誕生日には花言葉を意識したギフトを!おすすめの花や注意点は?
大切な人の誕生日プレゼント。定期的に訪れるイベントなだけに、「今年は何を贈ろう」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。そんな時は、年齢や性別問わず誰にでも贈りやすい花ギフトがおすすめです。
花の選び方に迷ったら、誕生日を祝福する気持ちを表すために、花言葉を意識してみてはいかがでしょうか。この記事では、誕生日にふさわしい花言葉を持つ花や、誕生月の花、贈る時のポイントや注意点などを解説します。
誕生日に花を贈りたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
誕生日には花言葉を意識したフラワーギフトを
誕生日に花を贈ろうと考えているのであれば、せっかくなので花言葉を意識してみましょう。花言葉とは、それぞれの花に込められた意味合いのことで、花を贈ると同時に普段は面と向かって言えない気持ちを伝えることができます。
花の多くはポジティブで前向きな花言葉を持っていますが、中にはネガティブや怖いイメージのある花言葉も存在するので、知らずに贈ってしまうと相手に誤解を与えてしまう恐れも。誕生日に関わらず、大切な人に花を贈るのであれば、その花の花言葉を事前に把握しておくと安心です。
誕生日に花を贈る相手
誰かにプレゼントを贈るシーンにおいて、誰にでも年に1度訪れる誕生日というイベントは身近なもの。さまざまなプレゼントの中でも、花は性別や年齢問わず贈れる素敵でおしゃれなギフトですが、贈る相手によってその雰囲気を少しずつ変えるのがポイントです。
まずは、誕生日に花を贈る相手とその花のイメージを解説します。
男性から女性へ
男性から女性へ花を贈る場合、その相手が恋人やパートナーであることが多いはず。長く共に時間を過ごしていると、以前のように気持ちをきちんと伝えることが少なくなるのは自然なことです。
そんな時には、情熱的なイメージのある花をたっぷり使った花束を贈ってみましょう。言葉で表現することは難しくても、きっとその想いが相手に届くはずです。
女性から男性へ
あまりイメージが無いかもしれませんが、女性から男性へ誕生日の花を贈るのもおすすめです。男性に贈るなら、カジュアルで派手すぎないものが良いでしょう。青や黄色、緑色の花を中心に可愛くなりすぎないものがおすすめです。
花にそれほど興味や関心が無い恋人や旦那さんへは、花瓶やアレンジメントで食卓を飾っておくのも良いでしょう。
親または子へ
親に花を贈るというと、母の日を思い浮かべますが、もちろん誕生日に贈っても喜ばれます。お母さんへは赤やピンクなどのビビットカラーで元気な雰囲気の花を、お父さんには青や黄色など爽やかなイメージの花がおすすめです。
また、大人になった子どもへの誕生日プレゼントとして花を贈るのも素敵です。自分の子どもの好きな色や花を理解しているのであれば、花選びにも悩みませんね。
友人・知人へ
友人や知人へ誕生日のプレゼントを贈るなら、華やかすぎずにカジュアルなイメージの花だと相手に気を遣わせすぎません。片手で持てるサイズの花束など、出先でもさっと渡せるものを選びましょう。
相手の好みをそれほど理解していない場合でも、花であれば大きく外すことはありません。
職場の同僚へ
職場の同僚の誕生日に花を贈ることもあるでしょう。その際には、他の同僚へのプレゼントとの格差が出ないよう、できるだけ相場を変えずに贈るのがポイントです。
また、個人で贈るのか、部署や仲間内など複数人から贈るのかによっても、花の大きさや予算が異なるので、トラブルを招かないように慎重に計画しましょう。
職場の上司または目上の人へ
職場の上司やお世話になっている目上の方に誕生日の花を贈る時には、思い切って豪華でボリューミーな花を贈ってみましょう。大人っぽさを出したければ、シックな色合いの花束やアレンジメントがおすすめです。
上司の場合、その部署のメンバーから予算を集める場合もあると思うので、個人で贈るよりも負担は少なくなります。
誕生日にふさわしい花言葉を持つ花
ここからは、誕生日をお祝いするのにふさわしい花言葉を持つ花をご紹介します。愛や感謝を伝えるものや、相手の幸せを願うものなど素敵な意味合いがたくさんあるので、花選びに迷ったら参考にしてみてください。
バラ
花の贈り物の代表とも言えるバラ。告白やプロポーズの際に贈るイメージが強いかもしれませんが、誕生日に贈るのもおすすめです。特に、女性の中にはバラの花束を受け取ることに憧れを抱く人も多いので、これを機に贈ってみましょう。
バラには「愛」や「美」などの花言葉があり、花の色や花束の本数によっても意味合いが変わる面白い花です。
贈る相手との関係性や伝えたい気持ちに合わせて、ぴったりの花言葉を探してみてください。
胡蝶蘭
ビジネスシーンの贈答用として活躍している胡蝶蘭ですが、誕生日のようにプライベートなお祝いにも最適です。胡蝶蘭は切り花ではなく、鉢植えで贈ることがほとんどなので、園芸やガーデニングが趣味の方にはきっと喜ばれることでしょう。
そんな胡蝶蘭の花言葉は「幸福が飛んでくる」。誕生日というお祝いのシーンにふさわしい花言葉です。また、珍しいですが、青や紫の胡蝶蘭には「尊敬」という花言葉もあるので、目上の方への誕生日プレゼントにも良いでしょう。
チューリップ
春を代表する球根の花であるチューリップは、子どもから大人まで幅広い年代に愛されている人気の花。最近ではたくさんの品種が出回るようになり、花の咲き方や色などバリエーション豊かです。
チューリップの花言葉は「思いやり」や「博愛」なので、どんな相手への誕生日プレゼントにも贈りやすくなっています。
ガーベラ
細長い花びらをたくさん付けて咲くガーベラは、花の色によってカジュアルにもロマンチックにもなる使いやすい花。1年を通して出回っているので、比較的安価で手に入りやすい花でもあります。
どちらかというと可愛らしい印象なので、女性へのプレゼントにおすすめですが、ナチュラルなラッピングにすれば男性へも贈りやすくなります。
ガーベラには「希望」や「常に前進」という花言葉があるので、友人や家族、同僚などへの誕生日プレゼントにいかがでしょうか。
フリージア
ころんとした丸みのある花と、フルーティーな香りが特徴的なフリージア。派手すぎないナチュラルな印象で、性別や年齢問わず贈りやすい花です。価格も1本150円ほどなので、気軽に花束として贈ることができますよ。
そんなフリージアの花言葉は「あどけなさ」「純潔」「親愛の情」などがあり、大人になったもののまだまだ自分にとっては可愛い子どもという気持ちを込めて、お子様に贈るのもおすすめです。
トルコキキョウ
フリルのような繊細な花びらを付けるトルコキキョウ。シンプルな一重咲きやボリューミーな八重咲きなど品種が多く、花の色によってもさまざまなイメージのギフトになります。優雅で上品な雰囲気の花なので、親や上司、目上の方への誕生日プレゼントとしておすすめです。
花言葉には「すがすがしい美しさ」「優美」「希望」などがあるので、特に女性の誕生日にいかがでしょうか。
カスミソウ
白い小さな小花をたくさん咲かせ、ナチュラルで優しい印象のあるカスミソウ。花束やアレンジメントにおいて、メインの花を引き立たせる脇役として用いられることが多いですが、カスミソウのみで束ねた花束も素敵です。
ただ、それほど豪華な印象にはならないため、慣れ親しんだ恋人や家族、特に親しい友人などに贈るのがおすすめ。「感謝」や「幸福」といった誕生日に最適な花言葉を持っています。
ダリア
華やかな大輪の花を咲かせるダリア。花束やアレンジメントの主役として使われることの多い花で、とても見栄えの良い花です。
キク科のため、少し和風っぽさや上品さを出したい時におすすめ。親や祖父母、目上の方への誕生日プレゼントに最適です。
ダリアには「華麗」や「優美」などの花言葉がありますが、「裏切り」や「移り気」などネガティブな意味合いも持っているので、贈る際には注意しましょう。
誕生月の花とその花言葉
実は365日全てに「誕生花」が割り振られており、誕生日にはその日の誕生花を贈りたいと考えている人も多いのではないでしょうか。しかし、実際にその日付の花を調べてみると、その時期に出回っていなかったり、珍しくてすぐに手に入りづらいということもあります。
そんな時には、月ごとに割り振られた誕生月の花を贈ってみるのはいかがでしょうか。誕生月の花は、その季節の旬の花であることが多く、比較的手に入りやすいメジャーな花が多いのでおすすめです。
ただし、誕生月の花は厳密に決まっておらず、書籍やサイトなどによりさまざま。正解があるというわけではないので、誕生月の花の中でも、贈りたい相手に合うものを選ぶと良いでしょう。あくまで一例として、誕生月の花とその花言葉を1月から12月までご紹介します。
1月【シンビジウム】
洋ランの1種であるシンビジウムは、1本の茎に華やかな花をたくさん咲かせる花です。また、独特の甘い香りも特徴的で、寒さに強く丈夫なので冬の誕生日に贈る花としておすすめ。
優しい色合いとその着いた魅力から「飾らない心」や「素朴」などの花言葉を持っています。
2月【フリージア】
先ほどおすすめの花としてご紹介したフリージアは、2月の誕生月の花でもあります。ピンクや黄色など春の訪れを感じさせてくれる色味が多く、相手の好みや雰囲気によって選ぶのがおすすめです。花言葉は先ほど解説したとおり、誕生日にふさわしい意味合いとなっています。
3月【チューリップ】
チューリップもさきほど誕生日におすすめの花として紹介しました。チューリップは春感満載なので、3月生まれの人にはぴったりです。
子どもっぽい印象がありますが、色味やラッピングによっては上品に魅せることも可能。また、変わった品種を選ぶと普通とは違っておしゃれになります。
4月【アルストロメリア】
アルストロメリアは花もちが良く、切り花としても長く楽しめるので誕生日プレゼントにおすすめの花です。赤やピンク、オレンジ、黄色など花の色数も多く、組み合わせ次第でさまざまな印象の花ギフトになります。
そんなアルストロメリアの花言葉は「未来への憧れ」。新生活が始まる4月に誕生日を迎える人にふさわしい花言葉です。
5月【スズラン】
外国では聖母マリアの花とされ、神聖に扱われているスズラン。鈴のような、控えめで可愛らしい花を付け、ウエディングベルのイメージからブライダルシーンでも人気の花です。
スズランには「純潔」や「純粋」、「幸福の再来」という花言葉があり、誕生日にもふさわしい意味合いとなっています。
6月【バラ】
6月に誕生日を迎える人には、フラワーギフトの定番であるバラがおすすめ。6月はバラが最も美しく咲き誇る季節で、店頭やネットショップにもさまざまな品種のバラが出回るようになります。
花言葉はさきほど解説したように「愛」や「美」ですが、色や本数ごとの花言葉にも注目してみると面白いかもしれません。
7月【ユリ】
大輪の花を咲かせるユリは、フラワーギフトの主役になってくれる花です。茎がしっかりしているので、花束として贈るのがおすすめ。上品で厳かな印象があるので、上司や目上の方への誕生日プレゼントにも最適です。
ユリの花言葉は「純潔」「無垢」「威厳」などがあります。
8月【ひまわり】
夏の青空によく映える黄色い大輪の花を咲かせるひまわり。太陽の方向を常に向いていることから「あなただけを見つめている」や「憧れ」などの花言葉があります。
最近では個性的な咲き方を見せる品種も登場しているので、子どもっぽい印象を避けたい方におすすめです。
9月【コスモス】
夏が終わりに近づくと、道端にも増え始めるコスモス。透明感のある花びらが繊細で優しい印象を与えます。花の色や咲き方など品種が豊富なので、相手の方の好みやイメージに合わせて花束で贈るのがおすすめ。
コスモスには「純潔」「優美」「調和」などの花言葉があり、どなたにも贈りやすい花です。
10月【ダリア】
誕生日におすすめの花としてご紹介したダリアは10月の誕生月の花。この時期には特にたくさんの品種が出回るようになるので、好みやイメージに合わせたフラワーギフトが作りやすくなります。
10月生まれの方に、秋のような落ち着いた色味のダリアを贈ってみましょう。
11月【シクラメン】
気温が下がってくるこの時期に、りんとした花を咲かせるシクラメン。ガーデニングや寄せ植えに用いられることが多く、寂しくなりがちな冬のお庭を彩ってくれる存在です。そのため、切り花よりも鉢植えで贈られることが多く、花のお世話が好きな方への誕生日プレゼントにいかがでしょうか。
花言葉には「絆」や「思いやり」などがあるので、恋人や家族など関係性を問わず誰にでも贈れます。
12月【ポインセチア】
クリスマスを彩る花として有名なポインセチアは、12月の誕生月の花でもあります。赤く色づいている部分は実は花ではなく、「苞(ほう)」と呼ばれる葉が変化したもの。
花言葉は「祝福する」や「聖なる願い」など、クリスマスらしいものになっていますが、誕生月に贈る花としてもおかしくありません。
誕生日に花言葉を意識した花を贈る時のポイント・注意点
誕生日には花言葉を意識したフラワーギフトがおすすめです。しかし、ちょっとした気配りや配慮を込めるとさらに喜ばれる誕生日プレゼントになるでしょう。最後に、誕生日に花を贈る際のポイントや注意点を解説します。
メッセージカードや手紙を添える
花言葉を意識した花ギフトを贈りたいなら、メッセージカードや手紙を添えるのがおすすめです。どんな花の花言葉も完全に把握している人はそれほど多くはないので、誕生日をお祝いする気持ちだけでなく、花言葉を記しておくと伝わりやすくなります。
ただし、花言葉には花の色や本数によってネガティブな意味合いを持つものもあるので注意しましょう。
飾りやすさに気を配る
誕生日に花を贈る時には、相手にできるだけ負担をかけない、飾りやすい花がおすすめです。花の扱いに慣れている人であれば、切り花である花束を贈り、手持ちの花器で自由に生けて楽しんでもらえますが、そうではない場合は受け取ったまま飾れるアレンジメントなどが無難です。特に、忙しい方や年配の方、男性の方には、手間がかからないフラワーギフトを選びましょう。
花は早めに手配しておく
一般的に誕生月の花は、その季節に多く出回りますが、タイミングが遅れると既に売り切れてしまっている可能性もあります。
何店舗もハシゴしたり、ネットで探しているうちに誕生日当日を迎えてしまったということのないように、早めに予約や手配をしておくのがおすすめです。
特に直接手渡しではなく配達で贈る場合は、余裕がある状態で準備して、誕生日に間に合うようにしておきましょう。
大切な人の誕生日には花言葉で気持ちを伝えよう
誕生日は誰にでも毎年訪れる大切な記念日。その人が生まれてきてくれたことに感謝し、素敵な花言葉でお祝いしましょう。花言葉や花選びに迷った場合は、誕生月の花をメインにフラワーギフトを選んでみるのもおすすめです。
花言葉に想いを乗せ、普段口に出せない気持ちをしっかり相手に伝えてみたいという方は、ぜひフラワーギフトラボをご利用ください。きっと自分の気持ちを伝えられる花を見つけられるはずです。