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お見舞いに花を贈る際のマナー|適した花言葉や種類を紹介

お見舞いは誰にでも起こり得るイベントです。

親戚や友人、家族などが入院した時に、どんなお見舞いをしたらいいのでしょうか。相手を元気付けたいけれど、何を贈れば良いのか悩んでしまう方もいるかもしれません。

今回ご紹介するのは、花言葉で選ぶお見舞いの花選びの方法。「健康」や「希望」という明るく前向きな花言葉を持つ花をご紹介します。

花言葉にあなたの想いをこめて、贈ってみてはいかがでしょうか?きっと喜んでもらえますよ。

 

【元気・健康】お見舞いに贈りたい花言葉

大切な友達や家族が入院してしまった場合、お見舞いに行きたいと思いますよね。

お見舞いには、お花を贈るのがおすすめです。たとえば、元気・健康などの花言葉を持っている花は、お見舞いの際にぴったりですよね。

それではさっそく、お見舞いにピッタリな花言葉を持つ花をご紹介します。

 

黄色のマリーゴールド

マリーゴールド全般の花言葉は、実は「嫉妬」、「悲しみ」など暗いものが多いです。

しかし、黄色のマリーゴールドの花言葉は「健康」です。このように花言葉は色が変わるだけでも変わるので、花の色と種類は非常に重要なポイントとなります。

黄色は見ているだけでも元気が出てくるビタミンカラーなので、特におすすめのお花です。

オレンジ色のマリーゴールドだと、花言葉が「予言」に変わってしまうので注意してください。

 

ディモルフォセカ

ディモルフォセカとは、小さなひまわりのような可愛らしい花です。草丈は30cm程度で、5cmほどの花を付けます。咲きほこる季節は、春から夏まで咲き続けます。

その時期のお見舞いにピッタリな花かもしれません。色は、黄色だけではなくオレンジや白などもあります。そんなディモルフォセカの花言葉は、「元気」「豊富」です。

入院していると元気がなくなってきてしまいますが、ディモルフォセカを見て元気を取り戻してほしいですよね。

 

メランポジウム

メランポジウムとは、小さく黄色い花がとても可愛らしいお花です。高温多湿に強いという特徴があり、非常に丈夫で長持ちしやすいお花です。

メランポジウムの花言葉は、「元気」と「あなたはかわいい」です。

入院して元気がなくなっているときに、こんな素敵な花言葉の花をもらったら、嬉しく思ってもらえるのではないでしょうか。あなたはかわいいという花言葉も、元気のない患者さんにはとても嬉しい言葉のはずです。

花束にすると明るくとても可愛いので、おすすめですよ。

 

ユウゼンギク

紫色の細い花びらをたくさんつけて咲き誇るのはユウゼンギク。

ユウゼンギクの花言葉は、「若者に負けぬ元気」と「老いても元気で」です。これは年配の入院患者さんにぴったりの花言葉ではないでしょうか。

「若者に負けない元気を取り戻してほしい」「歳をとっても元気でいてほしい」そんな気持ちをこめて贈りたい花です。ユウゼンギクは、北アメリカ原産の多年草なので、どの季節でも比較的送りやすい花でしょう。

ちなみにユウゼンギクの名前の由来は、友禅染のような花の色がとても鮮やかであることにちなんでいるといわれています。

 

グズマニア

あまり聞いたことがないかもしれませんが、グズマニアとはパイナップル科のお花です。四方に広がる葉が細長くきれいですよ。咲く花も鮮やかな赤紫色をしていて、南国らしい雰囲気です。

そんなグズマニアの花言葉は、「いつまでも健康で幸せ」「情熱」「理想の夫婦」です。前向きな花言葉がたくさんついている魅力的な花ですね。夫婦間で贈るのにも向いているのではないでしょうか。

 

オステオスペルマム

カラフルな花が特徴的なオステオスペルマム。日本で出回っているものは、オステオスペルマム・バーベリエとオステオスペルマム・フルティコサムという2種類を交配させたものがほとんどです。

花の色は白や薄いピンクが多かったのですが、最近では黄色やオレンジの花を咲かせることもあるようです。

オステオスペルマムの花言葉はというと、「元気」「無邪気」です。

 

ピンク色のアジサイ

小さな花をたくさんつけて可愛らしいアジサイは、梅雨の季節を中心に良く見られます。

アジサイの花言葉は、「浮気」「無常」ですが、色がピンクになるだけでだいぶ変わってきます。ピンクのアジサイの花言葉は「元気な女性」「強い愛情」です。素敵な花言葉ですよね。女性の入院患者さんへのお見舞いにピッタリな花ではないでしょうか。

 

【希望・前進】明るく前向きな花言葉

次に紹介する花言葉は、【希望・前進】。

そんな明るく前向きな花言葉を持っている花たちを紹介していきます。

 

ガーベラ

ガーベラは、鮮やかなカラーが魅力的なお花です。たくさんの色の種類があるので、贈る相手が好きな色を選んでみてはいかがでしょうか。

ガーベラの花言葉は、「希望」「常に前進」「前向き」です。

常に前進を続けて病気を治してほしい、希望を持って病気と向き合ってほしい、前向きに進んでいってほしい……そんな思いを込めることができそうです。

 

ローズマリー

ローズマリーはシソ科に属する植物です。生葉や乾燥葉をハーブとして使うこともできる花で、実は花の部分も食べることができるんですよ。

白っぽい花をたくさんつける特徴があり、とてもかわいらしいお花です。

ローズマリーの花言葉は、「静かな力強さ」「変わらぬ愛」です。

 

タイム

タイムは、小さな花をたくさん実らせることで大きな花束になります。色は紫から白が多く、とてもかわいらしいお花です。

タイムの花言葉は、「勇気」「活気」。

頑張って病気や怪我と戦っている方に贈るのにぴったりな花言葉ですね。

 

パキラ

パキラの花言葉は「快活」「勝利」です。

パキラは観葉植物なので、鉢植えで売られています。入院されている方のお見舞いとしては鉢植えがタブーなので、パキラを贈るならば退院してから贈るのがおすすめです。

「快活」や「勝利」は病気に勝利した時にこそふさわしい花言葉。快気祝いとして贈ると喜ばれるのではないでしょうか。

 

サイネリア

サイネリアは、紫や青などの多種多様な色をした細長い花びらが特徴のお花です。

サイネリアの花言葉は「いつも快活」「喜び」。お見舞いにピッタリですよね。

実は、以前はシネラリアという名前で呼ばれていたため、死を連想させることからお見舞いには不向きとされていました。しかし、名前が変わった今ではあまり気にせず贈ることができるようになっています。

特に海外ではお見舞いのお花として一般的です。

喜びは退院する時の喜びだけではなく、手術の成功や病状が良くなっていることに対しても使えます。いつも快活は、常に快活でいることを今後予言するような花言葉ですよね。縁起のいい花言葉で、相手に喜んでもらえるはずです。

 

菜の花

食用とすることもできる菜の花も、お見舞いにピッタリの花言葉を持つ花なのです。

黄色い小さな花をたくさん咲かせる可愛らしい菜の花ですが、その花言葉は「快活」「明るさ」。

黄色く可愛らしい花の姿は、相手の気持ちも明るくしてくれそうです。

 

リンドウ

リンドウは、リンドウ科の日本原産の花です。茎はまっすぐのび、その先に花を咲かせます。根っこの部分は生薬にも使われる身近な植物なんですよ。日本中どこにでも咲いているので、見かける機会も少なくないと思います。

花の色は青や水色が中心でしたが、最近ではピンクや白のリンドウも存在しています。

そんなリンドウの花言葉は、「勝利」です。

病気に打ち勝つという気持ちを込めることができる花となっています。勝利はとても前向きなキーワードなのでおすすめです。

 

トルコキキョウ

トルコキキョウは、フラワーアレンジメントに使われる機会の多い花。名前を聞いたことがある方も多いと思います。

ふんわりとした花びらがとても美しく、色の種類も豊富です。そんなトルコキキョウの花言葉は、花の色によって異なります。

白のトルコキキョウは「あなたを想う」、紫のトルコキキョウは「希望」です。

「希望」、「あなたを想う」という花言葉は入院している方にぴったりではないでしょうか。恋人やパートナーに贈るのも素敵ですし、もちろん家族や友達にも贈りやすいです。

 

ヒペリカム

ヒペリカムは別名オトギリソウと呼ばれています。古くから日本で薬用として使用されてきたお花です。

オトギリソウがヒペリカムと呼ばれるようになったのは、海外から新しい品種が来たことで改良されたため、総称でヒペリカムと呼ばれるようになりました。

公園などで見かける機会も多い植物で、3cmから4cmほどの黄色い花を咲かせます。

そんな身近にあるヒペリカムの花言葉は、「悲しみは長く続かない」「きらめき」です。

病気と闘っている方にぴったりの花言葉です。「悲しみは長く続かない」の花言葉は、病気がより早くよくなることを暗示しているかのようです。

 

お見舞いの花を贈る際のマナー・注意点

ここまではお見舞いにおすすめの花を紹介してきましたが、お見舞いに行くうえでは、いくつかの守らなければならないマナーがあります。

マナーを守らずに贈ってしまうと、逆に嫌な意味を持たせてしまったり、迷惑になってしまうこともあるでしょう。せっかくの贈り物ですから、マナーはしっかりと守りましょう。

 

病院に確認をとる

お花を贈る際には、まず最初に病院に確認をとりましょう。病院によっては花の持ち込みが出来ない病院もあるからです。最近は、生花をお断りしている病院も多いようです。

持ち込みができたとしても、贈るうえで守らなければならないマナーがある可能性も少なくありません。

基本的には、フラワーアレンジメントのサイズなどがその一例です。サイズが大きすぎると病院側に断られてしまうこともあります。

ほかにも、相部屋の場合や1人部屋の場合でも守らなければならないマナーが多数ありますので、しっかりと病院に確認をとりましょう。

 

鉢植えは贈らない

お見舞いに行く際に注意してほしいのが、鉢植えは贈ってはいけないという点です。

お見舞いに花を持って行く場合は、花束やフラワーアレンジメントを選びましょう。

鉢植えは、根付く=寝付くと連想させてしまい、縁起が良くないといわれています。お見舞いの際には、鉢植えは絶対に贈らないようにしてください。

 

香りが強い花は注意

特に大部屋で注意が必要なポイントですが、香りが強い花はなるべく選ばないようにしましょう。

花の香りはとてもいいものですし、楽しむポイントでもありますが、入院患者に会いに行く場合には花の香りが強いものは選ばないようにするのがマナーです。

大部屋の場合、全員が全員花の香りが好きかといわれたらそうではありません。苦手な方もいますし不快に思う方もいるでしょう。そのため、お見舞いに花を持って行く場合は、香りが強すぎるものは選ばないようにしてください。

香りが強い花と言えば、ユリやフリージアなどです。大部屋ではトラブルの元になる可能性もあるため、注意しましょう。

 

不幸を連想させるお花は贈らない

お見舞いの際には、不幸を連想させるお花は贈らないようにしましょう。

たとえば、「キク」「ツバキ」「ユリ」「シクラメン」などがタブーとされています。

キクはお葬式を連想させます。ツバキは、花が散る時に枝から花全体が落ちる姿が、まるで人の首が落ちるようなイメージだからです。同じ理由で、「チューリップ 」も縁起が悪いと言われています。

上記で紹介したように、ユリはあまりにも花の香りが強く、大部屋などで迷惑に思う方がいるかもしれませんし、仏花を連想させるという点でもおすすめできません。

シクラメンは、名前に「死」と「苦」が入っており、ネガティブな言葉を連想させてしまいます。

これらの花は避けて、お見舞い用のお花を用意しましょう。

 

花の色に注意

花の色も注意しなくてはいけない点です。例えば、青や白や紫といったお供えで使われる機会の多い花は避けましょう。

赤い色の花は元気が出そうですが、血を連想させるため手術前などには向いていません。

 

お見舞いに花を贈るならフラワーギフトラボ

フラワーギフトラボはこちら

 

お見舞いの花を買うのに迷った際には、フラワーギフトラボがおすすめです。

「ギフト形式から選ぶ」「シーンから選ぶ」「色から選ぶ」など、さまざまなカテゴリから選ぶことができます。

「お見舞い」のカテゴリも用意されているので選びやすいですよ。

最後に、フラワーギフトラボの商品の中からお見舞いにおすすめのものをご紹介します。

 

ピンクの花がメインの可愛らしい花束

花束 スタンダードタイプ

 

「上品」、「思いやり」などの花言葉を持つ、華やかなピンク系のお花のメインの可愛らしい花束です。

思いやりを贈るという意味でも、とても素敵ですよね。

 

イエローガーベラの花束

イエローガーベラの花束(10本前後)

 

イエローガーベラがメインの、シンプルながらも明るくスタイリッシュな花束です。

上記でご紹介したように、ガーベラの花言葉は、「希望」「常に前進」「前向き」という非常にお見舞いに向いたワードが並んでいます。

 

ビタミンカラーで元気溢れるアレンジメント

豪華アレンジメント

 

ビタミンカラーで元気溢れるフラワーアレンジメントです。花の種類はお任せになりますが、明るいビタミンカラーのアレンジメントは見た人の気持ちも明るくしてくれそうです。

お見舞いのシーンだけでなく、それだけではなく家族や友人へのプレゼントにもおすすめです。

 

まとめ

今回はお見舞いにぴったりな花言葉を持つお花をご紹介しました。前向きな意味を持つ花言葉を込めて贈れば、より喜んでもらえるはずです。

この記事を参考に、お見舞いの気持ちを花言葉にこめて贈ってみてはいかがでしょうか。