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お世話になった上司に贈りたい花束/喜ばれるお花の種類や選び方のコツ

 

春になると、職場でお世話になった上司が退職されたり、人事異動や昇進などでもお花を贈る機会が多くなりますよね。

今までの感謝の気持ちや新たな出発を祝って、相手が幸福を感じて頂けるような花をチョイスしたいものです。

家族やお友達にならお花を贈ったことはあるけれど、上司に贈るのは初めてという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、お世話になった上司に心から満足して頂けるようなお花の選び方を紹介します。

すてきな花言葉がついているお花やフラワーギフトの種類も紹介しますので、フラワーギフト選びの参考にしてみてくださいね。

 

お世話になった上司に花を贈るメリット

普段の生活の中で、お花を貰う機会はそう多くはありません。

特に男性の場合、自分のためにお花を買うという習慣はない方が多いのではないでしょうか。お花は身近にありながら、特別なもの。

したがって、職場でお世話になった上司に感謝の気持ちを伝えるには適切な贈り物と言えるでしょう。

その他のメリットも紹介します。

 

①場が華やかになる 

お花は会社を去る人への餞(はなむけ)に、ずっと幸福でいてほしいという願いを込めて贈るもの。また、その場を華やかな雰囲気で包んでくれる魅力もあります。

上司が職場を離れる理由にはさまざまな理由があるでしょう。もう以前のように会えないという思いがそれぞれの心にあるので、寂しさがつきものです。

しかし、お花を渡せば、お花が持つ美しさやお祝いの雰囲気が周囲の人をホッと和ませてくれるでしょう。

 

②特別感や季節感を演出できる

花束などのフラワーギフトには、贈る人も贈られた人も幸せにするような特別感もあります。同じ職場で共に頑張ってきた仲間や部下が、自分のために選んでくれたお花なら喜びも格別なのではないでしょうか。

そのためには、日頃から上司が好きそうなお花や、色などをチェックしておくと良いですね。

また、贈る相手が女性の場合は、季節感があるお花を選ぶことで特別感を味わってもらえるでしょう。

春ならスイートピーやチューリップ、夏ならひまわり、秋ならばダリア、冬の場合はモレアやアイスランドポピーなどがおすすめです。

 

③言葉にできない気持ちを伝えられる

感謝の気持ちや、祝福の気持ちを上司に届けたいけれどなかなか言葉にするとなると難しいですね。

また、ちゃんと伝えたいと思ってはいても、ついタイミングを逃してしまうこともあるでしょう。

その点フラワーギフトならばメッセージカードを添えることもできるので、自分の想いを形にできるメリットがあります。

 

お世話になった上司に花を贈る際に気をつけるポイント 

お世話になった上司にお花をプレゼントする場合、注意したいことがいくつかあります。

喜んで頂きたくてお花を贈ったのに、ちょっとしたことで重荷になることもあるので気をつけましょう。

上司が会社に来る最後の日や、送別会でお花を贈ろうと考えている方はこのポイントをチェックしておいてくださいね。

 

①渡すタイミング

まず1つ目は渡すタイミングです。

退職当日にお花を贈ろうと考えている方は、特に注意しましょう。

その理由は、退職当日は余裕がなくバタバタとしているので渡すタイミングを逃してしまうことがあるからです。退職する日には私物を持ち帰る可能性もあるので、荷物が多くなってしまうことも考えられます。

したがって、もし会社で渡すのならば退職する数日前に渡すのもおすすめです。もし個人的に贈るなら、なるべく目立たない場所で渡すようにしましょう。

タイミングが掴めないときは、自宅に送る方法もあります。

送別会で渡す場合は、会の締めのあいさつの後に手渡しすると良いでしょう。

 

②サイズ感 

お花を贈るタイミングの多くは、職場か送別会の会場でしょう。

もし上司が、その場所から電車やバスで帰る時にはあまり大きなサイズの花束では持ち帰りにくいことも考えられます。

今はフラワーギフトの種類も増えて選択肢がたくさんあるので、上司が持ち帰るのに困らないサイズのお花をチョイスしましょう。

もし心配な場合は、花束が入るくらいの紙袋などを用意すると良いですね。

 

③縁起にも注視しよう

 上司にお花をプレゼントする場合は、縁起や迷信などにも注意が必要です。

もちろんお花はどれもが美しいですが、一般的にあまり縁起が良くないとされていたり、古くから持ち帰ると災いが起こると言われているお花もあります。

例えば白い大輪の菊は葬儀で使われることが多いので、お祝いのお花としてはふさわしくありません。

また、椿の花は、散る時にポトリと首から落ちてしまうのでお祝いでは用いられることはないでしょう。

相手が縁起を担がない大らかな方であったとしても、お祝いに適したお花をチョイスしておけば間違いないですね。

 

④上司に花を贈る時の相場 

上司にお花を贈る時には、個人の場合は3,000円〜5,000円未満。

複数でお金を出し合うケースでは、人数にもよりますが10,000円〜くらいが相場と言われています。

ただしこれは一般的な相場なので、上司との親密度や関係性によってケースバイケースで変更してください。

相手の立場や勤務年数なども考慮して、恥をかかせないようなギフトを選ぶようにしましょう。

 

⑤花言葉を調べよう 

花には、1つ1つにそれぞれメッセージがあります。お花を贈る時に、花言葉を意識して選ぶと喜んで頂けるのではないでしょうか。

人事異動や退職・昇進など、会社を去る理由によっても選びたいお花は違うと思いますが、上司に今までの感謝の気持ちが伝わるような花言葉がついているお花を選びましょう。

男性の場合は、お花に無関心な方もおられるので、フラワーショップの方に頼んで花言葉を添えて贈るのも素敵ですね。

以下の項目で晴れの日にふさわしい、小粋な花言葉がついているお花を紹介しますので参考にしてください。

 

上司が男性の場合/おすすめのお花 

男性の場合、自分のためにお花を買う習慣がある方は少ないかもしれません。

普段お花に触れることがないので、花を貰った時の特別感は忘れられないものになりますね。

ただし特別お花に関心がない男性でも、好きなお花はあるかもしれませんので、事前にリサーチするのも大事なポイントです。好きなお花を贈って貰えたら、喜びもひとしおですよね。

ここでは素敵な花言葉がついているお花を、男性編・女性編と分けて紹介しますので、花を選ぶ際の参考にしてください。

 

①青い色のバラ 

まず1つ目に紹介するのは、青いバラです。

青いバラの魅力は何と言ってもその存在感ではないでしょうか。

昔は青いバラを作るのは不可能とされていていましたが、数々の研究を重ね交配を繰り返した結果、遺伝子組み換え技術によって2004年に誕生しました。

それによって青いバラの花言葉は「不可能」から「夢叶う」に変更。

何とも夢のあるお花ですね。

人生の分岐点に立っている男性に贈るには最適なお花なのではないでしょうか。

 

  • 青いバラの花言葉・・・夢叶う・奇跡

 

バラを愛する研究者たちの夢だった青いバラは、2004年に誕生して2009年にはアプローズというブランド名でリリース。

現在では全国のフラワーショップで展開されています。

「夢叶う」や「奇跡」は、そんな所から生まれた花言葉だと言えるでしょう。

 

②ラナンキュラス

ラナンキュラスの原産地は地中海沿岸部。キンポウゲ科の植物で、薄い花びらを幾重にもまとって咲く姿は愛らしく、見ているだけでも癒されるお花です。

種類にもよりますが、その花びらは100枚〜200枚以上もあると言われています。

そのため、一輪だけでも、凛とした存在感があるのが特徴でしょう。

花期は4月〜5月です。

花の色も白・ピンク・黄色とさまざまあるので上司の好きな色をチョイスすると良いですね。

 

  • ラナンキュラスの花言葉・・・晴れやかな魅力

 

ラナンキュラスの主な花言葉は「魅力」です。

カラーによっても変わりますが、人事異動や転職などで会社を去る方には最適なメッセージが込められています。

 

③トルコキキョウ 

トルコキキョウの原産地は北アメリカで、リンドウ科の植物になります。

一重咲きと八重咲きがあり、お花の大きさやカラーも色々な種類があるお花です。品種改良が進んだ昨今では、大輪の八重咲きタイプがプレゼントとして人気があります。

他のお花との相性も抜群なので、カスミソウなどと合わせて贈るのも素敵なのではないでしょうか。

 

  • トルコキキョウの花言葉・・・すがすがしい美しさ/希望

 

トルコキキョウの花のメッセージは、カラーごとに異なります。

でも、どれをチョイスしても失礼に当たることはないので安心して贈ることができますよ。

優美な美しさを持ったこのお花は、ブライダルブーケとしても見かけることが多いでしょう。人生の門出を祝うのにはピッタリです。

 

上司が女性の場合/おすすめのお花 

上司が女性の場合、どんなお花が良いのか迷ってしまいますね。

失敗しないコツは、相手のイメージに合っているお花を選ぶことです。また、晴れの日にふさわしく、華やかさもプラスすると喜んでもらえるでしょう。

ここでは、女性の上司にプレゼントすると喜ばれるお花の種類を紹介します。

 

①ダリア 

最初に紹介するのはダリアです。原産地はメキシコでキク科の植物になります。

ダリアも人気があるお花なので、品種改良が進み色も種類も豊富です。

初秋のお花ですが、切り花としては通年出回っています。

見た目は牡丹に似ていて華やかな印象です。

他のお花と合わせる場合は、シンプルな花びらを持つアルストロメリアやスタイリッシュなカラーなどがすてきですよ。

 

  • ダリアの花言葉・・・感謝

 

ダリアも色によって花言葉が違いますが、全体のメッセージは「感謝」です。

いつでもそばで見守ってくれた上司に、心からのありがとうの気持ちを込めて贈るのにピッタリですね。

 

②ピンク色のバラ

次に紹介するのはピンク色のバラです。バラの魅力は何と言ってもその品種の多さではないでしょうか。

バラは、観賞用としてだけではなく、香料の原料としても栽培され活用されてきました。

その歴史は紀元前1500年頃からとも言われています。

華麗な美しさと優雅な香りは、今もなお多くの女性から愛され続けていますね。

もし花束にするなら、ベビーピンクと濃いピンクを組み合わせることでゴージャスな雰囲気になりおすすめです。

お洒落な女性の上司に喜んでもらえそうですね。

 

  •  ピンクのバラの花言葉・・・感銘/上品

 

ピンクのバラの花言葉は数多くありますが、どれも美しいものばかりなので安心して贈れるでしょう。また、濃いピンクのバラには「感謝」というメッセージがつけられています。

 

③チューリップ 

次に紹介するのは季節感あふれるチューリップです。

こちらはトルコが原産地。トルコでは国のシンボルとして称えられ、国花として国民から愛され続けています。

チューリップの魅力は花色の多さで、白・ピンク・オレンジ・黒・赤・黄色・オレンジなど色とりどりですよね。

また咲き方も一般的な一重咲きからパロット咲き、八重咲きなどたくさんの種類があって選ぶ楽しみもあります。

色合わせで子供っぽい雰囲気になってしまいそうな時は、思い切ってシックな色合いのシンビジウムなどと組み合わせると素敵です。

 

  • チューリップの花言葉・・・博愛/思いやり

 

チューリップは、さまざまな品種があり品種別に花言葉があります。

またカラーによっても意味が違うので、もしお花に詳しい方に贈る場合は注意が必要です。

花言葉でチョイスするのなら、白と黒、また黄色のチューリップは避けた方が良いでしょう。

おすすめは「名声」「高貴」の花言葉がついているモンテカルロという品種。

また淡いピンク色のアンジェリケという品種のチューリップの花言葉は「夢」です。

人生の晴れ舞台に立っている上司に贈るには、ピッタリの花言葉ではないでしょうか。

 

その他のおすすめのお花 

その他にもお世話になった方に贈るのに最適な意味を持ったお花があるのでまとめて紹介します。

 

  • スイートピーの花言葉・・・門出/やさしい思い出

かわいらしいスイートピーのお花も春が旬のお花。

メインのお花に添えても良いですし、カーネーションやカスミソウと組み合わせると豪華になります。

 

  • ガーベラの花言葉・・・希望/つねに前進

ガーベラも陽気な雰囲気があるので花束などに使われる頻度が高いお花です。

一輪でも華がある不思議な魅力を持っています。

 

  • 胡蝶蘭の花言葉・幸福がとんでくる

ゴージャスなお花の胡蝶蘭にもステキな花言葉がつけられています。

お世話になった日々への感謝の気持ちと共に、これから新しい道を歩まれる上司の幸福を願う素晴らしいギフトになるでしょう。

ただしビジネスのシーンにおいては、会社から自宅に持ち帰ることも視野に入れて贈るようにしてください。

 

上司に贈る/おすすめのフラワーギフトの種類 

お花の種類やサイズによって、予算を調節できるのがフラワーギフトの魅力です。

また、メインのプレゼントに何か華を添えたいときにも喜ばれる贈り物になるでしょう。

しかし、昨今では実にさまざまなフラワーギフトがあります。

例えば結婚式などで使用するブーケをはじめ、オーソドックスな花束、フラワーアレンジメントやプリザーブドフラワーなど……。

ここでは、たくさんあるフラワーギフトの特徴や選び方のコツをご紹介しましょう。

 

①花束 

誕生日や記念日のみならず、母の日や卒業式などあらゆる場面で大活躍するギフトが花束です。

こちらは切り花を一つに束ねたシンプルなものですが、昔からとても人気がありますね。

両手に抱えきれないほどの大きな花束は、女性にとって永遠の憧れではないでしょうか。

 

②プリザーブドフラワー

プリザーブドフラワーは、生花を長く保持できるように加工されたもので手入れが要らない点がメリットです。

人工物なので、自然にはないカラーを創り出すこともできます。生花よりも価格は高めですが、長い間お花を楽しみたい方にはおすすめですよ。

環境にもよりますが、1年〜2年ほどはきれいな状態を保つことができます。

 

③ボックスフラワー 

次に紹介するのはボックスフラワー。

こちらは箱の中に彩り豊かなお花をアレンジメントして詰めたものです。箱を開ける時のドキドキした感覚を楽しみたい方や、遊び心がある方への贈り物に最適ですよ。

また、ボックスフラワーは箱に入っているので、コンパクトで持ち運びしやすい面もメリットでしょう。

 

お世話になった上司に感謝の気持ちを込めてフラワーギフトを贈ろう 

今回は、お世話になった上司への贈り物にふさわしいお花の種類や気をつけるポイントを紹介しました。

贈る時は、お花を渡すタイミングや場所なども考慮して相手の負担にならないように工夫しておくと安心です。

せっかくのフラワーギフトを新鮮な状態で渡せるようにスケジュールを組むことも必須です。希望の花の種類がある場合などは、事前にお花屋さんに予約を取っておくのも大切です。分からないことがあれば、お店でお花のプロに相談してみるのもおすすめですよ。

通販で注文する際には、配達日時を指定して送ってもらうようにすると安心です。

この記事を参考に、相手に喜ばれる素敵なフラワーギフトを贈ってくださいね。