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人事異動には花を贈って感謝の気持ちを伝えよう|おすすめの花を紹介

人事異動が増える3月~6月、送別会で同僚や上司に花束を贈って見送ったことがある方は多いでしょう。社会人になって何年か働いていれば何度も経験する異動の時期ですが、幹事になる機会がないと実際に贈る花を選ぶことは少ないものです。

どんな花束を選んだら良いのか、そもそも花束とアレンジメントのどちらを選んだら良いのか悩んでしまいますよね。この記事では、なぜ送別シーンで花を贈るのか、異動のシーンで贈る花束やアレンジメントの選び方、気を付けるべきポイントなどを解説していきます。

そもそも送別のシーンではなぜ花を贈るの?

お世話になった人への送別の贈り物では、花を贈ることが多いですが、なぜ花を贈るのでしょうか。相手が好きなものを選んだら良いのではと思う人もいるかもしれませんが、実は花を贈るのにはちゃんと理由があります。

感謝の気持ちが伝わる

花は、言葉では伝えきれない感謝の気持ちを伝えてくれます。お世話になった同僚や先輩に、いざ感謝の言葉を述べようと思っても、すべてを言葉にして伝えるのは難しいですよね。花のギフトを贈れば、そんな溢れる感謝の気持ちを、形を変えて伝えることが可能です。

心を豊かにしてくれる

新しい場所でのスタートである異動は、誰にとっても不安な気持ちが少しはつきものです。花には、フラワーセラピーという言葉もあるくらい人の心を癒す効果があります。

 落ち込んだときにふと美しい花や自然を見て心が安らいだ、という経験をしたことがある人も多いはず。贈った花は、異動や退職する人の心に寄り添って、次のステップに向けて前向きな気持ちを引き出してくれる手助けになるでしょう。

自宅で飾って思い出を楽しめる

写真と同じように、送別の日にもらった花束を見ると、いままでの職場の思い出がよみがえり懐かしい気持ちになります。なかなか日常的に花を飾る習慣がないという人であれば、なおさら特別感のあるギフトとして、忘れられない贈り物になるでしょう。

相手を困らせない

物を選ぶのも心を込めた贈り物に違いありませんが、万が一相手の好みではなかった場合、「せっかくもらったから使わないと」と相手を困らせてしまうことになります。気持ちのこもった贈り物だからこそ、譲ったり処分したりするのも気が引けるかもしれません。

花の贈り物なら、飾れば最終的になくなってしまうので、そんな余計な心配もありません。

異動の贈り物には花束?アレンジメント?

異動のギフトで花を贈る場合は、花束でもアレンジメントでも、どちらを選んでも問題はありません。花束とアレンジメント以外にも観葉植物や胡蝶蘭の鉢植えを贈ることもあります。ここでは、それぞれの特徴を見ておきましょう。

花束を贈るのにおすすめの人

花束のメリットは、アレンジメントに比べて美しい状態を長く楽しめるところです。大きな花束であれば、手持ちの花瓶に分けて生けたり、好きな花合わせで楽しんだりとさまざまな飾り方ができます。そのため、花が好きな人に贈るのであれば花束がおすすめです。

花束を長持ちさせるためには、は数日に1回、水替えという花瓶の水を新しく入れ替える作業を行う必要があります。そのため、忙しい人やあまりマメではない人には、花束より管理が楽なアレンジメントを贈るほうが、相手の負担が少ないのでおすすめです。

アレンジメントを贈るのにおすすめの人

アレンジメントのメリットは、管理が楽な点です。アレンジメントは、オアシスと呼ばれるスポンジ部分に花がさしてあるので水替えの必要がなく、スポンジが乾いたら水を足してあげるだけです。かごやオアシスといった資材が必要な分、同じ金額でも花のボリュームは花束よりも少なくなります。

普段花を飾る習慣がなく、管理するのが面倒と感じるタイプの人には、アレンジメントがおすすめです。置くだけで美しい花を楽しめるアレンジメントなら、あまりマメではない人にも喜んでもらえるでしょう。いつも花を飾らないからこそ、花の生命力や魅力をより感じてくれるはずです。

胡蝶蘭の鉢植えを贈るのにおすすめの人

高級なイメージがあり他の花より格式の高い雰囲気の胡蝶蘭は、役職のある人への贈り物や上司への異動のシーンで贈る花に最適です。1本立ち、3本立ち、5本立ちとボリュームを選ぶことができるため、相手の役職などに合わせて選ぶと良いでしょう。個人に贈る自宅に飾りやすい、花のサイズが2~5cmほどのミディサイズの胡蝶蘭を選ぶのもおすすめです。

異動のシーンで贈る花束やアレンジメントの選び方

色も花の種類も豊富な花束やアレンジメントですが、異動のシーンにはどんな花を選んだら良いのでしょうか。相手の好きな花は分からなくても、普段の服装や雰囲気で相手に気に入ってもらえる花束を選ぶことは可能です。

相手の雰囲気や好きな色を選ぶ

一言で花束やアレンジメントといっても、選ぶ色によって可愛らしい印象になったり、おしゃれな印象になったりとさまざまです。せっかくなら、相手の好みに合った花を贈りたいですよね。

花屋でオーダーする際に、贈る人の普段の雰囲気や好きな色を伝えれば、相手のイメージを想像してピッタリの花束を作ってくれるはずです。いつも持っている服やバックの色、なんとなく感じる雰囲気など、些細なポイントでも良いので、相談してみましょう。

 並んでいる花の中で相手のイメージに似合う花があれば、その花を中心にして束ねてもらうこともできます。

季節感のある花を選ぶ

会社の異動は、寂しい気持ちもありますが、新しい職場で新たな活躍を願って送り出すイベントでもあります。そんな異動の花束には、ぜひ季節感の感じられる花を選びたいものです。

例えば、特に異動が多い3月は桜のシーズンですよね。桜を花束に取り入れるのも良いですし、桜をイメージしたピンク系の花束やアレンジメントをオーダーするのも良いでしょう。その他にも、5~6月ならあじさいが美しいなど、季節感のある花束を贈れば、そのときの景色とともにより一層思い出に残るギフトになるはずです。

送別に合う花言葉を持つ花を選ぶ

花には花言葉があります。異動のシーンにピッタリの花言葉を持つ花を入れて束ねれば、気持ちがより伝わる花ギフトになります。ふと花の名前を調べたときに、花束やアレンジメントに秘められた花言葉に気づいてより嬉しさが増すなんてこともあるかもしれません。

移動の際に贈るのに最適な花としては、下記のような例が挙げられます。

  • スイトピー「門出・優しい思い出」
  • 白いバラ「心からの尊敬」
  • ガーベラ「希望・前進」
  • 白いダリア、ピンクのバラ「感謝」
  • ラナンキュラス「希望」

また、胡蝶蘭は蝶のように見える花の姿から「幸福が飛んでくる」という花言葉があります。

悩む場合は人気のある3色から選ぶ

好きそうな雰囲気が分からずに困っている場合は、人気のある3色から選んでみましょう。ピンク系は明るく優しい雰囲気に、オレンジ系は元気が出る花束やアレンジメントに、白グリーンならナチュラルでおしゃれな印象に仕上がります。白グリーンのナチュラルなカラーを選んだ場合は、ラッピングに色を入れてもらうと、華やかな雰囲気を出せるのでおすすめです。

上司の異動に贈る花で気を付けたいポイント

会社で働いていると、上司の異動の際に、花束やアレンジメントを選ぶシーンもありますよね。同じ会社の上司であっても、選ぶ花によって失礼に当たらないだろうかと心配になってしまう場合もあるでしょう。

そんなときのために、上司に贈る花のギフトで気を付けたいポイントも知っておきましょう。

同僚に贈るときより華やかに

花のギフトは、値段によって仕上がりの花束やアレンジメントのボリュームが変わります。特に同じ日に2人以上にあげる場合は、役職などにも気を遣って、一方だけが見劣りしないよう配慮することも必要です。

上司に贈るならボリュームが感じられる5,000円程度の花束、アレンジメントがおすすめです。10,000円となると持ち帰りが大変になりますが、5,000円で花を短めに丸く束ねたラウンド型で束ねてもらえば、紙袋でスマートに持ち帰りも可能です。

鉢物なら胡蝶蘭がおすすめ

上司の異動や同僚の昇格祝いなど、特別なお祝いに贈るなら、胡蝶蘭の鉢植えもおすすめです。大きい胡蝶蘭を個人に贈るのは少し大げさに感じるという場合は、小さく仕立てられたミディという胡蝶蘭もあります。

異動先の部署に贈る場合は、置くスペースなどを事前に確認してから最適なサイズの胡蝶蘭を選びましょう。せっかく贈った胡蝶蘭も、スペースに対して大きすぎるようであれば迷惑になってしまいます。

ミディサイズの胡蝶蘭であれば自宅にも飾りやすく、鉢物の中でも比較的管理が楽なので、贈られた人の負担も少ないでしょう。

異動で贈る花束・アレンジメントの相場は?

実際に贈る花束やアレンジメントの予算の相場はどのくらいなのでしょうか。予算によって花束やアレンジメントのサイズが変わるので、大まかな仕上がりサイズを知っておくと、送別代を集めるときにも役立つはずです。

ボリュームと予算の関係が分かりづらいという人は、店頭で3,000円分の花束を実際に束ねてもらい、見てみるのがおすすめです。実際に見て、ボリュームが足りないと感じるようであれば後から追加してもらえます。

同僚に贈るなら

同僚の異動のシーンで贈る花束、アレンジメントの相場は3,000円~5,000円ほどです。花束やアレンジメントを贈るときには、3,000円が1つの目安になります。3,000円を超えてくると、人前で渡しても見劣りしないボリュームのある花束がオーダー可能です。

上司に贈るなら

役職がある方への花束、アレンジメントの相場は5,000円~10,000円と、同僚に贈るよりは少し華やかなものを選ぶ会社が多いです。ただし、アレンジメントは器に水を含んだオアシスと呼ばれるスポンジをセットして花を生けてあるので、10,000円のものを選ぶとかなり重く、持ち帰りがしづらいのが難点です。

胡蝶蘭の鉢植えを贈る場合

ミディの胡蝶蘭なら、1~2本立てで5000円前後、3本立てでも10,000円~13,000円ほどで購入できます。大輪の胡蝶蘭は置き場所も悩みますが、ミディの胡蝶蘭なら観葉植物感覚で飾れるのも魅力です。ラッピングしてもらうととても華やかで、花も長く楽しめるので役職のある人や上司に贈る花ギフトには最適といえます。

異動の花に添えるおすすめのプレゼント

小さめの花束に何か添えたいときや、花束以外にも何か残るものを贈りたいと思ったとき、どんな贈り物を選べば良いのでしょうか。

贈り物は好みがあるので難しく考えがちですが、自分では選ばない意外なものをもらうのも、ギフトならではの楽しみです。心を込めて選んだ贈り物であれば、相手もきっと喜んでくれるでしょう。

メッセージカードや寄せ書き

花束やアレンジメントに、なかなか普段は伝えづらい感謝の気持ちをしたためたメッセージカードを添えれば、より一層喜んでくれるはずです。寄せ書きに思い出の写真も添えれば、新しい部署で心細くなったときの心の支えになってくれます。

少し高級なお菓子

なかなか自分のために買うことのない、少し高級なお菓子も花束と一緒にもらうと嬉しいものです。普段から甘いものは食べないという方なら、コーヒーや紅茶、日本茶なら喜んでもらえるでしょう。家族や子どもがいる人に贈るなら、一緒に楽しめるお菓子も良いですね。

ハンカチ・タオル

毎日使うものなので、何枚あっても困らない贈り物です。普段は買わない、手触りの良い上質なものを贈れば、きっと喜んでもらえるでしょう。贈り物でよく選ばれる靴下は、上司にあげると失礼に当たるので気を付けましょう。

ギフトカード

こだわりが強い人に贈る場合や、何を選んだら良いか迷ってしまうようなら、贈った人が好きなものを選べるギフトカードはいかがでしょうか。普段良く使うコーヒーショップのギフトカードなど、かさばらずに手軽に花束やアレンジメントに添えられるので重宝します。

異動のシーンで気を付けるべきポイント

人事異動という人生の節目のタイミングで贈る花束やアレンジメント、相手が不快に思ってしまったり、失礼になったりすることのないように、最後に気を付けたいポイントをまとめました。

持ち帰りにも配慮する

送別会で渡す場合、花束やアレンジメント以外に個人的な送別品も受け取ると、帰りの荷物がかなり多くなることが考えられます。そのまま持ち帰る必要がある場合は、紙袋で持ち帰りやすい花束やアレンジメントを贈るのも気遣いの1つです。

せっかくならボリュームのあるものをと思う気持ちも分かりますが、5,000円を超える花束は持ち帰りづらく、特に電車に乗って帰る場合はかさばって荷物になってしまいます。帰りの持ち帰りやすさも配慮して、花束やアレンジメントのサイズを選ぶのも心遣いです。

花屋で予約をしておく

花屋に行けば、当日でも花束やアレンジメントを作ってもらうことができますが、送別のシーズンは花屋にとっては繁忙期です。

当日行ってみたら予約がいっぱいで、予定の時間に花束が間に合わないなんてことにならないためにも、花束は事前に予約をしておきましょう。予約をするときは、来店日時と用途、予算に加え、希望の雰囲気も相談しておくのがおすすめです。

普段はあまり入荷していない花(ブルー系の花など)も、事前に希望があれば仕入れを調整してくれることもあるので、ぜひ事前予約して希望にピッタリの花のギフトをお願いしてみてください。

翌日渡す場合は必ず花屋に伝える

花束は贈る当日に購入するのがベストですが、予定の調整がつかず、やむを得ず前日に購入する場合もあるかもしれません。その際は、必ず花屋に相談しておきましょう。

事前に分かっていれば、保水のゼリーを多めに入れたり、なるべく長持ちする花で作ったりと、翌日も綺麗な状態を保てるように配慮してくれます。保管はなるべく涼しい場所で、紙袋に入れて、立てたままの状態にしておくのが安心です。

花屋に行くのが難しい人は通販も検討する

仕事が忙しい、他のプレゼントの用意もしなければいけないなど、忙しくてなかなか花屋に行く時間が取れないという人もいますよね。そんなときは、通販を活用してみるのもおすすめです。花屋は店舗の広さなどの関係で置かれている花が限られていますが、通販ならさまざまな花の中から選ぶことが可能です。

より贈る相手に最適な花を選びたいという方は、ぜひ通販もチェックしてみてください。

異動の贈り物には思い出に残る花をプレゼント

異動は人生の節目のタイミングです。心を込めて選んだ花ギフトは、次のステージでまた輝くために、前向きな気持ちを手助けしてくれるでしょう。異動のシーンで贈りたい花束やアレンジメントについて知って、気持ちよく送り出してあげられると良いですね。

異動のシーンで贈る花にお悩みの方は、ぜひフラワーギフトラボをご利用ください。フラワーギフトラボは、花束、アレンジメントなどのさまざまな贈り方に対応しているだけでなく、花の種類も豊富です。シーン別に最適な商品を検索することも可能なので、ぜひご覧ください。