国情緒あふれる雰囲気と鳥のようなフォルムが特徴的な植物になります。インパクトのある見た目は、一度見たら忘れられないほど印象的です。非常にタフで、初心者にも簡単にお手入れできます。
花言葉は「輝かしい未来」ですが、その華やかな見た目から「気どった恋」という花言葉も秘めています。花のない時期にも観葉植物として楽しめる植物です。
トルコキキョウ
トルコキキョウは、北アメリカ原産のリンドウ科の植物です。切り花として日持ちが良いので、花束やアレンジメントにも選ばれます。一重咲きやフリンジ咲きなど、咲き方にも幅があり、気品がある見た目は幅広い年代の方に人気です。
花の色によって花言葉が異なり、紫には「希望」、白には「永遠の愛」、青には「あなたを思う」、ピンクには「優美」という意味が込められています。どれも素敵な花言葉なので、さまざまな色をミックスして花束にしても良いですね。
カーネーション(青)
カーネーションは、南ヨーロッパ原産のナデシコ科の植物です。深い海の底を連想させるような深みのあるブルーのカーネーションの花言葉は、「永遠の幸福」になります。とても珍しく、花屋さんに出回ることが少ない花です。
値段もやや高く1本500円以上しますが、レアなので結婚記念日に最適ではないでしょうか。
デンファレ
とても仲が良いご両親に贈るなら、「お似合いのふたり」という花言葉を秘めたデンファレがピッタリです。花のサイズ感もちょうど良く、価格も手ごろなのが魅力的といえます。
熱帯地方原産のこの花は、トロピカルな見た目が特徴的で、花持ちが良いところもセールスポイントです。デンファレのみを贅沢に束ねても素敵な贈り物になりますが、スプレーバラやビバーナムと組み合わせるとナチュラルなイメージになりますよ。
ローダンセ
オーストラリア原産のキク科のローダンセは、ドライフラワーとして人気が高い花です。鮮やかなピンク色の他に、白や赤の花色もあり、細かく枝分かれして草丈が30cmほどに育ちます。
薄い紙のような花びらが重なるように咲くロマンチックな見た目の花で、花言葉は「変わらぬ思い」です。
ポインセチア
ポインセチアはメキシコ原産のトウダイグサ科の植物になります。クリスマス近くになると花屋さんに並ぶ花ですね。赤やピンクに色づくのは「苞(ほう)」と呼ばれる部分で、花ではありません。
年々品種改良が進んでいますが、やはりまだ寒さには弱いため、冬は室内で育てるようにしましょう。ポインセチアに秘められている花言葉は「幸運を祈る」です。幸せな結婚記念日を祝福するのにピッタリの花言葉ですね。
花を贈る際のポイント
結婚記念日の贈り物としておすすめの花を紹介しましたが、ここからは花を贈る際のポイントについて解説していきます。花はどんな方にも喜ばれる人気のギフトですが、贈る際にはいくつかのポイントを意識するようにしてください。
サイズ感に気を付ける
花を贈る場合は、贈るシチュエーションや両親の花への知識などを考慮してサイズ感を選ぶようにしましょう。例えば食事会を開くお店で渡したいのなら、大きなサイズだと持ち帰るのに苦労する可能性があります。そういう場合は、敢えて小さな花束にまとめるか、後から宅配便で贈るなどの工夫が必要です。
また、両親が花への知識があまりない、世話に慣れていない、世話をする時間がないという場合は、大きい花束を渡すと負担に感じてしまう可能性があります。その際は、世話をしやすい小さい花束や管理をしやすいアレンジメントなどを検討してみるのも良いでしょう。
メッセージを添えると気持ちが伝わる
花がすごく好きな方でも、すべての花言葉をチェックしている方は少ないと思います。花は種類が多いだけでなく、色ごとに花言葉が異なるものも多いです。どれだけ花が好きでも、すべてを網羅するのは難しいでしょう。
したがって、気持ちを正確に伝えるためには、自分の言葉で伝えることも大切です。短くても良いので、日頃の感謝の気持ちをメッセージとして添えて花をプレゼントすると良いでしょう。
結婚記念日に贈るギフトの相場は?
結婚記念日のギフトを両親に贈る際の価格は、結婚した年数やあなたの年齢によっても変わって来るでしょう。
一般的には、成人したお子さんの場合で、3,000円~10,000円程度だと言われています。ただしあなたがまだ学生の場合は、お小遣いの中で無理のない範囲で贈るようにしましょう。
また、まだ結婚したばかりのご夫婦と結婚10年以上のご夫婦ではライフスタイルも変わって来ます。その年代に合ったフラワーギフトで、あなたの気持ちを伝えましょう。
両親の結婚記念日にふさわしいフラワーギフトは?
小さな頃、父の日や母の日に花を贈ったことがあるという方は多いでしょう。しかし、両親の結婚記念日に花を贈る習慣がある方は少ないのではないでしょうか。フラワーギフトといってもいろんな種類があるので、ここではフラワーギフトの種類を紹介していきます。
花束
季節の花束はフレッシュな香りと、そのときその瞬間にしか味わえない美しさが魅力です。生花の見頃は夏季で長くても1週間、冬季でも2週間程度になります。しかし、その儚さとともにプレミアム感も味わえるのです。また、みずみずしい香りで癒されて、心もリフレッシュできます。
結婚記念日をレストランなどでお祝いする際には、あらかじめスタッフさんに頼んでおいてサプライズで花を渡してもらう方法もあります。特別な日なので、特別な演出をしてびっくりさせてみませんか。
鉢植えの花
両親がガーデニング好きなら、断然鉢植えがおすすめです。複数の花をプランターに集めた「寄せ植え」をプレゼントするのも素敵ではないでしょうか。鉢花のメリットは、育てる楽しみがあることと、長く鑑賞できる点にあります。花の種類によっては来年以降も花を付けてくれるので、想い出が色褪せることなく残せますね。
プリザーブドフラワー
プリザーブドフラワーは生花に特殊な加工をしたアイテムです。その風合いも色も、生花と変わらないくらい鮮やかでびっくりします。プリザーブドフラワーの最大の魅力は、枯れることなく綺麗な状態が長期間キープできる点です。
もちろん水替えなどの手間もいらないので、男性への贈り物にも喜ばれています。花を育てた経験がない方やご高齢の方へのギフトにも向いているでしょう。また、インテリア性に優れている点もメリットです。
遠くに住むご両親にはフラワーギフト券もおすすめ
もし住まいが離れていて、手渡しできない場合は通販などで手配する方法もあります。しかし、忙しくてそれさえも難しいという場合は、フラワーギフト券はいかがでしょうか。これなら封筒に入れてサッと贈れるので、便利です。
ただし、それだけだと味気ないプレゼントになってしまうので、手書きのメッセージカードなどを添えるようにしてくださいね。
両親の結婚記念日には素敵な花言葉を秘めた花をプレゼントしよう
たくさんの種類が選べるフラワーギフトは、特別な日の贈り物にピッタリです。花には一つずつ「花言葉」があるので、あなたの伝えたい思いがこもった花をチョイスすることができます。
両親の好きな花を知っているのなら、その花を豪華に束ねて贈るのも素敵です。また、年齢を重ねた夫婦には、華やかながらも落ち着いた色合いの花を選ぶと喜ばれるのではないでしょうか。記事を参考に、両親に合う花を探してみてください。