お父さんへのちょっとしたプレゼント!父の日のギフトにはお花を贈ろう!
6月の第3日曜日は父の日です。日ごろの感謝の気持ちを込めて、贈り物を考える人も多いですよね。父の日に贈りたい花のギフトを紹介します。
父の日は毎年、6月の第3日曜日です。父の日には日ごろの感謝の気持ちを込めて、何か贈り物をしたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
毎年のことなので、今年は何を贈ろうかと悩みますね。
今年の父の日は、プレゼントにちょっとした花のギフトを添えてみるのはいかがでしょうか。母の日には毎年カーネーションを贈るという人の中にも、父の日に花を贈ったことがない、そもそも喜んでもらえるだろうかと疑問に思う人も多いかもしれません。
いつも貰わないからこそ特別感がある、父の日の花ギフトには嬉しいメリットもたくさんあるのでご紹介します。
父の日にお花のギフトをおすすめしたい理由
数あるプレゼントの中でも父の日にお花のギフトをおすすめしたい理由はどんなところにあるでしょうか。普段お花を飾っているのを見たことがないお父さんだと尚更、贈って喜んでくれるのだろうかと不安になるもの。しかし、普段飾らないからこそ父の日に花ギフトをおすすめしたい理由があります。
いつも貰わないからこそ喜んでもらえる
普段贈りものとして思いつきやすいものは、趣味に関連するものだったり晩酌に飲むお酒や食べ物だったりするかと思います。いつも贈っているものではなく、お花をギフトにすることでサプライズ効果もあり、喜んでもらえるのではないでしょうか。
大きな花束やアレンジメントは、飾る場所や花瓶の準備が大変と感じる人もいるので、小さなグラスにも飾れるサイズの花ギフトや、デスクに飾れるくらいのサイズのアレンジメントがおすすめです。
お花が好きなお父さんや、日常的に花を購入し飾っている人が喜んでくれるのはもちろんですが、普段貰うことがない人にとっては特別感があり、忘れられない父の日の贈り物になるはずです。
疲れた心を癒してくれる
花は、人間の心をリラックスさせたり安心させたりする効果があることがわかっています。花を飾るだけではなく、水を替えたり葉や茎をお手入れしたりする時間も、日ごろ仕事や家事で疲れたお父さんの心をそっと癒してくれるでしょう。
リラックス効果を期待するお父さんに贈るなら、森林浴効果のあるグリーン系の花束もおすすめ。自然の緑色がパソコンやスマートフォンで疲れた目の疲れも癒してくれます。寝室に飾れば安眠効果も期待できますよ。
感謝の気持ちが伝わる
花の贈り物は、いつもは恥ずかしくて伝えることができない感謝の気持ちが伝わるギフトです。もし何か伝えたい想いがあるのなら、その花言葉を持った花を選んでみるのもいいかもしれません。選んだ花をきっかけに、実はこの花にはこんな花言葉があって、とさりげなく気持ちを伝えることができます。
贈る相手のイメージに合わせて、どんな色にしようか、何の花を入れようかと悩むのもとても楽しい時間。そんな風に相手のことを想って選んだ花のギフトは、この世に1つしかない特別なプレゼントになり、お父さんもきっと喜んでくれるはずです。
ギフトシーンが華やかになる
靴下やハンカチなど小物類のプレゼントを考えている人は、小さな花束を添えることでギフトシーンを華やかに演出できます。プレゼントを渡すときに、花束が登場したら誰だってついつい笑顔になってしまいますよね。思わぬ花のサプライズにお父さんもあっと驚いてくれるはずです。
父の日に感謝の気持ちを込めて、レストランでの食事をプレゼントしようかと考えている人にも花のギフトはおすすめです。いつもありがとうの気持ちと共に花のギフトを贈れば、日ごろお父さんを想う気持ちが伝わります。もらったあとは、自宅に飾って、花を見るたびに嬉しかった瞬間を思い出すことができるのも花ギフトの魅力です。
父の日に黄色い花を贈る由来は?
母の日に贈るのはカーネーションが一般的ですが、父の日に贈る花に決まりはあるのでしょうか。もともと父の日は、アメリカで母の日になぞらえて設定された記念日です。しかし日本で浸透するようになったのはもっと後。昭和56年に始まった、素敵なお父さんを選ぶ「ベスト・ファーザー イエローリボン賞」がきっかけであると言われています。イエローリボン賞では毎年素敵なお父さんのイメージに似合った有名人、著名人が選出されます。
このイベントのイメージカラーがイエローだったため、日本では父の日のイメージカラーとしてイエローが定着しました。
父の日のイメージカラー黄色に込められた思い
黄色にはもともと「希望」「幸福」「尊敬」のイメージがあったので、父の日のイメージカラーとして現在でも広く定着しています。
黄色は人間関係を良好に保ち、気持ちを明るくしてくれる色です。またイギリスで黄色は「身を守るための色」としても広く認識されており、アメリカでは、愛する人の無事を願う色として黄色いリボンを身につける風習があります。
それらのイメージも合わさって、父の日のテーマカラーとして黄色が定着したと考えられています。ちなみに、父の日のテーマカラーが黄色なのは日本のみで、アメリカでは白いバラを、イギリスでは初夏らしい花を贈る風習があります。
アメリカで白いバラを贈るのはなぜ?
1990年初頭、アメリカでソノラという女性が男手一つで育ててくれた父親への感謝の気持ちを込めて、父の日の設立を提唱しました。
ソノラは、亡き父の墓前に白いバラを飾ったそうです。そのため父の日発祥の地であるアメリカでは、現在でも父の日には白いバラが選ばれています。
他にもカナダでは、お花を贈る習慣がなく、家族で出かけることを父の日の習わしにしていたり、ドイツではお父さんが外で羽を伸ばす日として親しまれていたり、国ごとにさまざまな父の日の過ごし方があるようです。ちなみに台湾では、父の日は8月8日。パパの語呂合わせて決まったというエピソードが特徴的ですよね。
日本の父の日のイメージカラー、黄色い花にはこんな効果も
黄色は、人の心を明るくしてくれる色。黄色と一緒に花束に束ねることも多いオレンジ色には、人間関係を円滑にする効果があります。家族が集うリビングに飾れば、食事の会話も弾むはず。
リモートワークの多いお父さんなら、デスクまわりに飾るとコミュニケーションが円滑に進みそうです。また、黄色は感性をつかさどる右脳に働きかける、ヒラメキの色でもあります。何か新しいアイデアやヒントが欲しいときに、黄色い花を見ると素敵な案が思いつくかもしれません。
父の日のちょっとしたプレゼントにおすすめの花は?
では実際にどんな花を贈ったら良いのでしょうか。
先ほど紹介した通りアメリカでは白いバラを贈るのが本来の風習でしたね。しかし日本ではイエローリボン賞の影響から、黄色がイメージカラーであったため、黄色いバラを贈る習慣が生まれた時期もあったようですが現在では特に決まった花というわけではなく、花束全体のイメージカラーとして黄色を選ぶ人が多いようです。
バラ
ソノラが亡き父に贈ったバラの花は、ギフトにぴったりの華やかさがあります。5~6月にかけてはバラが旬を迎える時期なので、美しいバラが花屋さんの店頭を彩っているはずです。
花束のメインになる華やかさで、花と聞くとまっさきにバラを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。黄色いバラには、気分を明るくして前向きな気持ちを引き出す効果があります。また、風水的に黄色は金運を好転させる色といわれているので嬉しい効果も期待できるかもしれませんね。
ひまわり
夏を先取りしたワクワク感が伝わるひまわりも父の日のギフトに選ばれる花です。鮮やかな黄色でまっすぐに大きく開いたひまわりは、人の心までも明るく照らしてくれるパワーを持った花ではないでしょうか。ひまわりには「尊敬」「憧れ」「敬意」といった花言葉があるので、お父さんへの想いが伝わるギフトになりそうですね。ひまわりが旬を迎えるのは5~8月頃なので、ちょうど父の日の花屋さんには美しいひまわりが並びます。ひまわりにもいくつか品種があり、小ぶりな品種も増えているのでぜひ花屋さんでお気に入りのひまわりを選んでみてくださいね。
カサブランカ
大きくて華やかなユリ、カサブランカは特別な日の贈り物に選びたい花です。
純白で大きく開くゴージャスなユリで、1本にいくつかの花が付いていてボリュームもたっぷり。白いカサブランカには「雄大な愛」「威厳」といった花言葉があります。
父の日に華やかな花のギフトを贈りたい人は、高級感のあるカサブランカを選んでみるのはいかがでしょうか。
胡蝶蘭
せっかくの父の日、いつもと違う花のギフトを考えている人におすすめしたいのが胡蝶蘭の鉢植えです。開店祝いのイメージで仰々しいのではと感じる人には、小ぶりなミディサイズの胡蝶蘭がおすすめ。デスクにも飾れてお手入れしやすいのが嬉しい、小ぶりのサイズ感です。上手に管理すれば美しい状態で1~2か月、長く楽しむことができますよ。胡蝶蘭には「幸せが飛んでくる」という花言葉もあるので、贈り物には最適です。
花束とアレンジメントどれを選んだらいい?
花のギフトを贈ると決めて、次に悩むのは、花を贈る形です。ほとんどのお店では花を束ねた花束と、花を器に短く挿したアレンジメントを用意しています。
どちらの花ギフトも美しいのですが、それぞれにメリットがあります。贈りたいお父さんのタイプに合わせて好みの形を選びましょう。
父の日に花束をおすすめしたいケース
他のギフトに添える1000~1500円くらいの小さな花のギフトなら、花束がおすすめです。アレンジメントには器代が含まれているため、花束なら少ない予算でも多くの花を入れることができます。花束だけをプレゼントする場合、ボリュームが出したいときの予算は3000円前後。長さを短くカットしてコンパクトに仕上げたラウンドタイプか、茎を長いまま残してボリュームたっぷりに仕上げるロングタイプの花束を選ぶことができます。
他のギフトに添えるなら、コンパクトに仕上がるラウンドタイプがおすすめです。
父の日にアレンジメントがおすすめのケース
普段花を飾り慣れていないお父さんに贈るなら、手間のかからないアレンジメントがおすすめです。器にセットされたオアシスと呼ばれるスポンジの部分に水を足すだけなので、忙しい人にも管理しやすいのがメリット。ただ、器代がかかるので花屋さんでのオーダー3000円前後からというお店が多いです。アレンジメントも好きなお花を入れてオーダーすることが可能なので、お父さんのイメージに合わせた花で相談してみてくださいね。
父の日の花ギフトに添えたいプレゼント5選
お花と一緒にお父さんの好きなものを贈れば、さらに喜んでもらえる父の日になるはずです。プレゼントに選ぶなら、いつも使ったり食べたりしているものより少し特別感のあるギフトを選ぶのがコツです。自分では買わなくても、人にもらうと嬉しい、そんなギフトを選ぶのも良いですね。
お酒やおつまみであれば、近くのスーパーでは売っていないものを、有名ブランドの雑貨でも小物なら比較的リーズナブルに購入することができます。
最後の項目では、ちょっとした花ギフトと一緒に贈りたいプレゼントをまとめました。
ワイン
お酒が好きなお父さんに贈るなら、お花と一緒にワインのギフトはいかがでしょうか。お酒の中でも特別感があるギフトで種類や金額も豊富な中から選ぶことができます。ワインと一緒に食べたいチーズやドライフルーツとセットで贈るのも良いですよね。
せっかくなら贈った花をテーブルに飾って、ワインを一緒に楽しめば素敵な家族の時間を過ごすことができます。ワインならお母さんや家族も一緒に楽しめるというのも嬉しいポイントです。
コーヒーや紅茶
朝出勤前にコーヒーを飲んでから出かけるというお父さんも多いのではないでしょうか。
贈った花を飾った部屋で少しの時間でもゆったりとした気持ちで過ごせるコーヒーや紅茶のギフトも素敵ですよね。1パックずつ個包装になったタイプのコーヒーなら、オフィスに持参して贅沢なブレイクタイムを過ごすことができるかもしれません。
スイーツが好きなお父さんには、コーヒーや紅茶にあるスイーツもセットにしてもいいですね。いつもより贅沢なお茶の時間を楽しめるセットが人気です。
そのままでもアートな花瓶
せっかく花のギフトを贈るなら、花瓶を添えて贈ってみてはいかがでしょうか。
小さめの一輪挿しなら保管場所にも困らず、置いておくだけでもアートのようにおしゃれなものも多いです。お父さんの好きな雰囲気や色を想像しながら、花瓶を選ぶのも楽しい時間になります。花瓶に合わせた花と一緒に贈れば、生ける時間も楽しめるので、リフレッシュできる素敵な時間が生まれそうです。
観葉植物はいかが?
ガーデニングや生き物のお世話が好きなお父さんに贈るなら、花束やアレンジメントの代わりに小さな観葉植物はいかがでしょうか。
選ぶなら室内でも育てやすく、少しぐらい水やりを忘れても大丈夫な乾燥に強い植物がおすすめです。管理しやすいものなら、忙しいお父さんでも無理なく育てられます。父の日に贈った観葉植物を、ご夫婦やご家族みんなで育てるのも素敵です。
ファッション小物
ハンカチや靴下、小物にこそセンスが光ります。いつもは身につけることのない、ハイブランドのファッショングッズも小物なら比較的リーズナブルに購入できるかもしれません。
ファッション以外の身だしなみとして、男性用のスキンケア用品も人気があります。
スキンケアを始めてみたいお父さんには、小さめのトライアルセットをプレゼントしてみるのはいかがでしょうか。長く使っている小物は意外と買い替えるタイミングがないというお父さんも多いので、父の日をきっかけに新しいお財布やキーケースをプレゼントしても喜ばれます。
プレゼントには手紙を添えて
いつもは伝えられない感謝の気持ちを、手紙にしたためるのも、父の日ならでは。なかなか面と向かって言えない気持ちも文字にしてみると意外と素直に伝えられるかもしれません。
花やギフトには、ぜひ一言メッセージカードを添えて贈ってみましょう。うまく言葉が紡げず気恥ずかしいという人は、手書きで名前を書いたカードが添えられているだけでも嬉しいものです。
まとめ
父の日に贈りたい花のギフトと、セットにしたいプレゼントを紹介しました。
特別な日の贈り物は、プレゼントももちろんですが、自分のことを想って選んでくれた時間そのものが嬉しいですよね。お花のギフトなら、貰ったあとに自宅で飾る時間も楽しめます。お部屋にお花があると気持ちもリフレッシュされますよ。
今年はちょっとしたプレゼントに花のギフトを添えて、お父さんに感謝の気持ちを伝えてみてください。